ブラームス/交響曲第4番
ブラームス/交響曲第4番ホ短調作品98@ジョン・バルビローリ/ヴィーン・フィル(EMI:TOCE-3096)
1967年12月の録音.
バルビローリ節全開(^^;)の名演である.憂愁と諦観,という第4番のイメージにもっとも相応しい解釈であり,演奏であろうか.ヴィーン・フィルの絃がまた,ふるいつきたくなるような美音を奏でていて,哀愁に満ちたブラームスを表現するのにもってこいの音を撒き散らかしている.自分でも,今日はこりゃ「ブラームスの交響曲第4番」を評するに世間に広まっているステレオタイプなことしか書いてないと思うけど,そのステレオタイプを生み出したのは,実はこの演奏じゃあるまいな(^^;)?
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