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2007年7月22日 - 2007年7月28日の記事

2007/07/28

カリンニコフ/交響曲第1番

カリンニコフ/交響曲第1番ト短調@ネーメ・ヤルヴィ/スコティッシュ・ナショナル管絃楽団(シャンドス:CHAN8611)

 1987年4月の録音.ロシア(旧ソ連)以外でのカリンニコフ再評価の嚆矢となった録音ではあるまいか? 第2次大戦前は日本でも近衛秀麿により演奏されたことがあり,それなり知られていた作品だが,戦後は歴史の片隅に追いやられていた感がある.故・大木正興は「レコード芸術」誌上の新譜月評でスヴェトラーノフの録音を,作品ともどもバッサリ切り捨てていたと記憶する.
 しかしこの交響曲は,病と貧困の中で世を去ったヴァシリー・カリンニコフ(1866-1901)の残した,傑作である.どこか懐かしい雰囲気の漂う旋律と,(チャイコフスキーを除く)当時のロシアの作曲家には珍しいほどの構成力が渾然一体,絶妙なバランスで表現されている.

2007/07/27

オッフェンバック/パリの喜び

オッフェンバック(ロザンタール編)/「パリの喜び」@マニュエル・ロザンタール/モンテ・カルロ・フィル(ナクソス:8.554005)

 1996年7月の録音.明日は夕刻から披露宴にお呼ばれしているので,ちょっと明るい華やいだ音楽を聴いて前景気を煽るのであった(^^;).
 「パリの喜び」は喜歌劇の作曲家として一世を風靡したジャック・オッフェンバック(1819-1880)の作品からピックアップした音楽を,バレエ音楽にロザンタール(1904-2001)が編曲したもの.これはそのロザンタール92歳(!)のときの録音であるが,年齢から来る弛緩のようなものは感じられない,なかなか若々しい演奏である.さすがに溌剌,とまではいかないが(^^;),しなやかな華やぎは失われていない.まあ,見事な年の取り方をしたものだ,と思う.

2007/07/26

松平頼則/左舞

松平頼則/左舞(ナクソス:8.555882J)

 2001年7月-8月の録音.今日は産経新聞【【コラム・断 片山杜秀】自国の音楽家の価値を知れ】こんなアジテーションを偶々見つけたので,今年が生誕100年と言う松平頼則(1907-2001)の作品を聴く(このアジそのものは,真っ当な論ではあるが,残念ながら報道機関に必要な「公正中立」を放棄した産経新聞に掲載されたということで,その価値にいささか傷がついているのが惜しい.ついでに言えば,日本人作曲家の価値を文章で伝えきれない批評家の,責任が皆無であると言えるのかどうか).松平は1950年代半ばに前衛に転じ,このCDに聴く限り「日本のヴァレーズ」とも形容できそうな作品群を書き続けた作曲家.この作品も管絃楽曲であるとはいえ,日本の雅楽の伝統の上にヴェーベルンを載せたような作品で,静謐な中に不意に叩かれる打楽器の一打ちが非常な意味を持って来るような音楽に仕上がっている.

 10年ほど前だったか,親友のお誘いを受けて上野の奏楽堂へ,3時間を越える日本の戦後クラシック音楽の流れを俯瞰する演奏会を聴きに行ったことがある.そのとき,ある意味最もリスペクトされていたのは松平頼則だったと記憶する.解説を担当していた林光が「今日演奏する作品の中で,一番大きな編成の作品」が松平のものであること,またそれが当時今だ現役であった松平への敬意の表出であることを話していた(余談ながら,最初この演奏会の企画を立案したのは黛敏郎だったのが,彼が演奏会の数ヶ月前に死去したのを受けて林光が解説を代わったと,林自身が当日語っていたっけ.考えてみれば右から左への急旋回であったなと,今にして思う(^^;)).

 話は違うけど,前のものよりは読み易い(?)テンプレをココログで拾ってきました.萌え系じゃないけど(^^;).

2007/07/25

ハチャトゥリアン/ヴァイオリン協奏曲

ハチャトゥリアン/ヴァイオリン協奏曲ニ短調@ルッジェーロ・リッチ&アナトール・フィストゥラーリ/ロンドン・フィル(デッカ:448 252-2)

 1956年,最初期のステレオ録音だがさすがにハイファイで鳴らしたデッカの録音だけに,デジタルリマスタリングのあとでも随分と鮮明な音である.初演から10年ほどしか経っていないのに,演奏者の手の内にこの作品がしっかり収められているのは見事.
 リッチ(1918-)はUSA生まれのイタリア系ヴァイオリニストだが,確か世界で一番最初にパガニーニの「24のカプリース」のステレオでの全曲録音を成し遂げたひとで,まずは19世紀のヴィルトゥオーゾ系ヴァイオリン作品を得意とする.大変に貪欲と言うのか,とにかくレパートリーは広く,J.S.バッハの録音は知らないがパガニーニ,サラサーテからベートーヴェンやブラームス,さらにはハチャトゥリアンやヒナステラまでレパートリーにして録音している.ブラームスの協奏曲だったか,名のある作曲家やヴァイオリニストが残したカデンツァを網羅して巻末付録みたいに録音して,カデンツァのところを取り替えることが出来るCDも出している.ミッシャ・エルマンからイヴリー・ギトリスにまで及ぶクラシック系芸人ヴァイオリニストの典型のようなヴァイオリニストである.

2007/07/23

シューベルト/ミサ変イ長調

シューベルト/ミサ変イ長調D.678(第5番)@ヴォルフガング・サヴァリッシュ/バイエルン放送交響楽団(EMI:5 73365 2)

 1980年1月の録音.完成度は非常に高いものだが,どうも独唱陣(ヘレン・ドナート,ブリギッテ・ファスベンダー,フィッシャー・ディースカウら)が強力に過ぎて,シューベルトのこの手の作品に顕著な夢幻の雰囲気を,現実主義的なものに引っ張っているような気がする.元来サヴァリッシュの指揮がベームをさらに即物的にしたと言うか,ブルーノ・ヴァイルのような古楽派ほど「身も蓋もない」ものではないにせよ,現実的なものではあるのだが.かろうじて合唱だけが,シューベルトの夢幻な雰囲気をかすかに醸し出している.
 もっとも,シューベルトは必ずしも宗教的な人間ではなく,この作品もある意味現実の「出世」を狙って作曲したものであるのも確か.そして,その意欲が当時の皇帝の好みを反映した凡百のミサ曲を差し置いて,現在でもこの作品がこうして録音される衝動を演奏家にもたらしているとすれば,こうした現実主義的なシューベルト演奏にも何ほどかの真実が含まれているとも言えそうである.

 なお,明日の晩はココログがメンテナンスを決行(!)するので,恐らく更新しません.

日本にもいたビル・ゲイツ?

 タイトルはちょっと大袈裟ですが(^^;).友人が教えてくれた記事.

 中日新聞【恵那市中央図書館の建物、蔵書を贈呈 バロー相談役・伊藤氏の財団

 この記事,以前どこかで寄付の協定が結ばれた記事を読んだような記憶はあるのですが,すっかり忘れてました.それがついに,ある形に結実したと言うことですね.澁澤榮一の如き,財界人の古き良き「ノーブレス・オブリージュ」の残滓が,未だに残っていたことにある種の感動すら覚えました.
 願わくは,恵那市中央図書館が某業界団体のつまみ食い(^^;)に遭わないことを祈りつつ,良き果実が実ることを期待しています.
 
 ちなみにバローはこんな会社.東北では縁が無いけど,中部から関東にかけて展開しているスーパーとホームセンターのようです.

『関東大震災』『東京灰燼記』

 震災とその対応等について,現在手軽に入手可能と思われる,今更僕が解説をする必要もない書籍群です.もし未読の方がいらっしゃったら,ご一読をお薦めします.

2007/07/22

マーラー/交響曲第6番

マーラー/交響曲第6番イ短調@ハンス・ツェンダー/ザールブリュッケン放送交響楽団(cpo:999 477-2)

 1973年4月の録音.ツェンダー(1936-)の60歳の祝いにcpoから何枚か出たCDのうちの1枚だったと記憶する.第1楽章の反復をしなかったり,速めのテンポで進行するあたり,セルやコンドラシンと似たような解釈だが,どこかつかみどころの無い演奏である.カミソリのような切れ味と鉈のような鈍重さが何処かで同居しているような,不思議な感じを受ける.ツェンダーが現代音楽のすぐれた解釈者であると同時に,東洋思想にも一定の理解を示す,何が何処でつながっているのかよくわからない(^^;),多面的な人物であることの反映かもしれない.

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平成23(2011)年東北地方太平洋沖地震

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