シューベルト/交響曲D.944
シューベルト/交響曲ハ長調D.944(第9番)@カール・シューリヒト/シュトゥットガルト放送交響楽団(アルキフォン:ARC-2.11)
1956年3月20日,シュトゥットガルトでのライヴ.どう聴いてもホルンをフォルテで吹かせているとしか思えない冒頭(^^;)(ちなみに楽譜の指定はピアノ)から始まって,なかなかに豪快なシューリヒトが聴ける録音である.また,この曲は序奏のステキな旋律でうっかりだまされるが,実は旋律美よりもリズム感がとても大切な音楽で,リズム感抜群のシューリヒト(恐らく「春の祭典」も振りこなせたに違いない)は,もちろん第1楽章の主部など切れ味鋭いリズムを聴かせる.
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