シューマン/交響的練習曲
シューマン/交響的練習曲作品13@アルフレッド・コルトー(EMI/新星堂:SGR-8106)
1929年3月の録音.
コルトー(1877-1962)というピアニストは,ショパンなどでも実にミスタッチの多いひとだったが,この録音は特に酷いらしい(^^;).フィナーレではリズムがちゃんと弾けていないばかりか,1小節飛ばして弾いているところもある有様だと,ウチのカミさんは言う.「でも,それでもちゃんとシューマンに聴こえるし,聴こえるどころか,これほどシューマンの雰囲気を漂わせている演奏は,他では聴けないよ.コルトーを真似しているピアニストは大勢いるけど,誰もこの域には達してないからね」音楽とは,実に不思議なものである.
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