ホルスト/吹奏楽のための組曲第2番
ホルスト/吹奏楽のための組曲第2番ヘ長調作品28の2@フレデリック・フェネル/クリーヴランド管絃楽団管楽セクション(テラーク:UCCT-4065)
1978年の録音.さすが録音を売りにするテラークだけに,クリアで見通しの良い鮮やかな録音である.演奏も録音に負けない,爽快で水際立ったアンサンブルを聴かせる.これほど上手いホルストはなかなか聴けないだろうな.
僕が中学生の頃,吹奏楽専門(?)の作曲家の作品は既に汗牛充棟だったけど,クラシックの作曲家による吹奏楽のオリジナルと言えば,ホルストの2曲の組曲が筆頭に上がっていたと記憶する(あとはヒンデミットの交響曲かな?).この第2組曲は4曲通しで10分ほどの小品だが,民謡調の親しみ易い旋律を連ねた佳作である.
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