2022年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

コメント・トラックバックの取り扱いについて

  • コメント・トラックバックをお寄せいただき,ありがとうございます.blog主が確認ののち,公開されますのでしばらくの間,お待ちいただくことがありますがご了承ください.当blogに無関係な内容のコメント・トラックバックはblog主の判断で削除されるものもあります.

「貸出至上主義者」度チェックβ版

ココログ


ほし2

« アイスラー/ドイツ交響曲 | トップページ | ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番 »

2007/08/27

ミヨー/交響曲第3番

ミヨー/交響曲第3番「テ・デウム」作品271@アラン・フランシス/バーゼル放送交響楽団(cpo:999 540-2)

 1997年6月の録音.
 この交響曲は,フランス国営放送から第二次世界大戦の終結を祝う「テ・デウム(我ら神であるあなたを讃えん,キリスト教の讃歌のひとつ)」の作曲をミヨー(1892-1974)が依頼されたことから,1946年に作曲された.4楽章からなり,第1楽章は「闘争」を,第2楽章は「瞑想」による宗教的感情を,第3楽章は「地上への復帰」をそれぞれ抽象的に表現し,終楽章は「アンブロジオ讃歌」と題された「テ・デウム」による楽章である.第2楽章ではヴォカリーズによる合唱が,終楽章には「テ・デウム」を歌う合唱がそれぞれ導入されている.楽章の構成や各々のテンポは伝統的な交響曲の様式(急速調-緩徐楽章-スケルツォ-威儀のあるフィナーレ)に則っているが,フランスの交響曲らしく,確固たる「ソナタ形式」は用いられていない.
 ミヨーの交響曲では幾分,親しみ易い作品かとは思うが,感傷を排したこの手の軽く,乾いた諧謔味を理解するのが難しいことと,旋律の魅力に欠けているためか,なかなか人口に膾炙しないのが惜しまれる.

« アイスラー/ドイツ交響曲 | トップページ | ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番 »

今日のBGM」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ミヨー/交響曲第3番:

« アイスラー/ドイツ交響曲 | トップページ | ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番 »

UNIQLOCK

ついった

「愚智提衡而立治之至也」のはてなブックマーク注目エントリー

「愚智提衡而立治之至也」のはてなブックマーク人気エントリー

あわせて読みたい

  • あわせて読みたい

只今積読中

ココログ図書館ネタ