アルヴェーン/交響曲第1番
アルヴェーン/交響曲第1番へ短調作品7@ネーメ・ヤルヴィ/ストックホルム・フィル(BIS:CD-395)
1988年2月11日と13日の録音.寒いから,やっぱり北欧系の音楽を引っ張り出します.
このヒロイックでニールセンを髣髴させる華麗なオーケストレーションを鳴らす作品は,アルヴェーン(1872-1960)の交響曲では,もっともまとまりのいい,求心力のある交響曲ですね.2番以降,アルヴェーンの交響曲は求心力より遠心力が働くような音楽になっていきます.そこにハマるかハマらないか,の別が出て来るような気がしますが,この第1番はアルヴェーンの音楽にのめり込めないひとでも,充分に楽しむことが出来るでしょう.
« ショパン/幻想曲 | トップページ | ラフマニノフ/「鐘」 »
「今日のBGM」カテゴリの記事
- 「わかりやすさ」とは(2010.07.06)
- 玲瓏な(2010.07.04)
- アマデウスの影(2010.06.30)
- 心を音に載せるテクニック・・・・・・(2010.06.29)
- インテルメッツォ(2010.06.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント