ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61@ブロニスラフ・フーベルマン&ジョージ・セル/ヴィーン・フィル(コロンビア/ナクソス:8.110903)
10代でブラームスに認められた,天馬が天翔るような光彩陸離たるヴァイオリニスト,フーベルマン(1882-1947)の録音したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(1934年録音)である.鈍色に冴えた高音と抜群の技巧が,セルの「新即物主義とはこういうものだ」と言わんばかりの引き締まった指揮とあいまって,非情なほど辛口で甘さの感じられない演奏に仕上がっている.
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