【図書館系ブロガーの皆さん、御協力お願いしますm(_ _)m - かたつむりは電子図書館の夢をみるか】を受け,【簡単な日記(2007-12-26)】や【日々記―へっぽこライブラリアンの日常―: 図書館系ブログの話】も読みましたので,取り敢えず自分のことも少しまとめてみますか.
調べてみたら,当blogの最初のエントリーは2004年6月10日の【愚智提衡而立治之至也: ココログはじめました】.blogに移行する前は,htmlで(と言うよりはWordで書いた文書をhtmlで保存したものを,更にホームページビルダーで加工してホームページに置いていた)書いていた覚書がありました.そもそもホームページは2001年1月に開設したのち,ある一件で図問研とトラブって(^^;)ホームページの内容そのものを仕切りなおしたのが同年6月.それから約1年ごとに「紅旗征戎非我事」「読無字書弾無絃琴」「愚智提衡而立治之至也」と覚書にタイトルを付けながら書いてきたものを,そのままblogに引き継いで現在に至っています.だから,ホントはそろそろblogのタイトルを替えたいのですが,ある書籍にもこの読めないタイトルが引かれてしまっているので,今更替えるわけにもいかずそのままにしています.なお,「読無字書弾無絃琴」は「はてな」に作った別館にタイトルのみ引き継がせました.
blogに移行した理由は,当人はすっかり忘れていました(^^;)が↑のエントリーに書いてありますね.あのころ僕が読んでいたblogは【日々記―へっぽこライブラリアンの日常―: 図書館系ブログの話】に出て来る方々とほぼダブっています.他には初期(?)egamidayや読書日記が既に始まっていたと記憶してます.
さて,いろいろな自分の趣味を取り扱う中で「図書館」についても書いていく,という現在も続けているスタイルは,覚書を書き始めた当初からのやり方です.他との差別化を計ったわけではなく,「図書館」のことだけを書いていると間違いなく枯渇するな,と思ったのと,学生時代から図書館司書に投げかけられていた「視野の狭い専門職」という侮蔑(就職後,リアルでその手の侮蔑に出会うとは思いもよりませんでしたよ)に抵抗する(^^;)ことが目的です(音楽のことは図書館のことよりも,今でも書きやすいですし,当初は買い物リストも載せてましたね).だから,自分のところが「図書館系サイト」「図書館系ブログ」のひとつとして認知されていると知ったときは,意外に思われるかもしれませんが却ってびっくりしたものです.自分では業界内の人間としてというよりは,務めて業界外の目で図書館を眺めるように努力してきたつもりだったので.
そうそう,図書館系ブログのリンク集としては【図書館へ行こう!】のリンク集も挙げておかなければならないでしょう.
ときに,これは図書館系ブログの歴史と直接関係はありませんが,2001年9月11日の同時多発テロ発生以来,図書館員の役割としての「災害時の情報の収集と提供」ということは強く意識しています.既に持ちこたえられずに削除してしまいましたが,僕は当時911に関する(最終的には)40MB近い重さのリンク集を作りましたし,その後も災害の発生時に図書館にも被害がありそうなときは務めて情報の収集と提供を心がけてきました.これには個人blogなので限界があったとは言え,日図協や図問研が手がけようともしなかったことをやってきたんじゃないかなあ,とは思っています.
あとは図書館系ブログにおける「論争史」について,当事者として何か書かなければいけないのでしょうが,このあたりは未だ生乾きの箇所もありますし,ここで下手を打つと図書館断想のポストモダンな言説にしてやられる可能性が大ですので(敵わないよなあ,あれには),これは【愚智提衡而立治之至也: 近頃,公共図書館について発言されているブロガー,ブックマーカーの皆さんに感謝を(加筆訂正版)】で述べたように「感謝を」繰り返し述べることで,責務に替えさせてください.
さて,トラックバックをちゃんと打ってくださいよ>>ココログさん.
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