チャイコフスキー/交響曲第4番
チャイコフスキー/交響曲第4番ホ短調作品36@ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(DG:419 872-2)
1976年12月9日-10日の録音.
このblogで既に一度ならず取り上げた録音だとは思うが,まずはカラヤン(1908-1989)全盛期の名演奏・名録音である.言葉のあらゆる意味で「完璧」とは,このような演奏を指すんじゃないかと思われるほどの完成度に達している.とにかく,LPから30年近い付き合いだが,何度聴いても飽きることが無いばかりか,その素晴らしさを堪能するのみという有様(^^;).僕にとっては,ムラヴィンスキーは別世界の演奏なのでそれはさておき,他の録音は「お呼びでない」と言いたくなる衝動に駆られる,ほとんど唯一の録音ではないかと.
カラヤンによるベートーヴェンやブラームスの録音が忘れ去られても,カラヤンのチャイコフスキーとリヒャルト・シュトラウス,それから新ヴィーン楽派の録音は最後まで音楽愛好家の記憶に残るだろうな.
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