ラフマニノフ/チェロ・ソナタ
ラフマニノフ/チェロ・ソナタト短調作品19@トルルス・メルク&ジャン-イヴ・ティボーテ(ヴァージン:4 82067 2)
如何にもラフマニノフらしい,哀愁と憂鬱に閉ざされたような音楽が纏綿と続くソナタ.ピアニストが作ったチェロ・ソナタだからなのか,この録音のピアニストがチェリストを上回っているのか,ともすると影の薄くなるチェロがピアノの添え物のようなところはあるものの,なかなか雄弁で達者なピアノが活躍して聴き手を離さない,いい演奏であると思う.
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