プーランク/2台のピアノのための協奏曲
プーランク/2台のピアノのための協奏曲ニ短調@フランシス・プーランク,ジャック・フェヴリエ&ジョルジュ・プレートル/パリ音楽院管絃楽団(EMI:TOCE-11417)
1957年5月,初期のステレオ録音.
この2日,オネゲル,ミヨーと取り上げてきたので,今日はフランシス・プーランク(1899-1963).短調でも決して深刻ぶることなく,舞曲的な軽妙さと小粋な作風で,早くから日本でも人気のあった作曲家のようである.独墺音楽のように動機を構築的に発展させるのではなく,次から次へと親しみ易い旋律を繰り出し,雰囲気で音楽の求心力を高めていく音楽なので,僕のような聴き手にはちょっとなじめないところがあるのも確か(^^;).
この録音はピアニストとしても音楽活動を盛んに行っていたプーランク自身がピアノを弾いている.
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