テーマ展示
というわけで,昨日までの8月1か月間(実質は7月30日のショスタコーヴィチ/交響曲第8番から)の「今日のBGM」で取り上げる音楽をすべて,第一次,第二次の両世界大戦に限らず,何らかの形で戦争に関わりのある作品(一部,取り上げた「録音」が何らかの形で戦争と関わりのある作品も含みましたが)として,ひとりの作曲家もダブらないように埋め尽くしてみました.要するに,図書館もすなる「テーマ展示」の真似事です(^^;).「戦争と文学」はありがちだけど,「戦争と音楽」はあまり見かけないような気がしたので,物は試しとやってみましたが,どの程度ご理解いただけたのやら?
ときに,結局33人の作曲家による33の作品の33の奏者/団体による録音が,よくも自前で揃ったもので(-o-)/.何とかなるだろうと,大した下調べもせず始めたので,思ったよりも早くに想定していたネタが尽きてしまい,とにもかくにも戦争に関わりのある作品を思い出したり,探し出したりするのが一苦労.おまけに演奏家もダブらないようにしたかったため,結局ペンデレツキの「広島の犠牲者に捧げる哀歌」のみはこのテーマ展示のために,新規に買い込む羽目になりました(その際,ペンデレツキの自作自演が入手できたのは幸運だったと言えましょう).
それにしてもプロコフィエフは「アレクサンドル・ネフスキー」ではなく,交響曲第5番かピアノ・ソナタ第7番を取り上げるのでした.これが失敗.
誰かひとりでも,8月の途中でこの「テーマ展示」に気がつかれた読者の方がいらっしゃったら幸甚です.ご愛読ありがとうございました.
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コメント
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>誰かひとりでも,8月の途中でこの「テーマ展示」に気がつかれた読者の方がいらっしゃったら幸甚です.
それは読み手をバカにし過ぎだろ。三日目くらいで気がつかんやつはおらんわ。
投稿: ふみお | 2007/09/03 10:15