日常(2007年3月26日)
出勤日.目録作業の傍ら,平成19年能登半島地震に関する情報収集.休み時間に情報をUPするべく,こっそり当blogを更新(良い子の皆さんは真似をしていけません).七尾市立中央図書館と輪島市立図書館が当分の間,休館する由.図書館に被害が皆無とは考えにくかったところなのに,情報収集に当らなければならないはずの業界団体の動きは相変わらず鈍い(わずかな例外はあるが,ほとんど何も聞こえて来ない).
図書館業界の,それも公共図書館業界の業界内政治にしか目が向いていないヒトには,昨日今日と僕が何に対していらだっているかは理解の外だろうが,例えば土木学会の【土木学会災害調査団 能登半島沖で発生した地震に対する対策本部設置および調査団派遣について】や日本建築学会の【2007年3月25日能登半島沖地震 - 日本建築学会災害委員会】を見ても猶,僕の考えていることがわからないだろうか.
こーゆうとき,他の分野のナショナルセンターの如き迅速な活動を起こすことの重要性を未だに理解しようともしないから「日本図書館協会の会費は高すぎる」と言われるのですよ.今回もwebsiteにお見舞いひとつ載せるでも無い,メールマガジンの臨時増刊を出し情報収集へのお願いをするでもない.そもそも新潟県中越地震の際はメールマガジンで被災者へのお見舞いの言葉も載せることさえしなかったのに,中越地震のために日本図書館大会の参加者が減ることばかり心配していたような内向きの団体に輝かしい未来があるとでも思っているのか,日図協の理事たちは.
だんだん,こんな不人情な業界に関係していること自体が恥ずかしくなってきました(sigh).
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