マルティヌー/リディツェ追悼
マルティヌー/「リディツェ追悼」@インゴ・メッツマッハー/バンベルク交響楽団(EMI:5 55424 2)
1995年5月の録音.
この8分ほどの管絃楽曲は,ナチのベーメン・メーレン副総督で国家保安本部(SD)長官だったラインハルト・ハイドリヒが1942年5月にUKが支援した暗殺部隊によって狙撃され,6月4日に死亡したことへの報復として,チェコの鄙びた村であったリディツェが殲滅されたことに衝撃を受けた,ブルノ近郊の出身であったボスフラフ・マルティヌー(1890-1959)がリディツェへの追悼の意を込めて作曲したものである.全曲がゆっくりしたテンポで穏やかに流れていくが,徐々に悲劇的な緊張が高まり,頂点で「運命の主題」(タタタ・ターン)がカタストロフを形容する.
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