2022年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

コメント・トラックバックの取り扱いについて

  • コメント・トラックバックをお寄せいただき,ありがとうございます.blog主が確認ののち,公開されますのでしばらくの間,お待ちいただくことがありますがご了承ください.当blogに無関係な内容のコメント・トラックバックはblog主の判断で削除されるものもあります.

「貸出至上主義者」度チェックβ版

ココログ


ほし2

« ベートーヴェン/交響曲第6番 | トップページ | ブルックナー/交響曲第5番 »

2008/04/18

J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ

J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV1001-1006@ルドルフ・ゲーラー(アルテ・ノヴァ:74321 67501 2)

 1997年7月の録音.
 普段聴いているこの作品と何処と無く異なってこの演奏が聴こえるのは,オルガニストで古楽復興の初期の担い手のひとりでもあったアルベルト・シュヴァイツァー(もちろん,あの「密林の聖者」シュヴァイツァーである)が考案した「バッハ弓」を用いた演奏だから.「バッハ弓」とは,この作品に頻出するポリフォニックな4和音を弾きこなすためには,特殊な弓が使われていたに違いないというある種の思い込みから生み出された,ほとんどこの作品のためだけに「復元」されたヴァイオリン用の弓のことである.故にこの録音では,4和音の箇所で通常使用される前打音風のアルペジオはまったく聴こえてこないため,常の演奏とはいささか様相を異にする演奏がここでは聴ける,というわけである.

 生憎「バッハ弓」はバッハ時代の音楽に対する研究の進展とともに,その時代における存在が全く否定されてしまったが,何故か今度は現代の作曲家が「バッハ弓」に目を付けて,この弓を用いた作品を書いているというのだから,世の中何処に幸運がころがっているかわからない(^^;).

« ベートーヴェン/交響曲第6番 | トップページ | ブルックナー/交響曲第5番 »

今日のBGM」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

« ベートーヴェン/交響曲第6番 | トップページ | ブルックナー/交響曲第5番 »

UNIQLOCK

ついった

「愚智提衡而立治之至也」のはてなブックマーク注目エントリー

「愚智提衡而立治之至也」のはてなブックマーク人気エントリー

あわせて読みたい

  • あわせて読みたい

只今積読中

ココログ図書館ネタ