ヴェーベルン/パッサカリア
ヴェーベルン/パッサカリア作品1@ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(DG:423 254-2)
とにかくロマンティックとは縁の無さそうな,ヴェーベルンの乾いた音楽をここまで叙情的に鳴らせるカラヤンの演出と統制には脱帽である(^^;).アンサンブルが緻密に練りあわされていることだけでも,この録音には価値があるんじゃないかと.ケーゲル(ベルリン・クラシックス)はもとより,ブーレーズの旧盤(ソニー)だってこれほどアンサンブルがビシッと決まってはいないですよ.やっぱり,カラヤンの親ヴィーン楽派録音集はカラヤンの録音の中でも,あとあとまでも残るものだと思いますね.
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