ジョン・ウィリアムズ/管楽アンサンブルのためのシンフォニエッタ
ジョン・ウィリアムズ/管楽アンサンブルのためのシンフォニエッタ@ドナルド・ハンスバーガー/イーストマン・ウィンド・アンサンブル(DG/タワーレコード:PROA-24)
1969年5月の録音.
ジョン・ウィリアムズ(1932-)というのは,もちろん「ジョーズ」「スター・ウォーズ」「スーパーマン」「1941」「ハリー・ポッター」などの映画音楽の作曲家として知られるジョン・ウィリアムズのこと(^^;).彼の作曲の師匠はギター作品で知られるカステルヌオーヴォ・テデスコ(1895-1968)で,映画音楽に比較すると数は少ないながらもシリアスな作品も書いている.
そのひとつが演奏時間20分弱のこの「シンフォニエッタ」で,なんと無調とジャズの融合が図られているらしい.緩-緩-急の3楽章からなる緊張感に満ちた音楽で,あの華麗な映画音楽を支えているオーケストレーションの確かな職人的腕前は,この作品でも既に明らか.前衛的で表現力の確かな,なかなか面白い作品なので,日本の吹奏楽団体でも,たまには取り上げられないものかな?
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