J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番
J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007@ペーター・ブルンズ(OPUS111:OPS 30-176/177)
1996年5月の録音.使用楽器は1730年ごろのカルロ・トノーニとの由.
このチェリスト,10年前も今もあまり知られてないんじゃないかしらと思うけど,僕は好きなのね.演奏が実に人間味に溢れているというか,音楽に注ぐ眼差しがあたたかいというか,とにかく音楽に対して近寄りがたさというものをほとんど感じさせない,素敵な音楽性の持ち主だと思うのです.音楽に「神」がいても一向に構わないけど,それが崇拝の域に達して挙句に排他に作用するのはどんなものかと考えるわけで,それは実のところ図書館業界も同じ事だろうな,と.何時までも「信仰」一本槍で,現状は魔女裁判か異端審問しか道が無くなっているというのは如何なものかな?
これからしばらくは,行く道を探す旅をしている暇はないのだけど,年度初めの何時ものドタバタが一段落したら少し考える時間を作りたいなと考えてますよ.
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