エルガー/交響曲第2番
エルガー/交響曲第2番変ホ長調作品63@エイドリアン・ボールト/BBC交響楽団(EMI:CDH7 63134 2)
1944年8月の録音.当然モノーラル,だがノーブルが身上だと思われているボールト(1889-1983)の常に似ず,荒っぽくなることさえ厭わない,大変にテンションの高い演奏なのである,これが(^^;).第二次世界大戦末期の反転攻勢期の録音だからなのか,この作品を再度世に送り出した指揮者としての矜持なのか,ちょっと面白いところである.
ところで,先日レコード屋に行ったら妙にガーシュウィンとエルガーの棚が充実している.なんでやねん,と思ったら今年(2007年)はガーシュウィン(1898-1937)の没後70年,エルガー(1857-1934)の生誕150年なんですね.
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