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2007/07/29

朝青龍「仮病」疑惑騒動

 報知新聞【朝青龍、巡業「半永久的」追放…仮病疑惑
 サンスポ【【大相撲】朝青龍、仮病でサッカー…夏巡業から締め出し

 以前,石井代蔵の本で読んだのだけど,昔々の大相撲では年2場所しかなかった「本場所」はあくまで力士の力量を測る試験,試験で好成績を挙げた(本場所で番付を上げ人気の出た)力士を巡業で売り,人気力士の名前で巡業を売ったものなのだそうだ.巡業は大相撲の重要な収入源であり,ある意味本場所よりも大切なものであった,と.そのような伝統のある巡業を,「骨折」の診断書を提出して休場したはずなのに,師匠も知らぬ間に国外に脱出してサッカーの試合に出場していたとは,何をかいわんや,というところが日本相撲協会,横綱審議委員会,巡業の勧進元,大相撲ファンの大方の思いだろうか.抗議の電話やメールが協会や勧進元に寄せられるのも,もっともな話である.

 しかし,正直なところ僕のような素人から見ても「北の湖体制」になってからの日本相撲協会執行部は,朝青龍の不祥事に対しては腑抜けでおおよそ威厳というものが感じられない.そもそも朝青龍の師匠と言えば「大ちゃん」こと元大関朝汐の高砂親方,現役時代の相撲を覚えている身からすると,失礼ながら「横綱」朝青龍を制御できるだけの人格者とも思えない.この不祥事のケリを,北の湖や高砂がどのようにつけるのか.朝青龍に引導を渡す(引退,最低でも年内の本場所・巡業の出場停止)ことが出来れば,他の外国人力士(誰とは言わないが)に対しても一罰百戒の効果があるだろうが,恐らく北の湖では無理だろうな,残念ながら.

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コメント

疲労骨折ではサッカーぐらいできますし、症状が重いのは腰でなく肘です。事実が歪められて報道され、希有な才能が潰されてしまうことを危惧します。

>>むらかみさん

稀有の才能だろうが,疲労骨折でもサッカーが出来ようが,腰より肘の症状が重かろうが,巡業と言う本場所並み(歴史を振り返れば,ある意味本場所よりも重要なものであったことはエントリーに記しました)に力士として大切な業務を放棄し,師匠に無断で帰国し,怪我の診断書を出していたにもかかわらずチャリティーとは言えサッカーの試合に出場した,そのこと自体が相撲人,それも「横綱」としての常識(しきたりを弁えているかどうか)を問われているのでありますよ.本人の才能など,どうでもいいことです.

怪我の診断書を提出して巡業をすっぽかしサッカーに興じていた,そのこともまた事実ではない,放映された映像はでっち上げである,と言うのでしたら話は変わって来ますが,恐らくそうではありますまい.と言うわけで,僕は今回の日本相撲協会の処分は非常に軽いと思ってます.

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» 朝青龍と高砂親方の発言 [Mark!Mark!Mark]
大相撲の横綱、朝青龍が鬱病寸前との診断を受けた。相撲協会の派遣した精神科医も、「深刻な状態」と診断した。まあ、朝青龍も良くない。仮病(?)をつかって巡業をサボり、モンゴルでサッカーをやっていたのだから。だけど、今は状況が違う。3人の医師、それも一人は相撲...... [続きを読む]

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