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2007年7月8日 - 2007年7月14日の記事

2007/07/12

ヴァーグナー/交響曲ハ長調

ヴァーグナー/交響曲ハ長調WWV.29@アリ・ラシライネン/ノルウェー放送管絃楽団(フィンランディア:3984-23400-2)

 1997年9月の録音.当時ベートーヴェンにあこがれ,交響曲作家を目指していたらしい19歳のヴァーグナーが作曲し完成させた唯一の交響曲である.年齢不相応な技法を身に付けていることは確かなものの,ベートーヴェンの交響曲第7番からの影響が何処から見ても明らかな音楽(^^;)だが,後年の楽劇に聴かれる分厚いオーケストレーションや小難しさは感じられない.むしろ当人が後日批判したメンデルスゾーン(ヴァーグナーはメンデルスゾーンに演奏して欲しくてこの交響曲の総譜を送ったが,彼は演奏しなかったばかりか,後日その総譜を紛失してしまったことが,後年ヴァーグナーが露骨に反ユダヤ主義を唱える契機になったとか何とか)やシューマンのような,前期ロマン派の馥郁たる香りが爽やかな聴後感を残す.
 ラシライネンの演奏は,レーグナーのようなアクの強いものではない分,この作品の若々しいみずみずしさがよく再現された好演.

2007/07/11

J.S.バッハ/ミサ曲ヘ長調

J.S.バッハ/ミサ曲ヘ長調BWV233@ヘルムート・リリング/バッハ・コレギウム・シュトゥットガルト(インターコード:INT 820.510)

 1967年(?)の録音.
 J.S.バッハと言えども,いつもしんねりむっつりしたロ短調ミサ曲のようなミサばかり書いていたわけではない(^^;).BWV233はキリエとグローリアの6曲からなる30分ほどの作品で,すべてが他の目的で書かれた旧作からの転用であるらしい.が,音楽たちは何としっかりとひとつのまとまりを形作っていることか.この頃までの音楽における融通無碍なところがあるにしても,その職人芸には脱帽して聴き入るのみ.
 今日は「たどりついたらいつも雨降り」な1日だったので,斯様な音楽を聴いて気晴らしをするのも一興かと(^^;).リリングの棒がまた,やさしい眼でバッハの音楽を奏でるのがとてもウレシイ.古楽派から見れば,もはや旧タイプのバッハ演奏なんだろうけど,とんがったバッハばかり聴くのは疲れた身と心に,ちと痛いときもあるのです.

2007/07/10

リヒャルト・シュトラウス/英雄の生涯

リヒャルト・シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」作品40@ヴィレム・メンゲルベルク/ニューヨーク・フィル(RCA/BMG:BVCC-7079/7080)

 1928年12月の録音.それまでの機械録音(ラッパ吹き込み)に代わって電気録音(マイクロフォン)が登場してまだ3年余りの頃の録音だが,針音の向こうから聴こえてくる音の意外に鮮明なことにまずは驚かされる.

 メンゲルベルク(1871-1951)はアムステルダム・コンセルトヘボウ管絃楽団に50年の長きに渡って君臨した指揮者だが,この当時,フルトヴェングラー,次いでトスカニーニという名指揮者と共にニューヨーク・フィルの常任指揮者を務めている.トスカニーニとソリが合わずに結局,1930年のシーズンを最後にニューヨークを離れるのだが,そのリハーサルは常に長い長い時間をかけた音合わせから始まったそうな.アンサンブルを鍛えることでは,トスカニーニも筋金入りの暴君であったが,メンゲルベルクも負けず劣らず厳しい練習を課したらしい.トスカニーニが癇癪持ちで何かあるとすぐに怒鳴り散らしたのに比べると,メンゲルベルクはトボけた警句を吐いて一同を震え上がらせるようなタイプだったようだ.

 この「英雄の生涯」実は作曲者によってメンゲルベルクに献呈された作品で,のちにコンセルトヘボウと再録音したほどの十八番.こんな曲を書いたシュトラウスも自信に満ち溢れた人物だったようだが,演奏するメンゲルベルクも自らの解釈に余程自信があるようで,どこを突こうにも隙がない(^^;).全く完成された「メンゲルベルク流」としか表現の仕様のない,余人には真似のできない芸当である.

2007/07/09

マーラー/交響曲第7番

マーラー/交響曲第7番ホ短調@リッカルド・シャイー/アムステルダム・コンセルトヘボウ管絃楽団(デッカ:475 6686)

 1994年4月の録音.
 第7番は昔,よく聴いた作品です.あの頃はクーベリック/バイエルン放送響(DG)のLPが廉価盤であったのでそれを買い込んで,繰り返し繰り返し聴いたものです.25年前には,7番のLPはクーベリックかノイマン/チェコ・フィル(スプラフォン)くらいしか店頭には並んで無かったですから.その後某県立図書館でバーンスタイン/ニューヨーク・フィル(CBSソニー)とショルティ/シカゴ(ロンドン)を聴いたような気がするけど,記憶に残ってません.たまたま廉価盤が発売されたので,同好の友人をおだてあげて買わせたクレンペラー/ニュー・フィルハーモニア(EMI)のテンポには仰天したものでしたが.現在のように,自分で20種近いCDを買い揃えて聴き比べることが出来るようになるとは,全く当時は予想だにしませんでしたよ.
 で,このシャイーは非常にメロウで美しい演奏ですが,マーラーのツボは外していない,なかなか考えられた好演です.外見のメロウさに騙されないように(^^;).

2007/07/08

ヴォーン・ウィリアムズ/田園交響曲

ヴォーン・ウィリアムズ/田園交響曲(交響曲第3番)@アンドレ・プレヴィン/ロンドン交響楽団(RCA/BMG:82876-55708-2)

 2800円ほどで手に入れたプレヴィンのRVW/交響曲全集.1967年から1972年にかけて録音されたもの.
 僕の場合,RVW聴くなら何と言っても,この「田園交響曲」からですね(^^;).だいたいがこの暑いのに何処からか夫婦喧嘩の声がやかましくて,空調が扇風機しかないのにどうしてくれようか,という始末.RVWならもう少しニギヤカな第4番とか第6番と言う手もありますが(-_-;),まあ騒音でどちらが上か争っても,図問研を改革しようかと思うのと同程度に意味が無い.それよりもこの「田園交響曲」を流して,UKの風光に縁無き衆生を救ってやりますか(^^;).
 それにしても涼やかな音楽である上に,なかなか美しい.少々わかりやすすぎる上に,華麗にすぎるかもしれませんが,まず最初にRVWの「田園交響曲」聴くなら,これは一押しでしょう.

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