マーラー/交響曲第1番
マーラー/交響曲第1番ニ長調@ヤッシャ・ホーレンシュタイン/ヴィーン交響楽団(VOX:CDX2 5508)
1953年初出.50年代初期のモノラルにしては,音はよく,この作品を聴くのにそれほど不足は無い.ホーレンシュタインの演奏は,どちらかと言えばブルックナーに相応しい(この2枚組みのカップリングがブルックナーの9番なので,余計にそれを感じるのかも)鈍重な(^^;)もので,この曲の「青春の響き」のようなものはあまり省みられていないように聴こえる.ヴィーン交響楽団も指揮者の要求によく応えている立派な演奏ではあるが,若々しさとか,破天荒さに欠けるのは否めない.
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