ミヒャエル・プレトリウス/クリスマスの朝のためのミサ
ミヒャエル・プレトリウス/クリスマスの朝のためのルター派ミサ@ポール・マクリーシュ/ガブリエル・コンソート&プレイヤーズ(アルヒーフ:439 250-2)
1993年10月の録音.
ミヒャエル・プレトリウス(1571?-1621)は音楽家一族だったプレトリウス家のひとりで,恐らくプレトリウス一族の中でもっとも有名な作曲家であり,音楽理論の大家でもあった.主にオルガニストとして各地の宮廷に仕える傍ら,プロテスタント(ルター派)のための賛美歌やミサ曲を作曲した.舞曲集「テレプシコーレ」のような作品も残している.
この作品は,1620年ごろのルター派による真夜中のクリスマスの祝祭で演奏されたと推定されているミサ曲である.80分近い大作であるものの,なかなか変化に富んでいて聴くものを飽きさせない,すぐれた音楽であり,また演奏である.
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