ブラームス/交響曲第2番
ブラームス/交響曲第2番ニ長調作品73@ヨーゼフ・カイルベルト/ベルリン・フィル(テルデック:WPCS-6050)
1960年代前半の録音と思われる(某所では1962年とあった).
カイルベルト(1908-1968)はミュンヘンとハンブルクを中心に活躍した指揮者だが,ここではベルリン・フィルを振ってのブラームスである.一発録りなのか,時々オケが細かいところをミスっているのがそのまま残っていたりもするけど,ブラームスを「語らせる」タイプの指揮者がことごとく第2番の録音に失敗している中で,カイルベルトはそれなりにオケを歌わせて,自らの重厚な音楽作りと第2番の音楽を上手くマッチングさせている.
スウィトナー同様,取り立てて精緻でもない,今日では流行らないタイプのブラームスかもしれないが,僕は今ではあまり聴くことのないこの手の演奏,好きである(^^;).
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