ベートーヴェン/交響曲第9番
ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調作品125@オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管絃楽団(テスタメント:SBT1177)
1957年11月15日,ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録音.
最近の猿知恵全開(^^;)な演奏がお好みの方には,残念ながらおススメいたしかねる,剛毅な精神と不撓不屈の闘志に貫かれた,超弩級の演奏である.他との比較など,ほとんど意味を成さない大伽藍がそこには聳え立つのを聴く.そこにある,ということが重要であり,何が正しくて何が間違っているか,が問題にならないのだ.
こーゆう演奏を聴くと,やっぱり「わからない奴はわからなくて結構.わかるひとだけわかればいい」と励まされた気になる(それが僕の場合は,拙いのか(^^;)).
« ベートーヴェン/交響曲第9番 | トップページ | ベートーヴェン/交響曲第9番 »
「今日のBGM」カテゴリの記事
- 「わかりやすさ」とは(2010.07.06)
- 玲瓏な(2010.07.04)
- アマデウスの影(2010.06.30)
- 心を音に載せるテクニック・・・・・・(2010.06.29)
- インテルメッツォ(2010.06.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント