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2007年11月4日 - 2007年11月10日の記事

2007/11/10

ブルックナー/ミサ第3番

ブルックナー/ミサ第3番へ短調@コリン・デイヴィス/バイエルン放送交響楽団(フィリップス:422 358-2)

 1988年6月の録音.
 ブルックナーは生前,オルガニストとしては大成功し,宗教音楽の作曲家としてもかなりの程度は成功した作曲家だったが,このミサ第3番はブルックナーによる宗教音楽の最高峰とも呼べる傑作で,作曲家の生前から何度も演奏されている.
 このCDは日本で発売されたときに買ったものだけど,今頃になってようやくブルックナーのミサ曲が聴けるようになった自分に驚いてみたりしている(^^;).少なくとも20代から30代にかけては,とてもこの録音が退屈で聴くに耐えなかったはずなのに,今やこの録音を聴いて疲れを癒している自分がここにいるのだもの.年は取ってみるものだわ.いいことか,悪いことかはよくわからないけどね(^^;).

『枢密院議長の日記』

 久し振りに,読了本の感想など.

 『闘う皇族』(浅見雅男著/角川選書380/角川書店/2005年10月初版)でも重要な資料として取り上げられていた,司法官僚・宮内官僚として最後は枢密院議長まで務めた倉富勇三郎(1853-1948)が1919(大正8)年から1944(昭和19)年まで297冊にわたって書き継いだ「日記」(現在は国立国会図書館所蔵)を,佐野眞一が約7年かけて読み込んだ箇所(大正11年,12年とその他一部分)について,あれやこれやとツッコミを入れているのが本書である.

 7年かけても,その一部分しか読めなかった「倉富日記」の読みづらさを味わいたい方はこちらをどうぞ.この文字に,よく7年も付き合ったものだと,その労苦には心からの敬意を捧げる.倉富の親戚筋だった広津和郎や,みすず書房の小尾俊人も挫折したという曰くつきの難物を,限られた部分とは言え,ここまで面白い(!)読み物に仕立て上げることができただけでも,佐野眞一とその協力者たちの業績は偉とするに足りる.恐らく,今後も利用する研究者こそ存在すれども「倉富日記」の全文が解読・刊行されることはまずあるまいから,この本は末永く「倉富日記」の入門・解説書として第一に挙げられれることになるだろう.

 ただしこの本,『枢密院議長の日記』と題されているものの,実際に枢密院議長(1926-1934)を務めた頃の日記を扱った箇所は,それがロンドン軍縮条約(倉富には外交と軍事は不向きだったと思しい)を主に取り扱っていることもあっていささか精彩を欠く嫌いが無きにしも非ずで,むしろ皇族,華族連中の私的なスキャンダルを取り繕うことに懸命な宮内官僚としての倉富が描かれている第三章から第六章が無類に面白い.第一章で「宮中某重大事件」も扱っているけど,これは上記浅見著の方に一日の長があるようだ(だからなのか,第一章では浅見著と重複する事象が扱われているのに本章内に浅見の名前も書名も出て来ない[巻末の参考文献には挙げられているが]のが,倉富が主人公であるだけに何やら微笑ましい).





2007/11/09

チャイコフスキー/交響曲第6番

チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」@エウゲニ・スヴェトラーノフ@ソヴィエト国立交響楽団(BMG/メロディア:74321 40066 2)

 1967年の録音.スヴェトラーノフ(1928-2002)壮年期の仕事である.
 さすがに音楽が前へ前へと突き進む,その力は大したもの.カラヤンのような,色気とか耽美的なものは感じないけど,何とも無しにスケールの大きさを感じさせる,ある種すがすがしい演奏.オケの統率は若いのにお見事.一糸乱れず,というところ.

タイトルを付ける気にもならない

 報知新聞【新井号泣 広島と決別…FA移籍表明

 記者会見で泣くくらいなら,FA宣言しなければいい.カープで一人前にしてもらっておきながら,後ろ足で砂かけるような行為をしておいて「カープが大好き」だなんて言ってほしくなかったね.優勝争いへの渇望? 何故この15年,カープが優勝争いにも加われないかって,監督の采配もさることながら,FAでの人材の流出が止まらないからじゃないか.育てても育てても選手は「権利」だとカープを出て行く.自分たちで優勝できない環境を作っておきながら,カープが優勝争いに加われないと,どの口が話しているのだ.

 FAは確かに選手が好成績をあげて獲得した個々の権利である.僕も義理人情がこの世のすべてだとはおもっていない.もっとお金が欲しければ,高く売れるうちに自らを高く売るのもいいだろう.だから,「お金」を涙でごまかすような行為はしてほしくない.「カープは企業努力を怠っているので,他の球団に行く」と,どうして笑って言ってくれなかったのか.

 さらに,タイガース入りが既定路線のように報じられているのも気に入らない.中日新聞を親会社に持つドラゴンズが読売新聞への対抗心を燃やして読売の邪魔をしつつ,いい選手をかっさらうのはまだしも理解の範囲内だ.しかし,タイガースがプチ読売化して,どこのチームだかわからないようなラインナップを組み優勝争いをしなくちゃならない理由が何処にあるというのだ? 大阪が東京に対抗心を燃やすのはわかるが,大阪は東京とは違う方法を採ることで東京を倒さなければ意味が無いのではなかったのか.

 中国新聞は【落胆「カープどうなる」 新井選手移籍へ】と書くが,これはひとりカープ球団の危機にとどまらない.プロ野球がこんなにつまらないものだと思ったのは,30年以上プロ野球を見てきて初めてのことだ.これから,どんどん「プロ野球」はつまらない方向へ進んでいくのだろう.

2007/11/08

モソロフ/絃楽四重奏曲第1番

モソロフ/絃楽四重奏曲第1番作品24@ノヴォシビルスク“フィラルモニカ”絃楽四重奏団(アルテ・ノヴァ:74321 48722 2)

 1994年5月の録音.
 管絃楽曲「鉄工場」で知られるロシア・アヴァンギャルドの代表的な作曲家アレクサンドル・モソロフ(1900-1973)による,1927年にフランクフルトで初演された絃楽四重奏曲である.古典的な4楽章制をとるが,23分ほどの作品の中で第1楽章が全曲の6割以上の15分余りを占めるというアンバランスな構成.しかもその第1楽章は,まるでポプリな作りで,それだけで独立した作品のように響く.バルトークにも似た響きだが,バルトークのような音楽の求心力はほとんどなく,形式も判然としない.恐らく,この音楽は「労働」か「機械」のアナロジーなのであろう.
 モソロフの才能は疑うべくも無いが,これではスターリンとその取り巻きには理解できまい.

2007/11/07

元気予報@永井真理子

元気予報@永井真理子(ファンハウス:32FD-1092)

 1987年発表.
 近所のブックオフで手に入れてきたCDですが,何とまあ,ちょうど20年前のアルバムなんですね,これ(^^;).実は学生の頃,永井真理子は好きでレンタル屋からCD借りて来てはダビングしていました.今も昔も貧乏なもので,好きとは言ってもクラシックさえ揃えるのが厳しくて,永井真理子までは懐具合が廻りかねたのですよ.
 で,20年後にこのCD入手して,あの頃の渇をようやく癒している次第.多分,沢田聖子や永井真理子あたりが,僕の女性ポップスに対する感覚の根っ子なんだろうなあ.

2007/11/06

チャイコフスキー/絃楽セレナーデ

チャイコフスキー/絃楽合奏のためのセレナーデ ハ長調作品48@ヴィレム・メンゲルベルク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管絃楽団(テルデック:WPCS-4327/4330)

 1938年11月の録音.この4枚組のCDには同じ録音のSPからの復刻と,金属原盤からの復刻の2種類の復刻が収録されているが,今日はSPからの復刻盤の方で.
 この録音,とあるアマチュア絃楽器奏者の知人に「チャイコの『絃楽セレナーデ』いい録音ありませんか?」と尋ねられたときに,ダビングして送ってやったら「モノラルだって言うので期待せずに聴き始めたら,あまりの素晴らしさにビックリしました」と評された演奏です.とにかく,縦の線がこれほどピシッと揃っている「絃セレ」の録音も他には無いだろう,と思えるほどアンサンブルがキマッて(^^;)います.絃楽器の音については,僕はそれほど多くを語れるわけでもありませんが,1930年代の録音にしては明瞭に録れているんじゃないでしょうか.

ブラームス/交響曲第2番

ブラームス/交響曲第2番ニ長調作品73@フェレンツ・フリッチャイ/ヴィーン・フィル(DG:445 407-2)

 1961年8月27日,ザルツブルク祝祭大劇場でのライヴ録音.何でも,この演奏会はザルツブルク音楽祭でこの年フリッチャイ(1914-1963)が指揮したW.A.モーツァルトの歌劇「イドメネオ」が大当たりを取ったために,急遽追加された演奏会だったとか.同日にはコダーイの「ガランタ舞曲」,ベートーヴェンの三重協奏曲(ソリストがヴォルフガング・シュナイダーハン,ピエール・フルニエ,ゲザ・アンダだったという!)が演奏されている由(【フリッチャイ演奏会記録(放送録音含む)】を参考にしました).

 この演奏,もう第1楽章からノリノリで,フリッチャイがメロディを唸っている声がはっきり聴こえる(^^;).録音がDGというよりはデッカのそれに近いようで(昔は会社によって録音の雰囲気が随分違ったものだった),モノラルの割には生々しいオン気味の音なのが,少々聴きづらくて緩徐楽章で興を殺ぐところがあるものの,両端楽章ではさほど気にならず,早すぎた最晩年の豪放な指揮振りを偲ばせる録音である.

2007/11/05

ショスタコーヴィチ/交響曲第6番

ショスタコーヴィチ/交響曲第6番ロ短調作品54@ヘルベルト・ケーゲル/ライプツィヒ放送交響楽団(ヴェイトブリック:SSS0040-2)

 1973年9月25日,ライプツィヒでのライヴ録音.
 オケは善戦しているとは思うけど,下手(^^;)だ.時に肝心なところで金管が裏返ったりするのは致命傷.しかしそのオケの弱さを,音楽の「叫び」に聴かせてしまうだけの音楽性が,音楽を突き放したようなケーゲルの解釈にあるところが,この演奏の凄みにつながっている.冷酷非情なショスタコーヴィチである.

2007/11/04

ベートーヴェン/交響曲第3番

ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」@ルドルフ・ケンペ/ロイヤル・フィル(IMP:5 73950 2)

 1974年5月22日,スメタナ・ホールにて「プラハの春」音楽祭でのライヴ録音.
 ルドルフ・ケンペ(1910-1976)脂の乗り切った頃の録音である.白眉は,やはり第2楽章か.ケンペは本来,テンポを大きく動かしたりハッとさせるような表情をつけることで聴き手をひきつける指揮者ではなく,音楽の深いところから浮かび上がってくる心情を聴き手に聴かせることのできた指揮者だったが,それが却ってライヴでは計算外のより激烈な演奏として噴出することも多く,ケンペのライヴが珍重されるのも故なきことではない.この録音もそのひとつであろう.

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