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2007年6月24日 - 2007年6月30日の記事

2007/06/30

マーラー/交響曲第5番

マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調@ヘルマン・シェルヘン/ヴィーン国立歌劇場管絃楽団(ウェストミンスター/MCA:MCD80081)

 1953年7月の録音.シェルヘンには第3楽章と第5楽章をズタズタにカットしたライヴ録音(ハルモニア・ムンディ・フランス)もあるが,こちらのスタジオ録音は至極まともにノーカット全曲版,といったところ(^^;).オーケストレーションには多少手が入ってはいる.
 演奏の方はまさに表現主義もいいところで,振幅の非常に激しい解釈.早いところはより早く嵐のように,遅いところは余韻嫋嫋と.スタジオ録音でこれだけテンションの高い演奏をする指揮者が,ライヴではさらに高揚するばかりか,楽譜をズタズタにしてしまうところが,シェルヘンの謎めいたところであり,シェルヘンのシェルヘンたる所以なのでありましょう(^^;).

宮澤喜一と西園寺公望

 毎日新聞【訃報:宮沢喜一元首相が死去、87歳】【宮沢元首相死去:ドライなハト派 安らか、眠るように

 ある体制の創成に自らも関わり,その体制が崩壊(それもハードランディング)しつつあるのを目の当たりにしながら死んでいった,宮澤喜一(1919-2007)の姿が「最後の元老」西園寺公望(1849-1940)と二重写しになって見えるのは,恐らく僕だけだろうな.その思いは,今朝の〈産経抄〉における,あからさまな評点付与を読むにおよんで,ほとんど確信めいたものになっているよ,僕の中では.
 笑わば笑え.

2007/06/29

ベートーヴェン/交響曲第7番

ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調作品92@グィド・カンテルリ/フィルハーモニア管絃楽団(EMI:5 68217 2)

 1956年5月の録音.その年の11月24日,パリ郊外で搭乗機が墜落し不慮の死を遂げたカンテルリ(1920-1956)の残した最初期のステレオ録音である.カンテルリが事故に巻き込まれること無く,天寿を全うしていたら「帝王カラヤン」が果たして「帝王」たりえていたかどうか(政治的にはともかく音楽上で),興味ぶかい歴史の「if」を感じさせる名演.フリッチャイの病死とともに,カラヤンは大変に強い星回りに生まれていたんじゃないか,と思わせるに足るだけのものを,この演奏からは聴き取ることが出来ると思う.

2007/06/28

エルガー/交響曲第2番

エルガー/交響曲第2番変ホ長調作品63@エイドリアン・ボールト/BBC交響楽団(EMI:CDH7 63134 2)

 1944年8月の録音.当然モノーラル,だがノーブルが身上だと思われているボールト(1889-1983)の常に似ず,荒っぽくなることさえ厭わない,大変にテンションの高い演奏なのである,これが(^^;).第二次世界大戦末期の反転攻勢期の録音だからなのか,この作品を再度世に送り出した指揮者としての矜持なのか,ちょっと面白いところである.

 ところで,先日レコード屋に行ったら妙にガーシュウィンとエルガーの棚が充実している.なんでやねん,と思ったら今年(2007年)はガーシュウィン(1898-1937)の没後70年,エルガー(1857-1934)の生誕150年なんですね.

2007/06/27

バラケ/ピアノ・ソナタ

バラケ/ピアノ・ソナタ@シュテファン・リトウィン(cpo:999 569-2)

 1997年10月の録音.
 ジャン・バラケ(1928-1973)はピエール・ブーレーズなどと同じような立場から出発しながら,次第に独自の難解な理念と手法を展開するようになり,結局は当時の前衛たちをも越えてしまった孤高の作曲家.完璧主義故に生前発表した作品はたったの7つで,そのうち後半の4作はヘルマン・ブロッホの『ウェルギリウスの死』という小説に基づく長大な作品のそれぞれ一部分をなすはずのものだったという.このソナタが収録されている3枚組のCDは,バラケの「作品全集」(!)なのである.

 『ウェルギリウスの死』以前の1952年に作曲されたこのピアノ・ソナタは2楽章ながら50分を超える大作で,公開初演までに15年もかかった難曲.聴いていると,どうも演奏会で聴衆に聴かせることは想定していないんじゃないか,と思わせる.「セリー技法」などの音楽技法に精通していない素人がこのような作品を聴くときは,リズムや音色,音響の衝突がどれだけ多彩か(オリヴィエ・メシアンの『トゥーランガリーラ交響曲』を想起されたい)を聴くのが関の山,といったところだが,この作品は基本的に静謐で求心力の強い音楽であるものの,ところどころで切れ切れに展開されるリズムや音響の衝突が,何とか聴く側の意識を作品の側に向けさせる.

脳内イメージ

 ふみおさんご紹介の「脳内イメージ」を試してみました.

G.C.W.の脳内イメージ

微妙に当たってますな(^^;).本名でやった奴はもっとヒドかったというか面白かったというか.事実の指摘と形容詞の区別もつかない程度の日本語の読解力しか持たず,公務員倫理も図書館員倫理も持ち合わせていない業界関係者がいるので,公開は差し控えますが,いろいろ楽しめますね.

2007/06/26

The Essential Michael Nyman Band

The Essential Michael Nyman Band@マイケル・ナイマン・バンド(アーゴ:POCL-1286)

 日本での発売は1992年.「ピアノ・レッスン」などの映画音楽や,それに基づくシリアスな音楽で知られるマイケル・ナイマンの,ピーター・グリーナウェイと組んだ映画の音楽に基づく作品集.以前,これを聴いた知人が「明るいフィリップ・グラスだ」と評したが,この知人は確かな耳を持っていると言っていいだろう(^^;).ナイマンもグラスも,いわゆる「ミニマル・ミュージック」と呼ばれる手法を多用する作曲家であるが,晦渋なグラスに比べてナイマンが日本でメジャーになったのは,この明快さによるところが大きいんじゃないだろうか.

2007/06/25

マーラー/交響曲第9番

マーラー/交響曲第9番ニ長調@オットー・クレンペラー/ニュー・フィルハーモニア管絃楽団(EMI:7 63277 2)

 1967年2月の録音.音楽のあるがままを鋼鉄の如き意志の力で表現した,クレンペラー畢生の名演.
 ときにマーラーは自らの墓碑銘について(?)「私を求めるものは,私が誰であったかを知っている.他の人たちはそれを知る必要はない・・・・・・.」と述べている.このblogも同じこと.このblogに何かを求めてやってくるひとは,僕が「誰であるか」を知っているか,あるいはこれから知るだろう,ということであり,それ以外の人に「誰であるか」を知ってもらう必要は全く無い.
 この「誰であるか」を知っている,という言葉は,このblogの読者がリアルでの僕を知っているかどうか,ということを意味しない.このblogが何を語り,何を主張しているか,それを(賛同であれ批判であれ)読み解き理解しているかどうか,ということが問題なのだ.それは実名でblogを運営しているかどうか,ということとは何の関係も無い.むしろ,有名人が実名で運営するblogには,文章ではなくその「肩書き」に物を言わせているケースが無いとは言い切れまい.
 故に,事実の指摘と形容詞の区別も付かない程度の日本語の読解力しか持ち合わせの無い業界人や,「図書館司書は自治労の走狗」という八木秀次のトンデモ発言にわざわざ根拠を与えるような言動を繰り返す世間知らずのマヌケまでにまで,僕が「誰であるか」を知らせる必要など無いのである.誰かが道路を掃き清めた後を,大礼服を着て闊歩するであろう下司な連中に,僕が「誰であるか」がわかるとは到底思えないから.

2007/06/24

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番ニ短調作品30@ボリス・ベレゾフスキー&ドミトリー・リス/ウラル・フィル(MIRARE:MIR008)

 2005年8月,フランスはメッツの「アーセナル(Arsenal)」(19世紀の兵器庫[arsenal]を改造した演奏会場らしい)での録音.ジャケットの外面がずべてフランス語だった(オケの記載もOrchestre Philharmonique de l'Oural)ので,最初はフランスのオケを使った録音かと思ったら,ピアニストも指揮者もオケ(ウラル・フィルはエカテリンブルクが本拠)もロシアのもの(^^;).レコード会社(初めて見たレーベルで,本社はナントにあるみたい)と録音した場所がフランスというわけである.

 さて,この1969年生まれのピアニストと1960年生まれの指揮者によるラフマニノフ,聴取前の予想にたがわず,ズブズブの分厚く斜陽貴族っぽい退廃的なロマンティシズムとは無縁(^^;).何しろ全体で演奏時間が40分を切っている(第2番とのカップリングでCDの総録音時間が70分40秒!)くらいだが,かと言って疾風怒濤のラフマニノフでもなく,意外に端正で繊細な演奏,というところか.この季節でも聞くに堪えるラフマニノフ,と評したら何か変ですかね(^^;).
 ピアニストの技巧は問題なしだが,ひょっとして轟音を鳴り響かせるタイプのピアニストではないのかも,と思わせるところはある.オケが大きな音を出すとピアノが聴こえなくなることがあるのは,録音バランスのせいばかりでもないだろう(^^;).オケはピアノにぴったり付けており,なかなかの巧者ぶりが伺える.

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