2022年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

コメント・トラックバックの取り扱いについて

  • コメント・トラックバックをお寄せいただき,ありがとうございます.blog主が確認ののち,公開されますのでしばらくの間,お待ちいただくことがありますがご了承ください.当blogに無関係な内容のコメント・トラックバックはblog主の判断で削除されるものもあります.

「貸出至上主義者」度チェックβ版

ココログ


ほし2

« ベートーヴェン/交響曲第9番 | トップページ | ドヴォルジャーク/チェロ協奏曲ロ短調 »

2008/03/16

諸井三郎/交響曲第2番

諸井三郎/交響曲第2番作品16@山岡重信/読売日本交響楽団(ビクター/タワーレコード:NCS608-609)

 1972年7月の録音.
 1937(昭和12)年から38年にかけて作曲され,1938年10月12日,ヨーゼフ・ローゼンシュトック指揮の新交響楽団により初演された.初演後久しく演奏されず,このレコーディングが2回目の演奏であったそうである(柴田南雄執筆のCD解説による).諸井三郎(1903-1977)の交響曲は先般,重厚晦渋な第3番作品25の録音が世に出ているが(ナクソス:8.557162J),この作品も第3番ほど晦渋ではないにせよ,内省的で重厚でマックス・レーガーを思わせるような重苦しさを漂わせる音楽が展開される.「闘争から勝利へ」というよりも「闘争に次ぐ闘争」という雰囲気なのは,やはり満洲事変からこちらの世界大戦の時代の反映でもあろうか.

 演奏は,手堅く作品を音にしてみました,というところだが,それでもこの作品の重苦しさや時代の苦悩は充分に伝えることが出来ていると思われる.いい演奏である.

« ベートーヴェン/交響曲第9番 | トップページ | ドヴォルジャーク/チェロ協奏曲ロ短調 »

今日のBGM」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 諸井三郎/交響曲第2番:

« ベートーヴェン/交響曲第9番 | トップページ | ドヴォルジャーク/チェロ協奏曲ロ短調 »

UNIQLOCK

ついった

「愚智提衡而立治之至也」のはてなブックマーク注目エントリー

「愚智提衡而立治之至也」のはてなブックマーク人気エントリー

あわせて読みたい

  • あわせて読みたい

只今積読中

ココログ図書館ネタ