J.S.バッハ/ヨハネ受難曲
J.S.バッハ/ヨハネ受難曲BWV245@フィリップ・ヘレヴェッヘ/ラ・シャペル・ロワイヤル管絃楽団(ハルモニア・ムンディ・フランス:HMX2951264/2951265)
1987年4月の録音.ヘレヴェッヘにとっては旧録音になる.
今日(3月21日)が2008年の「聖金曜日」であることを,つい2,3日前に知ったという間抜けぶりだが,当方クリスチャンというわけではないのでお目こぼしを乞うm(_ _)m
一般的にJ.S.バッハの「ヨハネ受難曲」は「マタイ」に比べて表現が劇的,という評価であるようだが,このヘレヴェッヘは何処か静謐なものを感じさせる演奏である.僕のような不心得者にも,「敬虔」という言葉を思い出させてくれるあたり,見事な作品であり,見事な演奏であろうか.これ以上,今日は言葉は必要ないか.
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コメント
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ああっ! ヘレウェッヘ、やはし古楽はいいんですよねぇ。ここ10年ほどの間に力を入れるようになった19世紀モノのダメさを考えるとフシギです。第九なんて、聴くのがほとんど「苦行」ですぜorz 80年代に録音したフォーレクは非常に良かったのに……何故?!
投稿: ふみお | 2008/03/22 00:24
>>ふみおさん
ホント,ヘレヴェッヘは古楽というか声楽というか,でやってないこと/やってほしいことが,まだまだいろいろあると思うのですが,全然向いてないブルックナーなぞ録音してどうしようというのでしょうねえ(4も7も買いましたけどさっ).
ヘンデルやゼレンカや,ハイドンのミサ曲だって録音してもよさそうなんですけどねえ.シュッツもバッハもまだまだ残っていそうだし.
投稿: G.C.W. | 2008/03/23 19:55