ショスタコーヴィチ/交響曲第5番
ショスタコーヴィチ/交響曲第5番ニ短調作品47@クルト・ザンデルリンク/ベルリン交響楽団(ベルリン・クラシックス:BC2063-2)
1982年1月の録音.
読売新聞【安倍首相が退陣の意向、記者会見で表明】今日のこの日に,この曲を取り上げるのはもちろん皮肉(^^;)なんだけど,正直なところ,これ以上安倍晋三政権が続いたら,他の民主制国家なら連日デモやストライキが国中で繰り広げられていても不思議じゃないところだったと思う.他ならぬ2000年代の日本だったから,何も起こらなかっただけ.1960年代だったら,日本でもデモが連日発生していたんじゃないの.
東京新聞【道半ば 無念の退陣 参院選惨敗響く 順調な滑り出し激変】この記事に曰く
結局,これがすべてだったんじゃないかしらん.当人としては「改憲」を一枚看板にして祖父・岸信介の無念を晴らしたかったのだろうけど,もはや日本国憲法はこの国の生活にすっかり根付いてしまっていて,如何に自衛隊を国防軍にしたくとも,復古主義的な教育を上から押し付けたくとも,他におびただしい数の国民の関心事がある状況下では,世論に訴えるところが無かったわけではないにせよ,優先順位が間違っていたということなんでしょう.
「安倍首相が進めてきた一連の「戦後レジームからの脱却」路線は、国民が真っ先に取り組んでほしいと思うテーマとは、かけ離れていたのだ。」
結果,小泉純一郎の「郵政民営化」という一枚看板の,目の付け所の冴えに今更のようにクラクラしてしまうことになります.やれやれ.
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