ベートーヴェン/絃楽四重奏曲第2番
ベートーヴェン/絃楽四重奏曲ト長調作品18の2(第2番)@クリーヴランド四重奏団(テラーク:CD-80382)
昨日取り上げたのと同じCDなので,録音年は不明(^^;).まるしーは1995年.
「作品18の1」も明るく華やかで情緒溢れる作品でしたが,この「作品18の2」では穏やかなユーモリストとしてのベートーヴェン(^^;)を味わうことができます.研究では「ハイドン譲り」と評されるこのユーモアですが,ベートーヴェンと言えども,いつも「悲愴ソナタ」だの「英雄交響曲」のような当時の聴衆を置き去りにしたような,いかつい作品ばかり書いていたわけではない,と言うことで.時々ベートーヴェンらしい短調の切迫したフレーズも出てきますが,それは料理の味付け程度のもので,それほど深刻な性格のものではないでしょう.
ここでもクリーヴランド四重奏団は,穏やかに,ホントに充実した好演を繰り広げています.今日くらいはゆったりしましょ(^^;).
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