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2007年6月3日 - 2007年6月9日の記事

2007/06/09

プーランク/2台のピアノのための協奏曲

プーランク/2台のピアノのための協奏曲ニ短調@フランシス・プーランク,ジャック・フェヴリエ&ジョルジュ・プレートル/パリ音楽院管絃楽団(EMI:TOCE-11417)

 1957年5月,初期のステレオ録音.
 この2日,オネゲルミヨーと取り上げてきたので,今日はフランシス・プーランク(1899-1963).短調でも決して深刻ぶることなく,舞曲的な軽妙さと小粋な作風で,早くから日本でも人気のあった作曲家のようである.独墺音楽のように動機を構築的に発展させるのではなく,次から次へと親しみ易い旋律を繰り出し,雰囲気で音楽の求心力を高めていく音楽なので,僕のような聴き手にはちょっとなじめないところがあるのも確か(^^;).
 この録音はピアニストとしても音楽活動を盛んに行っていたプーランク自身がピアノを弾いている.

2007/06/08

ミヨー/交響曲第2番

ミヨー/交響曲第2番作品247@アラン・フランシス/バーゼル放送交響楽団(cpo:999 540-2)

 1997年6月の録音.昨日取り上げたアルテュール・オネゲル(1892-1955)と終生にわたる友情を保ったというダリウス・ミヨー(1892-1974)の,あまり有名とは言えない交響曲である.DGがプラッソンを起用して交響曲全集を作るつもりだったらしいが中途で挫折したのは,やっぱり売れなかったからではないかい? 何しろ多作家だったミヨーには12曲の交響曲+6曲の室内交響曲があるのだから,継続的に売れなければDGのようなメジャーレーベルでは無理だったのでしょう.

 それはさておき,ミヨーの作風はペシミストで独墺的で悲劇的な作風を得意にしたオネゲルとは,おおよそ正反対の性向の作風で,地中海の明るさってこーゆうものなんだろうなあ,という乾いた職人芸的な明晰さにマックス・レーガーのような晦渋さをまぶしつつも,概ね人生を肯定した明るさを身上とする.第二次大戦中はユダヤ系故にUSAに亡命し,持ち前のヴァイタリティで旺盛な作曲活動と教育活動を展開したようである.

 この作品は5楽章制をとり,1944年にクーセヴィツキー財団の委嘱により作曲され,クーセヴィツキー夫人の思い出に捧げられている(1946年初演).どうも印象的な旋律に乏しいため,一般的な人気を得るのは難しそうな交響曲ではある.故人の思い出に捧げられているためか,全曲の中心になる第3楽章(“Douloureux”ってどういう意味ですか?)はミヨーには珍しいほど厳しい哀しみに全曲が貫かれているのが特徴か.

2007/06/07

快食快眠快便

 『快食快眠快便』(諸岡存著,実業之日本社,1939.5月初版)という本を勤務先で借り出してみる.書物奉行さんのところや神保町のオタ さんのところで話題になっていた著者の本が,勤務先にあるとは珍しい(^^;).5月発行で,6月にはもう5版(5刷のことでしょう)とは,よく売れたのかこの本は? 本文はルビだらけなのに,肝心の著者名にはどこにもルビが無いのが残念.

 中身をちゃんと読んだわけではないのでナニですが,特に内容はトンデモでも無さそうです.序文で


「今や非常時である.ただ猿真似的に西洋文明にのみかぶれている時ではない.自から起って我国古来の文化を復興し,更に新東亜の建設に精進すべき秋である.」
と書いているのが,多少気にならないでもないですが,まあ昭和14年ですし,当時の実業之日本社ですから(^^;),この程度の神がかりは何処にでもあった話でしょうねえ.

 健康法として,茶の効能を説いているところ(411頁から)はやっぱりと言うべきなのか,それともさすがと言うべきでしょうか.この当時,既に「カテキン」がどうたらこうたら,などと書いてありますよ(^^;).その,茶の効能は「能率学の方面からも(中略)注目されるようになって,余の友人である能率研究所長上野君が」(p412)云々と記されている「上野君」が,書物奉行さんも触れている諸岡の後輩である上野陽一のことですね.

 せっかくなので,ご参考までに下に標題紙と奥付の写真を載せてみます.

Imgp0901  Imgp0902

オネゲル/交響曲第2番

オネゲル/交響曲第2番@ミシェル・プラッソン/トゥールーズ・キャピトル管絃楽団(EMI:7 64274 2)

 1979年3月の録音.終楽章のクライマックスでトランペットのソロが登場しない,珍しい演奏.今時,それはないだろう,と言うひともいるだろうが,トランペットが調達できなかった耐乏生活の中で,抵抗の象徴とも目されたこの交響曲がどのように響いたのか,現代のトランペット無しの録音にもそれなりの価値はあるだろう.
 毎日新聞【自衛隊:防衛相直轄部隊、市民情報を収集 イラク派遣反対のデモ参加者を撮影】きな臭い世の中になってきたものである.僕たちも再び,オネゲルの第2番をトランペット抜きで聴かなければならない時代を過ごすことになるのだろうか.

2007/06/06

シューマン/交響曲第2番

シューマン/交響曲第2番ハ長調作品61@デイヴィッド・ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管絃楽団(アルテ・ノヴァ:82876 57743 2)

 2003年10月録音.
 交響曲全集の中の1曲だが,この全集自体がある意味,アンチ・シューマンなひとのための演奏かと(^^;).軽妙で透明感のある演奏だが,この作品特有の晦渋さがすっかり削ぎ落とされて,すっかり爽快な音楽に変貌している.メンデルスゾーンの「イタリア」の第1楽章ならそれでもいいだろうが,この作品が爽快なだけで終わってしまうのは,と言うひともいるだろうな.シューマン特有の「青春の煮え切らない甘さ」や「楽器を重ねすぎた中間色な音色」が苦手なひとには,シューマンへの入門編として勧めてもいいかもしれない.

2007/06/05

マーラー/交響曲第9番

マーラー/交響曲第9番ニ長調@ヴァーツラフ・ノイマン/チェコ・フィル(スプラフォン:SU3880-2)

 心の平安を保つ,ということは本当に難しいことですね.
 僕など,同世代に比べれば中国の古典哲学を読んでいるんじゃないかなあ,と思わないでもないのですけど,短気がどうしても直らず,何かコトがあるとすぐにカッとなってしまう(^^;).で,失敗を方々で重ねている次第.修養が足りないorz
 今日もこの記事を読んで,過日某blogにて僕に対し犯罪を教唆していたコメントを早速インターネット・ホットラインセンターに通報してやろうかと.
 もっとも,念のため確認したら何時の間にやらそのコメントが書き直されている(^^;).あんな詳細な弁解や「わたしのお勧めでは」云々なんて言葉は,最初の投稿時には存在しなかったよ.しかも,「ネットで闇討ち」ではなく「待ち伏せして闇討ちしたらいい.人間をやめればできます.」というストレートな犯罪の教唆でしたよ.

 結局,こんなヘタレを相手にしても無駄だと思い直したことです.と言うか,そもそも相手にする必要の無い相手に対して,要らぬお節介をするほうが悪いのでしょう(^^;).ある種の業界人は,相手にするだけ僕の時間が無駄に消費されるだけなんですね.今では,随分と遠回りをしてしまったような気がします.
 僕に,図書館業界に,残された時間は,あとどれくらいあるのですかねえ?

2007/06/04

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18@羽田健太郎&大友直人/名古屋フィル(1990年2月15日,名古屋市公会堂)

 毎日新聞【訃報:羽田健太郎さん58歳=ピアニスト

 ハネケンを偲んで,ピアニスト羽田健太郎のちょっとレアかもしれない音源を_| ̄|○
 1990年2月15日,名古屋市公会堂でのライヴを同年3月31日放送のNHK-FMでエアチェックした音源.ひょっとすると名古屋フィルの自主制作盤か何かで出たことはあるのかな? 当時,ライヴから放送までの間に出た「音楽の友」誌の演奏会評欄で酷評されていたので,さてどういうものだろうと思ってエアチェックしながら聴いたときは,それほど酷くもないじゃん,と思ったのだけど・・・・・・.

 今日,ハネケンの訃報を聞き,そう言えばこれが手元にあったはずと,しばらく振りにエアチェックしたカセットテープを引っ張り出して聴いてみたら「うーん,ちょっとこれは・・・・・・」オケのサポートは健闘しているほうだけど,何を考えているのか金管が吹きまくりすぎで,金管が咆哮するとピアノが聴こえなくなる.で,肝心のピアノは,ルービンシュタインやボレットのようなヴィルトゥオーゾの演奏を聴き込んだ耳には,少々頼りなさ気に聴こえてしまう.残念ながら.音色は悪くないんだけど,技巧がやっぱりちょっと,ね.大事故はさすがに無いけど,終楽章など音を外すことが多いような気がする.何だかんだ言っても,基本的にはイージーリスニングのひとのピアノかな?

 何だか故人に対して,あまりいい評価のできない音源を取り上げてしまったような.でも,この音源はそれとして,あれだけの音楽を残した功績はやっぱり大きいよ.享年58と言うのは幾ら何でも,天も無情なことをされるものだ.昨日に続いて今日もまだ,僕にモーツァルトの「レクィエム」を聴き続けろ,とでも言うのだろうか(sigh).

2007/06/03

W.A.モーツァルト/レクィエム

W.A.モーツァルト/レクィエムニ短調K.626@ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(DG:UCCG-5025)

 1975年9月,カラヤン二度目の録音.
 とある事情から,このレクィエムの録音を午後中,何種類か聴いてみたんだけど,この録音は指揮者,オケ,独唱はともかく合唱が下手_| ̄|○ カラヤンはヴィーン楽友協会合唱団という団体を,理由があって(内容は忘れた)自分の録音では常に使い続けたのだけど,ベルリン・フィルとの第1回目のベートーヴェン全集(1960年代初頭)の頃はまだしも,この録音では「キリエ」「ディエス・イレー」はともかく,「コンフタティス」「ドミネ・イエス・クリステ」など残念ながら聴けたものではない,という程度にまで技量が落ちていたんじゃないだろうか.カラヤンの統率力は相変わらずなんだけどねえ.

 しかし,それにしてもこの作品の,音楽そのものの持っている「ひとを惹きつける力」は清冽かつ凄絶なものがあるよね.今日はとある事情で6種類ほど続けて聴いてみたけど,まったくもたれないし,それどころかこれでも聴き足りないとすら思ってしまうほど.

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