ブラームス/ヴァイオリン協奏曲
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77@ギドン・クレーメル&レナード・バーンスタイン/ヴィーン・フィル(DG:F00G 27056)
1982年9月の録音.
クレーメルには2度目の録音(最初の録音はカラヤンとだった)になる.ここでは第1楽章のカデンツァにマックス・レーガーの「前奏曲」ニ短調作品117の6という,ほとんどこの協奏曲とは縁も所縁も無さそうな作品をはめ込むという,クレーメルらしい凝ったことをやってのけている.録音当時は物議をかもしたが,僕には当時も今もそれほど違和感も無く(^^;),この演奏を聴き続けていますよ.
終楽章は,いつも冷静沈着に見えるクレーメルが珍しく,バーンスタインともども前のめり気味に怒涛の突進を聴かせてくれるのもウレシイ.
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