ショパン/ポロネーズ変イ長調
ショパン/ポロネーズ変イ長調作品53(第6番)@アルトゥール・ルービンシュタイン(BMG:BVCC-37234)
1964年3月の録音. 僕にはこの演奏,ルービンシュタイン(1887-1982)が悠然と優雅に弾いている様しか思い浮かばないのだが,ウチのカミさんに言わせるとこの演奏「ルービンシュタインは何かに苛立っているように弾いている」のだそうだ.何しろ相手は,エフゲニ・キーシンが14歳の頃の演奏を演奏者と録音時の年齢を伏せて聴かせたら,たちどころに「これは子供の演奏じゃん」と見破ってしまった,恐るべき(^^;)眼力の持ち主なので,取り敢えず「はあ,そういうものですか」と理解してみる.彼女曰く,これに比べれば,ルービンシュタインのSP時代の「英雄ポロネーズ」(確か1934年録音だったかと記憶する)の録音のほうが,普通の演奏なのだそうである.
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