ベートーヴェン/絃楽四重奏曲第5番
ベートーヴェン/絃楽四重奏曲イ長調作品18の5(第5番)@クリーヴランド四重奏団(テラーク:CD-80414)
1993年または94年5月の録音.
W.A.モーツァルトのK.464の絃楽四重奏曲から多大な影響を受けているとされる四重奏曲です.楽章構成の上でメヌエットと変奏曲が中間楽章であること,第1楽章のコンパクトさ,etc.ですが,穏やかな中にも前へ前へと進む音楽の性格は多分にベートーヴェンのものでしょう.全曲中もっとも長い第3楽章の変奏曲は,さすがに変奏曲の大家だったベートーヴェンの音楽で,しみじみした音楽の中で実に巧みに変奏ごとの雰囲気を書き分けています.
クリーヴランド四重奏団の演奏は,実に僕に聴き易いベートーヴェンを弾いてくれるなあ,と感心するばかりです.この幸運な出会いには感謝しなくちゃいけませんね(^o^)/.そして,今日を含めたすべての音楽,すべてのひととの出会いに感謝を・・・・・・.
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