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ココログ


ほし2

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2007年3月の記事

2007/03/31

日常(2007年3月31日)

 休日.天気悪くネットと読書しながら休養.クスリ漬けのおかげで体調も気分もよく,今週はリハビリ代わりにいろいろやってみたけど,なかなか難しいものですね(sigh).

 【LIBMANIAN CAFE: 本でなくっちゃ】これ見て思い出したのは仕事じゃなくて家族内での出来事.ちょっと前に賢弟のところに立ち寄った際,ふと
「フジサンロクニオウムナク,って何だっけ?」
と僕が尋ねたら賢弟も思い出せない.
「1236年って,何か重要な歴史の出来事があったかな?」
などと言う話になってしまい,結果一晩考えて結局わからずじまい.翌日,単身赴任先に帰宅後カミさんに電話して
「かくかくしかじか」
と話したらゲラゲラ笑い出して
「√5だよ,それ.2.2360679!」

 毎日新聞【廃線:宮城・くりはら田園鉄道と茨城・鹿島鉄道】とうとう鹿島鉄道には乗車できずに終わってしまいました.このところ体調が悪くて石岡までは行けなかったとは言え,残念です.

議論の方法

 katz3さんからキツーイ一発を頂戴しました( -_-)=○()゜O゜).曲解を指摘された箇所は,というか前回の追記そのものが筆が滑りすぎました.ゴメンなさい(「追記の追記」はまた別).

 さて,つまり,議論はこーゆうところから始めればいいんですかね(^^;).


「民主制とは民衆による統治である.あらゆる現代民主制において民衆は自分たちの利益に資する決定を行うために議会,執政府,委員会,裁判官,および判事を選出し指名する.これらの選出と指名が民衆の主権を統治における委任に法的な根拠を与える.
制度はこれらのあり方を規定する.憲法,法令,行政規則と手続,判決,規範,実践,慣習はこれらの委任を定義し,民主制における本人と代理人の誘因を形成する.
しかし,民主制における委任が成功するには,制度が民主制における代理人の誘因を規定するだけでは不十分である.むしろ,制度は代理人や語り手を信頼できるものにすることが必要であり,さらにこの効果が制度によって与えられているものと民主制における本人が認知することも必要である.
(以下略)

「現代民主制を改善するためのもう1つの,そしてより一般的なアイディアは普通の市民が政治問題について慎重に討議することの奨励である.この提案の背後にある考え方は熟慮して討議する市民がお互いを啓蒙し,政治的意思決定を大きく改善するだろうというものである.説得と啓蒙が同じものであったら,熟議の感興が実際に複雑性に伴う問題に対する理想的な解決策であろう.残念なことに両者は同一ではない.
集団内の最も説得的な人々が知識を持っていないか,それとも最も説得的(そして/あるいは知識を持っている)な人々があまり知識を持たない人々を誤解させる誘因を持っている時,熟議は啓蒙とは異なる.単に熟議の環境を構築するだけでは,集合的な知識の質が向上し,集団間に公平に流布することを保障しないのである.これは熟議が有益たりえないというのではなく,啓蒙の条件を生み出す環境において熟議が起これば,それははるかに有益なものとなる見込みがあるということなのである.」

『民主制のディレンマ』(木鐸社)p227,p251


 自分で文章を考えている暇が無いのと,誤解があるといけないので,手元にある好みの本から今回の話に使うのによさげな箇所を引用元を明示した上で長々と引き写しました.この本,心理学的な分析が展開される箇所は理解の外ですが,上記引用の後半部分に関する限り,個人的には僕が書いた「民主制とは対話と選択を軸にした制度であり,ある問題を解決する方策が他の問題を解決する策と両立するかしないか,それを近代市民が考え,対話と選択に必要な知識を得るために公共図書館を利用する」と,それほど距離があるようには思えないんですけど(-_-;).で,図書館業界関係者の文章からはこの引用の前半部分のような定義は読み取ることが出来ない,という話ということでよろしいでしょうか?
 他のひとは知りませんが,僕に関する限り,引用の前半部分はいちいち他者に説明するまでも無いことだと思われたのですが.修士論文を書くのであれば,そこから自分の言葉で説き起こす必要があるでしょうが,blogのエントリーを,すべていちいち語の定義から立ち上げなくちゃいけませんか? あ,katz3さんはそこからやれ,労を厭うな,と言っていたのでしたね.
 僕はblogについては,「過去のエントリもぜーんぶ読んでよーく意図を汲み取ってからでないと意見しちゃダメ!ってスタンス」なんですよ,実は.全部,とは言いませんが(当blogは図書館や音楽や野球や様々な主題を扱ってますので,図書館の話題を取り上げるときに野球に関するエントリーを読むことまでは要求しません),せめて今現在問題になっている,目の前のエントリーの裏にどれだけのエントリーが積みあがっているのか,くらいは調べて欲しいと思いますよ.それってkatz3さん言うところの「まったく情報検索を面倒がるなんて、図書館員としてイケナイゾ!」とあまり変わらない要求だと思うんですけど(^^;).

 なお「「図書館が」って書いたのを「公共図書館」に自動翻訳してません?」ですが,今次の議論は民主制が問題になっていたと考えてましたので,ここで扱われている「図書館」は「公共図書館」であると判断しました.で,katz3さんが地の文で館種の書き分けをしているかどうかまでは存じませんでしたし,僕の方は図書館を館種ごとに書き分ける習慣を持ってますので,「公共図書館」と書き分けた,それだけです.

 以下は言い訳がましい横レスで個人的なことなので読まなくてもよいです.

続きを読む "議論の方法" »

J.S.バッハ/マタイ受難曲

J.S.バッハ/マタイ受難曲BWV244@カール・リヒター/ミュンヘン・バッハ管絃楽団(アルヒーフ:439 338-2)

 記憶があいまいで申し訳ないのですが.そろそろ,この作品を聴く季節なのではなかったでしたっけ?
 これはリヒターの旧録音(1958年).先日逝去したエルンスト・ヘフリガーがエヴェンゲリスト(福音使者)を歌っている.「マタイ」の録音は他に幾つもあるけど,これほど厳しく禁欲的で激しく清潔な「マタイ」は他に無いだろう.時間がないとなかなか全曲を通して聴けないけど,冒頭の合唱だけでも,何度聴いても身体のみならず心までもが引き締まる思いがする.

やっぱりわからない

 katz3さんのコメントを読みましたが,やっぱりよくわかりません.katz3さんの言う「基本」「信頼できそうなリソース」の内容が明示されないので,こちらはいわゆる「隔靴掻痒」というヤツです.リソースが明示されないまま「おっしゃるような定義はどこ調べても出てこない」と言われても,こちらも困ってしまうわけで.何だか,日図研の関係者がよくやる,ソースを明示せずに「『××と論じる輩』がいるが,こいつはアホだ」という非難の論法を思い出します.

 相手が手の内を明かさないのにこちらが明かすのは「お人好し」と言われそうですが,取り敢えず,僕が民主制を考えるときに依拠しているのはアイザイア・バーリンの考え方であることを明らかにしておきます(ハイエクもかじってみましたが,今のところ歯がたちません).もっとも,それはバーリンの言葉を一言一句聖書のように復唱していることを意味しません(僕は文献学者でもなければ,ブルックナーの楽譜を校訂しているわけでもないので).バーリンの書くところを僕なりの理解でまとめているものですから,僕による理解にはバイアスがかかっていることはあるのでしょう.

 で,僕のバーリン理解に欠陥があるようなら,それについてはよろこんでご指摘をいただくことにします.しかし,そこに問題があるわけではないのであれば(あくまでも教科書的な「定義」の問題であるならば),これ以上議論しても噛み合うことは無いと思います.お騒がせしました.

追記:
http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20070330/1175238633#c1175269307
 なーんだ,katz3さんから見たらどれもこれも「俺定義」,だからいけないのか(^^;).つまり,異なる価値観なり意見なりが並存する状態に意義を見出さない,ある権威以外には価値を認めず権威に盲従しようというわけだね.それじゃ意見と意見の差異を確認し妥協点を見出すための「対話」なんか最初から成り立つはずはないな.上で日図研を想起したのもあながち間違ってなかったようね.そりゃ「俺定義」にもいろいろあって,「聖徳太子は夢殿に会ったタイムマシンで過去と未来を自由に行き来できたヒト」みたいな荒唐無稽なものだったら問題だし,対話も出来ないだろうけど,そこまで無茶苦茶な理解を「民主制」にしているつもりは,こちらには無いぞ.それほど僕も無学じゃない.結局,他者との対話を成立させる気が無いから,全体主義下でも共産主義下でも公共図書館は成長できる,みたいな言説も肯定されちゃうわけなんだろうな.僕は頭が古いのか,そういう発想は肯定出来ないし理解も出来ないので,「戦後民主主義」の虚妄に賭けることにしましょうか(^^;).
 この程度の言説にわざわざ時間を割いて損しちゃいました.本読もう,本.

追記の追記:
 しかし,本当は図書館側としてこの議論に参加するべきは僕ではなく,例えばケペル先生図書館屋の雑記帳だと思うんだけどなあ(^^;).あのひとたちは議論が終わった後を大礼服着て闊歩するひとたちの仲間なんでしょうか?

2007/03/30

公共図書館と民主制

図書館断想 - 基礎理論
参考:かたつむりは電子図書館の夢をみるか - 民主主義の○○としての図書館

 katz3さん曰く


「図書館員のブログを見ていてたまに見かけるのが、「民主制の何たらとしての図書館」とか「民主主義の何たらとしての図書館」だとかである。で、その前後の文章をよくよく読んでも、どこが民主主義に関係あるのかさっぱり分からん。」
「民主主義」だけではなく,わざわざ「民主制」という言葉も取り上げられているところを見ると,「民主制」をたびたび使用している図書館系blogは当blog以外に思い当たらないので,これは当blogも「さっぱりわからん」blogである,とkatz3さんが指摘していると,こちらは判断します.

 とは言うものの,katz3さんの指摘は回りくどさを避けるためか,いきなり本質に切り込んでいるが故にいささか具体的な説明に欠け曖昧模糊としており,katz3さんが当blogの何を以ってそう指摘しているのか,おバカな僕にはよくわからない,というのが本音です.それでも,何か考えなくちゃいけないだろうな,と思いkatz3さんが指摘しているようなネタを扱っている当blogのエントリーを探して読み直してみました.

愚智提衡而立治之至也: 公共図書館が保障するもの
愚智提衡而立治之至也: ボクらの欲した民主主義
愚智提衡而立治之至也: 公共図書館無料の原則
愚智提衡而立治之至也: 地方自治と公共図書館

やっぱりわからない(^^;).民主制とは対話と選択を軸にした制度であり,ある問題を解決する方策が他の問題を解決する策と両立するかしないか,それを近代市民が考え,対話と選択に必要な知識を得るために公共図書館を利用する,という考え方の何処がおかしいのか.そもそもkatz3さんの言う「基本」って何? 他者の思考を批判するなら,その根拠を充分にお示しいただきませんと.遠まわしにほのめかされてもわからないんですよ,ホントに.

 あ,ついでに言っておきますと,僕は「図書館の自由に関する宣言」とこの件を,全然関連させて考えてません(^^;).min2-flyさんの指摘で初めて思い出したくらいです.そもそも日頃僕が使っている用語が「民主制」「知る権利」という「自由に関する宣言」が使用していない言葉であることで,信用していただければ(「知る自由」という表現は嫌い).

能登半島地震:図書館関連情報(3月30日)

 またまた【カレントアウェアネス-R : 能登半島地震の図書館への影響(3) by chojo】経由の記事で恐縮ですが,七尾市立中央図書館と輪島市立図書館に開館の目処が立ったようです.

七尾市立図書館(ななおしりつとしょかん)
http://lib.city.nanao.ishikawa.jp/
以下上記サイトより引用(最終確認:2007年3月30日23時)


七尾市立中央図書館・中島図書館は3月25日(日)に発生しました地震による被害のため、臨時休館いたしております。
本府中図書館・田鶴浜図書館は通常どおり27日(火)より開館いたしておりますので、そちらをご利用ください。
中央図書館・中島図書館は30日(金)より開館を予定しております。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。


輪島市立図書館
http://www.city.wajima.ishikawa.jp/lib.htm
以下上記サイトより引用(最終確認:2007年3月30日23時)

輪島市立図書館は地震被害のため、休館してご不便をおかけしましたが、4月1日(日)より通常通り開館します。
(当分の間閉館時間は、午後5時までです。)
門前図書館はまだ当分の間臨時休館致します。

まずはよかったです.

ショスタコーヴィチ/交響曲第15番

ショスタコーヴィチ/交響曲第15番イ長調作品141@クルト・ザンデルリンク/ベルリン交響楽団(ドイツ・シャルプラッテン:TKCC-15036)

 1978年の録音.さすがザンデルリンクと言うか,厳しい造形とアンサンブルと暗めの音色が,この交響曲の解釈に相応しい.この作品では,終楽章のテンポが遅いのもザンデルリンクの特徴で,他の指揮者が15分程度のところ20分近くかけている.終楽章のコーダでフルートやタムタム,チェレスタなどの打楽器群が,弱音でひんやりと最後の小節に向けてひたひたとリズムを刻んでいくあたりは,ザンデルリンクの独壇場と言っていいだろう.

日常(2007年3月29日)

 出勤日.年度末,一応閉館の看板出して書類の整理やら書架の移動やら何やかや.看板出していてもアバウトな方は館内までいらっしゃるので(^^;),いらっしゃった方には対応する.あまり実の入った仕事は出来なかったな.来週はもう新年度かと思うと,何とも言えない気分になる.

 日刊スポーツ【ソフトB山村、お祝い届きプロ初勝利実感】初勝利くらいで満足されたのでは困る.表現は悪いが今まで「契約金泥棒」状態だったんだから,山村は.これから3年連続で15勝くらいはしてもらわないと(^^;).
 しかし,セリーグが開幕してようやくメディアがプロ野球で盛り上がるというのもおかしな話だよなあ.パリーグは刺身のツマじゃないんだから.

 取り敢えず,売られた喧嘩を買おうかなと思いますが,知ってるひとは知ってるように僕は喧嘩が下手なので,買ったところで恐らく勝てないだろうなあ(^^;)と.勝てそうな相手でもないし,しばらくこの手のことはご無沙汰なので作法を忘れかけているし.失礼の段はご容赦m(_)m

トーハン,能登半島地震での書店被害を調査

 新文化ONLINEにUPされていた記事です.


トーハン、石川県能登沖地震の書店被害状況第一報をまとめる

被害のもっとも大きい輪島市は、11店でガラス破損、建物半壊、入居するショッピングセンターの営業中止など。そのほか、中能登町、七尾市など10市・町の20店で棚の一部破損、壁のヒビ割れ、商品落下などの被害。能登半島地区以外では一部で商品落下があったものの、大きな被害はないとの報告を受けているという。

【3月26日更新】


TOHAN Web Site
http://www.tohan.jp/top.html

 日頃,出版流通のあり方に批判的なことも僕は書いてますが,こーゆうときは図書館業界より出版流通業界の方が余程きちんと状況をフォローし,ケアしているようです.うらやましいです(sigh).
 ちなみに,日本図書館協会メールマガジンで公共図書館の被害状況を会員に報告したのは3月28日のことです.MMで会員に伝えるだけでなく,図書館関係の被害状況をwebsiteのトップページに掲載するだけでも,日図協に対する世間の評価が変わるんですけどね.

能登半島地震:3月30日の記事から

 必ずしも今日発表されたものに限りません.blog主が今日見つけた記事,ということです.情報収集の遅れ,滞りをお詫びします.

福井県:平成19年能登半島地震(3月29日発表)
http://info.pref.fukui.jp/bousai/data/108/latest/index2.html

福井災害ボランティア情報|平成19年能登半島地震に伴うボランティア活動者募集について
http://info.pref.fukui.jp/danken/sv/fukuisv.html

ふくいドットコム(福井県観光情報HP):能登半島地震について
http://www.fuku-e.com/emergency.html
以下引用↓


能登半島地震について [ 2007/03/27 ]

 このたびの能登半島地震で被災された皆様にお見舞い申し上げます。

 今回の地震に際し当観光連盟にお問い合わせいただいておりますが、福井県には地震の影響はございませんでした。

 県内の観光施設、宿泊施設、ドライブイン等は、平常どおり営業しておりますので、お知らせします。


石川県:能登応援ボランティア募集
http://www.pref.ishikawa.jp/kenmin/bosyu.htm
以下引用↓

≪定員に達しました。ありがとうございました。≫

3月30日9時現在

石川選管困った、投票所が避難所に - 社会ニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070330-177016.html

東京新聞:避難生活中には睡眠薬に注意 中越地震調査
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20070330/mng_____sya_____007.shtml

2007/03/29

ウォルトン/王冠

ウォルトン/戴冠式行進曲「王冠」@ルイ・フレモー/バーミンガム市交響楽団(EMI:7 64201 2)

 昨晩は勤務先の送別会で司会などやってきたわけですが,退職者の入退場に使うBGMを係が準備してなかったので急遽自宅へ戻って(職住近接のひと),CDを5枚ばかり見繕って「どれにしましょう?」と.個人的にはストコフスキー編曲のバッハ(「G線上のアリア」「羊は安らかに草を食み」)やブラームスのセレナード第1番第3楽章を使おうかと推薦したのですが,不思議なことに入場はモーツァルトのホルン五重奏曲K407の第1楽章,退場は予想だにしなかったこの曲に決定(^^;).持って行ったCDはこれじゃなくてフレデリック・フェネル/東京佼成ウィンドオーケストラの録音(佼成出版社:KOCD-0202,併録のゴードン・ジェイコブ「ウィリアム・バード組曲」が入場用BGMの候補のひとつだったので)で,実用のテンポとしてはフェネルの方がいいんだろうけど(10分9秒),演奏としてはフレモー(8分59秒)の方が上だったので,ちと惜しいことをしました(^^;).
 フレモー(1921-)は手堅いアンサンブルと熱っぽさを身上としたフランス人指揮者.長いことバーミンガム市交響楽団の識者を務め,EMIで秘曲っぽい作品や近現代モノの紹介的な録音を手がけることが多かった.「ラ・マルセイエーズ」のベルリオーズ編曲版なども録音している.

日常(2007年3月28日)

 昨日は出勤.午後から勤務先全員を集めての全体会と退職者送別会.後半の司会を仰せつかり,何とか滞りなく終わらせる.ああいうのは,終わってしまえばこっちのもんです(^^;).そのあと,ある方と二次会に流れて3時間,愚痴を聞いたり聞かせたり.だんだんいろいろな意味で難しい学生が増えていること,組織というのは難しいものであることなど.

 今日は出勤.昨晩飲みすぎたので大丈夫かな,と思ったけどクスリ漬けのせいか,何とか起床できる(^^;).先週末の通院でクスリが大幅に増えたのだけど,今週に入って好調なのは夕食後に飲んでる安定剤のおかげでしょう.と言うことは,本人全然気がついてなかったけど,このところ軽く鬱入っていたのかなあ? まあ,公私共に原因はわからないでもないが(^^;).議論に負けた腹いせに,他者の個人情報を本人に無断で勝手に公開するオコチャマな図書館系blogがあるとは思わなかったもんね.組織も難しいけど,web上のひと付き合いもなかなか難しいもの(sigh).

 今月に入って4度目のテンプレート交換をしました.このblogのテンプレートを時々取り替えるのは,僕が飽きっぽいことや,目先の気分転換の意味もあるけど,見易さも多少は考えてまして(^^;).改行したところとしてないところと行間が同じでは見づらいし,色合いは見やすいのにblockquoteタグを使っているところのレイアウトが崩れちゃったり,字配りのバランスは良くても字と周囲の色合いがかぶちゃって見づらいテンプレートもあるので,なかなか同じテンプレートを長期間にわたって使うことは無いんですよね.

能登半島地震:3月28日,29日の記事から

石川県:救援物資、義援金のお申し出について
http://www.pref.ishikawa.jp/kenmin/syokuryoubussi.htm
石川県:能登応援ボランティア募集
http://www.pref.ishikawa.jp/kenmin/bosyu.htm
石川県ホームページ - いしかわ安心道路情報
http://www.pref.ishikawa.jp/michi/anshindouro.htm
石川県緊急情報:震災に便乗した悪質商法にご注意!
http://www.pref.ishikawa.jp/shohicenter/urgency.htm#binzyou
石川県住宅建築課*** 建築物の応急危険度判定 ***
http://www.pref.ishikawa.jp/kenju/hantei/kikendohantei.html
石川県住宅建築課*** ニセ判定士にご注意下さい ***
http://www.pref.ishikawa.jp/kenju/hantei/kikendohantei2.html

両陛下が見舞金-能登沖地震:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/noto/news/20070328k0000m040042000c.html
被害者へ融資 農水省が優遇依頼-能登沖地震:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/noto/news/20070328k0000m010133000c.html
志賀原発…本震データが消失 メモリー不足-能登沖地震:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/noto/news/20070328k0000m040159000c.html
災害ボランティアの活動始まる 60人登録-能登沖地震:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/noto/news/20070328k0000e040065000c.html
古民家修復をアピール 新潟のNPO法人-能登沖地震:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/noto/news/20070330k0000m040020000c.html

行方不明者ゼロ 町独自の「高齢者マップ」大活躍|災害事故|社会|Sankei WEB
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiko/070329/jko070329000.htm
能登半島地震 伝統工法、仏殿守った 総持寺祖院|災害事故|社会|Sankei WEB
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiko/070329/jko070329004.htm

2007/03/28

能登半島地震:図書館関連情報(3月28日)

石川県穴水町の図書館が当分の間,休館です(図書館に関する調査・研究のページ “Current Awareness Portal” - カレントアウェアネス-R : 能登半島地震の図書館への影響(2) by chojo経由)

能登半島穴水町公式ホームページ
http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/
穴水町災害情報_2
http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/anamizu/anamizu_gyosei/bousai-f/bousai_2.jsp


公共施設 キャッスル真名井(当分の間休館)
穴水公民館・図書館(当分の間休館)
町営ゴルフセンター(3月28日から営業再開)

2007/03/27

日常(2007年3月27日)

 毎日新聞【訃報:植木等さん80歳=俳優】「シャボン玉ホリデー」の時代が,また遠くなった(sigh)(ToT).「ニッポン無責任時代」引っ張り出して見ようか.


 出勤日.目録作業の傍ら,能登半島地震に関する情報収集.石川・富山・福井の図書館関係のwebsiteをあちこち確認したけど,輪島・七尾以外では罹災による休館を27日20時現在で確認していません.業界関係者の罹災も27日20時現在未確認.

 ふと思い出したのでメモ.「糾弾」とか「総括」とか「自己批判」というのは,少なくとも第二次大戦後の日本においては左翼の文脈(それも相当な部分,非合法に傾斜したそれの)を背景に使われてきた用語ですがね.それにもかかわらず,何処をどう押しても「左翼」とは思えない僕が,糾弾だの総括だの自己批判だの,左翼の理屈で動くんでしょうねえ(^^;).歴史に無知な輩は,こうして見当違いの非難をする.

 これも何かの拍子に思い出した話.晋の前将軍・青州刺史に昇進した胡威(字は伯虎)は『三国志』魏書巻27に伝のある胡質(字は文徳,魏の征東将軍)の子で,親子とも清廉な生き方を以って賞賛された人物.『三国志』裴松之注に引く『晋陽秋』に曰く,胡威は何かの折に晋の武帝に拝謁した際「そなたと父と,どちらが清廉かね」と尋ねられて「わたしは父に及びません」と答えた.その理由を問われて答えるに「父の清廉は他人が知ることを気にしたものですが,わたしの清廉は他人が知らないことを気にしております.これが,わたしが父に遠く及ばない理由です」
 図書館業界人はどちらかと言えば胡質に近い気質の方が多く,それが図書館の宣伝・広告下手につながる一因でもあります(^^;)が,なかには何を意識したのか自らの行動に「誠実に」という形容をガンガン付ける方もいらっしゃいます.真に誠実なひとは胡質の清廉の如く,他人に知らせなくとも自ずから評判が立つのであり,真に誠実なひとは自らの行いを評するに「誠実」とは形容しないものです.有力者との人脈や自らの業界内政治における立場を「誠実」の美名で隠蔽するのは偽善以外の何物でもありますまい.

ホルスト/吹奏楽のための組曲第2番

ホルスト/吹奏楽のための組曲第2番ヘ長調作品28の2@フレデリック・フェネル/クリーヴランド管絃楽団管楽セクション(テラーク:UCCT-4065)

 1978年の録音.さすが録音を売りにするテラークだけに,クリアで見通しの良い鮮やかな録音である.演奏も録音に負けない,爽快で水際立ったアンサンブルを聴かせる.これほど上手いホルストはなかなか聴けないだろうな.
 僕が中学生の頃,吹奏楽専門(?)の作曲家の作品は既に汗牛充棟だったけど,クラシックの作曲家による吹奏楽のオリジナルと言えば,ホルストの2曲の組曲が筆頭に上がっていたと記憶する(あとはヒンデミットの交響曲かな?).この第2組曲は4曲通しで10分ほどの小品だが,民謡調の親しみ易い旋律を連ねた佳作である.

能登半島地震:3月27日の記事から

福井新聞 - 福井のニュース 県、福井市が職員派遣 被災建物の危険度判定 能登半島地震
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=411

北國新聞ホームページ - 北陸の経済ニュース 温泉、漆器業に大打撃 能登半島地震 風評被害の「余震」心配
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20070327301.htm

北日本新聞社 富山のニュース 門前で被害調査 消防援助隊富山県隊
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070327/3811.html
北日本新聞社 富山のニュース 余震の恐怖いつまで… 不安抱え後片付け、氷見
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070327/3812.html

「ボランティア現地本部」開設 石川・輪島-能登沖地震:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/notojishin/news/20070327k0000m040129000c.html
 輪島市社会福祉協議会
 http://www6.ocn.ne.jp/~washakyo/index.htm

ボランティア被災地へ、救援物資も…能登半島地震 : 能登半島地震 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe7400/news/20070327it04.htm

伝統の「輪島朝市」再開 復興へ笑顔も-能登沖地震:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/notojishin/news/20070327k0000e040063000c.html

2007/03/26

チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲

チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35@レオニード・コーガン&コンスタンティン・シルヴェストリ/パリ音楽院管絃楽団(EMI:7 67732 2)

 いずれ劣らぬ個性派の衝突.と思いきや,意外にもシルヴェストリがシルヴェストリらしくホットではあるが,クールなコーガンのヴァイオリンに丁寧なサポートを付けている(^^;).コーガンは思い切りソロが暴れるカデンツァのようなところ以外ではあまりテンポを揺らさずに,冷え冷えとした音の切れと凄まじいまでのテクニックで勝負しているようである.

日常(2007年3月26日)

 出勤日.目録作業の傍ら,平成19年能登半島地震に関する情報収集.休み時間に情報をUPするべく,こっそり当blogを更新(良い子の皆さんは真似をしていけません).七尾市立中央図書館輪島市立図書館が当分の間,休館する由.図書館に被害が皆無とは考えにくかったところなのに,情報収集に当らなければならないはずの業界団体の動きは相変わらず鈍い(わずかな例外はあるが,ほとんど何も聞こえて来ない).
 図書館業界の,それも公共図書館業界の業界内政治にしか目が向いていないヒトには,昨日今日と僕が何に対していらだっているかは理解の外だろうが,例えば土木学会の【土木学会災害調査団 能登半島沖で発生した地震に対する対策本部設置および調査団派遣について】や日本建築学会の【2007年3月25日能登半島沖地震 - 日本建築学会災害委員会】を見ても猶,僕の考えていることがわからないだろうか.
 こーゆうとき,他の分野のナショナルセンターの如き迅速な活動を起こすことの重要性を未だに理解しようともしないから日本図書館協会の会費は高すぎる」と言われるのですよ.今回もwebsiteにお見舞いひとつ載せるでも無い,メールマガジンの臨時増刊を出し情報収集へのお願いをするでもない.そもそも新潟県中越地震の際はメールマガジンで被災者へのお見舞いの言葉も載せることさえしなかったのに,中越地震のために日本図書館大会の参加者が減ることばかり心配していたような内向きの団体に輝かしい未来があるとでも思っているのか,日図協の理事たちは.

 だんだん,こんな不人情な業界に関係していること自体が恥ずかしくなってきました(sigh).

能登半島地震:図書館関連情報(3月26日)

七尾市立図書館(ななおしりつとしょかん)
http://lib.city.nanao.ishikawa.jp/

以下↑webpageから転載.


<中央図書館臨時休館のお知らせ>

七尾市立中央図書館は3月25日(日)に発生しました地震による被害のため、当面の間、臨時休館いたします。本府中図書館・田鶴浜図書館・中島図書館は通常どおり27日(火)より開館いたしますので、そちらをご利用ください。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。


輪島市立図書館
http://www.city.wajima.ishikawa.jp/lib.htm

以下↑webpageから転載.


地震被害のため、当分の間臨時休館いたします。


白山市立図書館_トップページ
http://www.lib.hakusan.ishikawa.jp/

3月26日18時現在,↑webpageにアクセスできません.

平成19年(2007年)能登半島地震:3月26日の記事

折を見て更新かけます.

ライフライン、交通機関などの状況-能登沖地震:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/noto/news/20070326k0000m040131000c.html

スポニチ Sponichi Annex ニュース 社会 帰省の川田アナ フリー初仕事はブログ
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/03/26/04.html

政府、「激甚災害」指定を検討 能登半島沖地震|政策|政治|Sankei WEB
http://www.sankei.co.jp/seiji/seisaku/070326/ssk070326000.htm

気象庁:「能登半島地震」と命名-事件:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070326k0000e040027000c.html

気象庁 | 平成19年報道発表資料 2007年3月25日9時42分ころ能登半島沖で発生した地震について(第4報)
http://www.jma.go.jp/jma/press/0703/26a/20070325_4.html

能登空港が再開 鉄道も順次通常運転|災害事故|社会|Sankei WEB
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiko/070326/jko070326002.htm

七尾城跡の石垣崩れる、史跡・観光名所にも地震被害 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070326i104.htm

能登半島地震:地場産業「輪島塗」も打撃-事件:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070327k0000m040088000c.html

能登半島地震:阪神並み揺れ、被害は局地的 少ない人口/避難スムーズ/頑丈な住宅-事件:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070326dde041040052000c.html

能登半島地震:余震におびえ一夜 高齢者、寒さこたえ 避難所、1人1畳未満-事件:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070326dde041040056000c.html

平成19年(2007年)能登半島地震

 サイドバーに上げてあるものと同内容ですが,こちらにも.
 順次更新しますが,サイドバーのものとは多少,内容に異動があります.被災地の図書館等に関してお気づきの点がありましたら,メール・コメント等で情報をお寄せいただけますと助かります.よろしくお願いします.



首相官邸: 石川能登地方における地震関連情報
http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/isikawa/index.html
防衛省・自衛隊:お知らせ
http://www.mod.go.jp/j/news/index.html
気象庁|地震情報
http://www.jma.go.jp/jp/quake/quake_local_index.html
石川県ホームページ
http://www.pref.ishikawa.jp/index.html
Leave The Disaster To Us!石川県消防防災web
http://www.bousai.pref.ishikawa.jp/top.asp
 輪島市ホームページへようこそ
 http://www.city.wajima.ishikawa.jp/
  輪島市社会福祉協議会
  http://www6.ocn.ne.jp/~washakyo/index.htm
 七尾市 [ ななおし ]
 http://www.city.nanao.ishikawa.jp/
  七尾市社会福祉協議会
  http://www6.ocn.ne.jp/~nasyakyo/

福井県 Fukui Prefectural Government
http://www.pref.fukui.jp/
福井県: 能登半島沖を震源とする地震関連情報
http://info.pref.fukui.jp/kikitaisaku/f_index.html
富山県
http://www.pref.toyama.jp/
富山防災WEB
http://www.bousai.pref.toyama.jp/web/jsp/index.jsp


能登沖地震:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/noto/
能登沖地震 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe7400/index.htm
能登半島沖地震|ニュース特集|Sankei WEB
http://www.sankei.co.jp/news-special/0043/nsp0043.htm
北國新聞ホームページ - トップページ
http://www.hokkoku.co.jp/
北日本新聞社
http://www.kitanippon.co.jp/
福井新聞 - トップページ
http://www.fukuishimbun.co.jp/

2007年3月25日能登半島沖地震 - 日本建築学会災害委員会
http://www.dcrc.tohoku.ac.jp/wikieq/index.php?2007%E5%B9%B43%E6%9C%8825%E6%97%A5%E8%83%BD%E7%99%BB%E5%8D%8A%E5%B3%B6%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87
社団法人 土木学会 社会支援部門 災害速報
http://www.jsce.or.jp/report/index.shtml#sokuho


DORAの図書館日報: 地震情報
http://dora-hikarilibrary.air-nifty.com/diary/2007/03/post_315f.html

愚智提衡而立治之至也: 石川県内の図書館情報
http://jurosodoh.cocolog-nifty.com/memorandum/2007/03/post_be16.html
愚智提衡而立治之至也: 石川・能登地方で震度6強
http://jurosodoh.cocolog-nifty.com/memorandum/2007/03/post_693b.html
愚智提衡而立治之至也: 能登半島地震:図書館関連情報(3月26日)
http://jurosodoh.cocolog-nifty.com/memorandum/2007/03/post_8fe1.html

2007/03/25

日常(2007年3月25日)

 お休みの日.寝坊して目覚めたら,石川県で地震が発生していたので取り急ぎ情報収集のためのエントリーをあげる.別に,誰かに頼まれてやっていることでもないので,どこまで何が出来るかどうかわからないけど,やれることはやります.
 午後,街へ出てスキャナーとマウスを新調する.スキャナーはこれまで使っていたのを長女にくれる約束をしているので,父の方が新しいのを買ったわけ(^^;).48000dpiまでは幾ら何でも不要だろうと思うけど,ネガフィルムをデータに起こす機能がデフォルトだったので,キャノンのLiDE 600Fを購入する.値切ってみたけど500円しか安くならなかったorz

 こんなところで愚痴をこぼすわけじゃないけど,災害と図書館,のような多分に公的な要素の絡んでくる情報提供は日図協や図問研のような公的な団体が本来は実施すべきことだと思うのだが(そのために組織があると思うのだが),まず実行されたためしは無く,常にdoraさんのような個人の努力にゆだねられている.これはどう考えてもおかしな話.おまけにこの業界ホントに党派が一番という視線でしかモノを見てないから,貸出至上主義を奉じる日図研や図問研に批判的な個人サイトが図書館に関する災害情報の収集と提供に努めても,主流派からは無視されるのがオチなのね(^^;).学術団体を標榜する日図研はまだしも,以前図問研系のあるサイトが災害に関する取り組みについて情報を求めていたのを見て「こんなことやってましたが」と僕がコメントしても黙殺されたし.
 要するに,図問研のように声の大きい奴の意見が通る団体では,エライひとの意向に沿うことが一番なんだろうなと未だ残る【7・19集中豪雨で被災した飯塚市立図書館救援募金のよびかけ】を見て思うわけ.図問研は新潟県中越地震のときには何もしなかったにもかかわらず,これの呼びかけが今日まで掲載され続けているのは,新潟県中越地震で被災した住民と図書館への侮辱だろうに.この都市圏への志向と周縁部への蔑視が,ある図問研系blogが激賞し,議論に負けた腹いせに他者のプライヴァシーを公開するという,図書館員の倫理も公務員の倫理も一切無視してまで守ろうとした「図問研DNA」とやらの実態ですか.やれやれ.
 「ご注進」したけりゃ勝手にどうぞ.頭の悪いひとを相手にしている暇は無いので,この件について僕の方はこれでおしまい.

メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲

メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64@アルテュール・グリュミオー&ベルナルド・ハイティンク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管絃楽団(フィリップス:PHCP-9632)

 ばろなごんさんの所属するアマオケでも演目に上り,近頃東京で開催されたフィギュアスケート世界選手権で優勝した安藤美姫が今年演じている曲でもあるこのヴァイオリン協奏曲,久し振りに聴いてみようと我が家のコレクションを探したのだが,どうやらこのグリュミオーとクライスラー(EMI/ナクソス)しか手持ちが無いようで,何時もの悪い癖(誰も知らないような作品は知っているくせに,誰でも知っているような曲は知らない)が出てしまったようである(^^;).だから「久し振りに聴いてみよう」も怪しいもので,グリュミオーはチャイコフスキーのカップリング,クライスラーはベートーヴェンのカップリング,つまり「オマケ」程度の認識しか持ってないんですよ,このひとは(>_<).恐らく,きちんと向き合って聴いたことは2,3度しか無いんじゃないのかな.

 しかし,メンデルスゾーンというひとは,恐ろしく完璧な曲を書くひとだな,と改めて思う.かの「真夏の世の夢」序曲からこのヴァイオリン協奏曲や「スコットランド」まで,諧謔ではない「軽妙」を真面目に表現することにかけてメンデルスゾーンをしのぐ作曲家はそうそういないんじゃないかしらん? グリュミオーがまた,いたづらに深刻に陥ることも無い真摯な演奏でメンデルスゾーンの世界を過不足無く表現している.

 それにしても,もう少しメンデルスゾーンにも力を入れてコレクションの充実を図ろう(^^;).

石川県内の図書館情報

取り急ぎ,石川県内の県立・市立と大学図書館のサイトです.3月25日11時45分現在,特に災害状況の報告はUPされていないようです.


石川県立図書館
http://www.library.pref.ishikawa.lg.jp/index.html

石川県立図書館 リンク集
http://www.library.pref.ishikawa.lg.jp/link/index.html

Libraries of Kanazawa City 金沢市図書館
http://www.lib.kanazawa.ishikawa.jp/
七尾市立図書館
http://lib.city.nanao.ishikawa.jp/
3月25日11時45分現在「サーバーが表示できません」と出たのは停電のため? 同日14時半現在,復旧してました.

小松市立図書館
http://www.lib.city.komatsu.ishikawa.jp/

輪島市立図書館
http://www.city.wajima.ishikawa.jp/lib.htm

加賀市立図書館
http://www.kagalib.jp/toshow/index.html

羽咋市立図書館
http://www.city.hakui.ishikawa.jp/tosyokan/index.htm

かほく市図書館
http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/library/

白山市立図書館_トップページ
http://www.lib.hakusan.ishikawa.jp/

珠洲市立中央図書館
http://www.city.suzu.ishikawa.jp/home/tosyokan/

能美市立図書館
http://www.city.nomi.ishikawa.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AM020000&url=%2Fcgi-bin%2Fodb-get.exe%3FWIT_template%3DAC020000%26WIT_oid%3Dicityv2::Contents::1287

金沢大学附属図書館 Kanazawa Univ. Library
http://www.lib.kanazawa-u.ac.jp/

北陸先端科学技術大学院大学 附属図書館
http://www.jaist.ac.jp/library/index-jp.html

石川県立看護大学附属図書館
http://www.ishikawa-nu.ac.jp/campus/library/library_top_s.htm

石川県立大学 図書・情報センター
http://www.pref.ishikawa.jp/ishikawa-pu/ipu/ipu-libraly/index.html

金沢美術工芸大学 -附属図書館
http://www.kanazawa-bidai.ac.jp//www/contents/library/index.html

金沢医科大学図書館ホームページ
http://www.kanazawa-med.ac.jp/%7Elibrary/

金沢工業大学ライブラリーセンター
http://www.kanazawa-it.ac.jp/kitlc/

金沢星稜大学 図書館(利用案内)
http://www.seiryo-u.ac.jp/library/index.html

金城大学 図書館
http://www.kinjo.ac.jp/ku/lib/index.html

[ 北陸大学 ] ライブラリーセンター
http://www.hokuriku-u.ac.jp/library/index.html


今日(3月25日)は休日なので,実際に図書館関係施設の被害が明らかになるのは明日以降になると思われます.

石川・能登地方で震度6強

首相官邸: 石川能登地方における地震関連情報
http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/isikawa/index.html


読売新聞【石川・能登地方で震度6強、金沢市などで津波観測】【石川・輪島市立病院にけが人数十人…震度6強】【石川・輪島地区で52歳女性死亡、自宅灯籠が倒れ

毎日新聞【地震:石川県能登で震度6強=午前9時42分】【地震:上越新幹線の上下線で運転見合わせ】【地震:JR北陸線で運転見合わせ 北陸道など閉鎖】【地震:石川・輪島で2人死亡の情報も、数十人けが】【地震:石川県沿岸の津波注意報を解除 気象庁】【地震:防衛省が災害対策室を設置】【地震:有感の余震は計56回 25日正午まで】【能登沖地震:ローソン、物資救援へ…おにぎり、水など】【能登沖地震:ボランティア「少し待って」 石川県呼び掛け

産経新聞【建物倒壊、道路ひび割れ…恐怖に声震わす住民 能登沖地震】【首相が被害確認など指示 能登沖地震】【携帯3社、災害用伝言板の運用を開始 能登沖地震】【震度5級の余震も 気象庁、警戒呼び掛け

北国新聞【能登で震度6強 1人死亡、負傷100人超】【県が災害対策本部員会議

北日本新聞【富山で震度5弱の地震 震源地は石川県能登で震度6強】【滑走路にひび割れ JR全線で運転見合わせ

福井新聞【能登で震度6強 本県嶺北で震度4】【知事、県境道路調査など指示 県が緊急の連絡会議】【敦賀-金沢間など運転再開  JR北陸線】【県内消防、県警が緊急援助隊派遣


石川県ホームページ
http://www.pref.ishikawa.jp/
石川県ホームページ - リンク集(県内市町)
http://www.pref.ishikawa.jp/link/index.htm
Leave The Disaster To Us!石川県消防防災web
http://www.bousai.pref.ishikawa.jp/top.asp

いいねっと金沢
http://www.city.kanazawa.ishikawa.jp/

珠洲市ホームページ
http://www.city.suzu.ishikawa.jp/

加賀市
http://www.city.kaga.ishikawa.jp/

輪島市ホームページへようこそ
http://www.city.wajima.ishikawa.jp/

七尾市 [ ななおし ]
http://www.city.nanao.lg.jp/


午前11時半現在では,石川県および各市のサイトに災害情報は掲載されていないようですが,取り急ぎ,災害情報の掲載されそうな県と市のサイトをあげてみました.僕個人,石川県には土地勘がありませんので,県のサイトのリンク集を見ても,どのあたりが災害で被害を蒙った地域なのかよくわからないところがあります.情報の収集に漏れがありましたら申し訳ありません.
しばらくの間,このエントリーは随時更新していきます.右サイドバーに「石川県能登沖地震(仮称)」コーナーを設置しました.

2007/03/24

日常(2007年3月24日)

 お休みの日.定期通院,数値が悪い(-_-;).クスリ増える.クスリ漬けだ_| ̄|○ いよいよ本気で運動することを考えないといけない.こっそり別にblogを立てて,運動の記録でもしますか.何かモチベーションを高めることをしないと,絶対に挫折するから.

 毎日新聞【希望入団枠:パだけでも返上しては…ロッテ・オーナー代行】この動きを,とにもかくにもプロ野球に関心のある我々が支持していくしかないと思う.たかが1球団の横暴,のためにプロ野球存続の根幹が揺るがされている,という認識に我々が立てるかどうか,ドラフト会議の一本化(すべての対象者を1度の会議で指名する)と完全ウェーバー制化こそが,プロ野球に関心を持つひとびとの多くが望んでいることだ,という体制を我々がプロ野球に属する方々に示すことができるかどうか,バファローズ消滅以来の,プロ野球のまさにいま,そこにある危機なのである,今回の裏金騒動は.そのような自覚を持って各位が取り組み,注目していただきたい.

2007/03/23

ドヴォルジャーク/交響曲第9番

ドヴォルジャーク/交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」@ニコライ・マルコ/フィルハーモニア管絃楽団(IMG:5 75121 2)

 1956年2月の録音.ニコライ・マルコ(1883-1961)は,僕の意識ではニコライ・ゴロヴァーノフ(1891-1953)やアレクサンドル・ガウク(1893-1963)と並ぶソ連旧世代の巨匠指揮者,という感じなのだが,ところがどっこい(^^;).この「新世界」大時代なところの無い,実にモダーンですっきりした演奏なのである(演奏時間38分ちょっと).第1楽章の序奏部最後のティンパニも1回しか叩かせていないのは,この時期には珍しいことだったのではないか.
 調べてみると,マルコは割合早い時期にソ連を去って西側で活躍していたようなので,この感覚なら亡命もさもありなん,と合点がいったところ.

日常(2007年3月23日)

 お仕事の日.目録黙々の傍ら,溜め込んでいた諸連絡の返事を方々に出す.

 読売新聞【清水選手在籍時代のコーチ、専大北上高が懲戒解雇】高野連というトカゲに尻尾として切られそうな高校が,さらにその尻尾の先端を切り捨てた話にしか見えない.クビになったコーチに一片たりとも同情はしないが,末端で携わっていた人間なり組織なりを切って終わり,という話でも無い.
 スポニチ【希望枠“存続”にドラフト拒否も】アマチュア側によるドラフト拒否を支持する.

2007/03/22

シューベルト/未完成

シューベルト/交響曲ロ短調D.759(「未完成交響曲」)@フランス・ブリュッヘン/18世紀オーケストラ(フィリップス:PHCP-11067/11070)

 ブリュッヘンのシューベルト演奏は,どうもシューベルトのオーケストレーションの美点を殺してしまっているのではなかろうか,というのが最初にD.944を聴いて以来の印象なのだが,この「未完成」でもその印象は変わらない.絃から木管から,すべての楽器がくすんだ中間色系の音色で統一されていて,どうもシューベルトよりもシューマンの交響曲に相応しい解釈なんじゃないかと思ってしまう.押し出しはベートーヴェン張りに立派で,そうありたかったシューベルトの理想を再現で補っているようにも聴こえるけれども,さてそれがシューベルト自身の音楽に相応しいか,と考えると,ここでも疑問符が浮かんで来てしまう.うーむ.

日常(2007年3月22日)

 お仕事の日.お客は数えるほど.目録作成をぼちぼちと.

 東京新聞【活性化の“本丸”になれる? 『宇都宮城』25日開城】おお,ここまで来たとは.まずは宇都宮市と市民運動の,これまでの宇都宮城復元への努力に,城郭大好き人間として賞賛を贈ります.いや,スゴイ\(^o^)/ この復元がスイスイことが運んだのは,戊辰戦争で城郭が焼失し,更に市街地の開発で城の遺構がほとんど失われたために城址が史跡でも何でもなかったことが,却って奏功したという面もあるのでしょう(城郭好きには少々複雑なものがあります).
 で,その上であのですね,「開城」なる言葉は籠城戦などで城方が負けたときに「開城する」と表現するもので,復元城郭が完成して一般にお披露目することを言うのではございません.10数年前に白石城三重櫓が復元されたときも「白石城開城」という幟が街中ではためいてましたが,懲りずに同じ間違いをするとは.誰か間違いを正すひとはいなかったのかなあ?
 この記事に拠れば,宇都宮市は皮算用をはじいているようですが,「年間六十万人」ってあなた(-_-;).この復元は珍しいことに,市民運動が先行して城郭復元を訴えていたと記憶するが,それにしても,この程度の規模の復元でそんなにお客は来ないんじゃないですか.僕のような物好き(^^;)が多数派とも思えないし.宇都宮からさほど遠くないところにある,櫓をふたつ復元した土浦城や,戦国期城郭の精密な復元に務めている逆井城でも,そこまでの集客には成功していないでしょうに.こーゆう事業は色気を出したのではダメで,歴史を復元することに第1の目的を据えた方がいいですよ.集客が出来たら,それは「望外の喜び」という程度の意識でいなければ,これから先の展望は開けないと思いますが如何.

2007/03/21

ブラームス/クラリネット五重奏曲

ブラームス/クラリネット五重奏曲ロ短調作品115@カール・ライスター&ブランディス四重奏団(ブリリアント:93156)

 倒産したニンバス原盤.しみじみした,いい演奏である.これを肴に美味い酒が飲めれば言うこと無いんだが,残念ながらしばらく禁酒だ_| ̄|○

日常(2007年3月21日)

 お休みの日.クルマを出して,名取に先日開店したダイヤモンドシティエアリまで.2時間20分ほど.駐車場にクルマを入れて,まずはこれまた3月18日に開業したばかりの仙台空港アクセス鉄道仙台空港へ.杜せきのした→美田園→仙台空港までで300円とはこれ如何に(-_-;).高い.仙台空港でイーグルスグッズなど漁り,再びアクセス鉄道で仙台駅へ.8駅で630円.やっぱり高い(>_<).仙台駅で一息ついて,杜せきのした駅(=ダイアモンドシティエアリ)に取って返す.時間帯悪く,ちょうどお昼時でレストランが混みまくり昼飯にありつけず_| ̄|○ お土産だけ調達してクルマを出す.途中,船岡城址公園小野さつき訓導殉職の地,クルマ3台が絡む事故,数年前に殺人事件があったコンビニ(閉店)など見聞しつつ,ゆらゆらと帰宅.他人の運転にイラついちゃダメだ(^^;).


Photo_22仙台空港アクセス鉄道・杜せきのした駅


Photo_23JR東日本E721系.アクセス鉄道所有のSAT721系も同形車両.

2007/03/20

シマノフスキ/ヴァイオリン協奏曲第2番

シマノフスキ/ヴァイオリン協奏曲第2番作品61@ヘンリク・シェリング&ヤン・クレンツ/バンベルク交響楽団(フィリップス:PHCP-9721)

 シェリングが,美しく地味で繊細なシマノフスキの音楽を,一音一音に神経の行き届いた張り詰めた,何とも繊細な美音で滔々と奏でる,といった趣きの名演.オケがコンセルトヘボウあたりならもっとよかったのかもしれないが,それはないものねだりと言うものだろう.

日常(2007年3月20日)

 お仕事の日.昨日休暇をとったら,作成していた文書への問い合わせが複数あったみたいで,これはこちらが休みでも連絡寄越してもらってよかった話だった.気が利かないっつーかなんつーか.まあ,それについて言い置いていかなかった僕が悪いということにしておく(^^;).仕方が無いので,朝一番で頭を下げ下げ文書を担当者に置いて来た.あとは目録作業ぼちぼち.

 明日は遠出しようと思う.

2007/03/19

マーラー/交響曲第7番

マーラー/交響曲第7番ホ短調@サイモン・ラトル/バーミンガム市交響楽団(EMI:7 54344 2)

 ラトルのマーラーは僕も一時期大好きでよくよく聴いたもの.この7番でもそうだが,音色的にはそれほど多彩とは言い難いものの,鋭く練りあわされたアンサンブルの上に成り立つ指揮者とオケの自発性がほどよくはじけた,胸のすくような演奏が多かったと記憶する.
 この7番を録音した頃(1991年)に比べて,最近のラトルはベートーヴェン(9番)といいシューベルト(D.944)といいショスタコーヴィチ(14番)といい,ことごとく外しているのは何故なんだろう?

日常(2007年3月19日)

 昨日は勤務先の卒業式から謝恩会.一応非常勤のはしくれとして謝恩会に出席.の割には大きな顔をして何かやっていた(^^;).三次会まで付き合って朝の2時半に帰宅.
 今日は昨日の振替休日をあらかじめもらっていたので一日静養.いやー,ホントにアルコールに弱くなったことですよorz 回復力も年々衰えて来てるし,カラオケはやるたびに下手になるし(sigh).もうもう自己嫌悪.

 静養しながら,世の中にもwebにもいろいろな言説が乱れ飛んでるのを読む.だいたい,自らが拠って立つ立場をあたかも切り札のように持ち出す議論には碌な物がない(^^;).自分が求めて得た立場であるか,そうではない立場であるかの違いに関わらず.つまり,自らの立場を意識化し相対化したものとして捉えられる教養と想像力の持ち主のみが,僕が時間を割いて読むに値する論考を書いている,そういうことだ.

2007/03/17

フランク/交響曲ニ短調

フランク/交響曲ニ短調@フィリップ・ヘレヴェッヘ/エリゼー宮管絃楽団(ハルモニア・ムンディ・フランス:HMC901711)

 カップリングのフォーレ「レクィエム」はともかく,フランクの交響曲をヘレヴェッヘが振っていたとは知らなんだ.
 とのかく,随分と響きの軽いフランクである.一般的には低音が強調され気味の演奏をされるフランクで,ここまで軽やかな扱いの低音というのは却って新鮮な響きに聴こえる.ヘレヴェッヘらしく,よく歌いこんでいるしアンサンブルも練りこまれているし(オーケストレーションがこれほど見通しよく聴こえるフランクも珍しかろう),まずはこのところいい演奏に恵まれないフランクの交響曲の好演と評していいだろう.

日常(2007年3月17日)

 お休みの日.いろいろ買い物など.
 なんつーか,あちらを読んだりこちらを読んだりしていると,おぼろげながら「あれはこうだからこう動いているのか」ということがわからないでもないのだが,如何せん隔靴掻痒なのはまぬかれない.明日勤務先の端末を立ち上げると,もう少し実情が見えてくるのかしらん?

 毎日新聞【センバツ:市川高校の登録外部員が喫煙】出たな偽善メ(-_-;).

「逆指名」は如何なる形であれ全面的に禁止せよ

 プロ野球の裏金問題.
 昨日(16日)は「ドラフト制度に関する協議会」という,プロとアマの歴史的な顔合わせが実現したわけですが,webに上がった記事の中で何処よりも厳しく書いていたのは,驚いたことにジャイアンツの広報紙にして現在のプロ野球の惨状についてどのスポーツ紙よりも責任を負っているA級戦犯・スポーツ報知です.

 スポーツ報知【改革先送り プロ裏切り…「希望枠撤廃」アマ側の訴え聞いただけ

これにはさすがに吃驚です.読売球団が今回,何が何でもドラフト制度の改革にFAを絡ませているのはFAの期間短縮を実現して,より多くの有能な選手をかき集めて自球団で飼い殺そう(他球団で活躍されるよりマシ)という野望が裏にあるわけですが,それでもこの記事におけるスポーツ報知のプロへの厳しい眼差しは,読売新聞・球団首脳の怒りを買うのではないかと思わせるほどです.
 報知の記事では寸断気味でちょっと見にはわかりにくいプロ側の危惧が,もう少しわかり易い形でまとめられ掲載されていたのは,デイリースポーツの記事.

 【デイリースポーツ: アマ強硬プロ受け入れ…希望枠撤廃


ドラフトで指名されながら、入団を拒否したアマ選手は枚挙にいとまがない。こうした事例が「希望枠」に存在感を持たせてきたのも事実。「アマから『問題のある指導者には教育をし、ドラフトで指名された選手には、その球団に入るよう指導していく』というお話もあった」(ロッテ・瀬戸山球団社長)と、アマ側がプロと協調して透明化を目指すとした。
アマ側から希望枠撤廃,完全ウェーバー制を要求するのであれば,ドラフトで指名された際の入団拒否はあってはならないことでしょう.ドラフト会議開催前に希望球団を公表し他球団に圧力をかける行為は厳重に禁止され,指名された球団への入団拒否に対しては5年間程度の指名禁止処分を課す必要があります.身を律しなければならないのは,プロもアマも同様です.

2007/03/16

ベートーヴェン/エリーゼのために

ベートーヴェン/バガテルイ短調(「エリーゼのために」)WoO59@エリー・ナイ(コロッセウム:COL9025-12.2)

 ボンのベートーヴェン・ハウスに保存されている,ベートーヴェンが晩年に使用したコンラート・グラーフ製のピアノを使用して1965年に録音されたもの.その後このピアノは使用不可とされたため,貴重な録音とされる.ベートーヴェン弾きとして知られた大ピアニスト,エリー・ナイ(1882-1968)最晩年の演奏でもある.「アダージョのピアニスト」とも言われたナイであるが,さすがに「エリーゼのために」ではそのスケールの大きなところを聴かせることもなく,一筆書きのようなかわいらしい演奏を聴かせる.

日常(2007年3月16日)

 お仕事の日.受入業務如例.しかるに,ある文書の締め切りをうっかり忘れていたら,別の文書も書き直しという「うわあ」状態にorz 明後日が休日出勤なので,ここで一気に片付けますか.
 
 先日亡くなった鈴木ヒロミツがモップス時代に「月光仮面」の主題歌をグロテスクにパロディ化したのを歌ってヒットさせたことがあったことを,情報番組やワイドショーが誰も取り上げないのは,やっぱり今や「時の人」川内康範先生のお怒りがコワいのかしらん,それとも単にみんな忘れているだけかしら,と思っていたら,驚いたことに【葦岸堂之日々是日々: 月光仮面のおじさんは】で取り上げられてました(^^;).モップスの「月光仮面」についても康範先生激怒したという話はラジオでだったか聞いたことがあるような気がしますが,モップス版「月光仮面」リリースの翌1972年にテレビ・アニメ版「月光仮面」が3クールの長きにわたって放映されているところをみると,あくまで推測ですが康範先生のモップスへのお怒りはこれで幾分かは晴らされたのかもしれません.僕はモップス版はリアルタイムでは存じませんが,「正義を愛する人 月光仮面」というアニメの方は覚えていますよ(^^;).
 「夜明けの刑事」DVD欲しいわ(sigh).

図書館に思想善導を期待する人々について

 【森藍亭日乗: 「真実教」に帰依した教育改革者
 【good2ndの日記 - 図書館に所蔵資料の訂正を求める戸井田とおる議員

 開いた口がふさがらないとはこのことだ(-_-;).随分と民主制とそれを支える諸制度・組織に無理解な方が国会に国民の代表として登壇しているのだなあ,と恥ずかしくなってしまいましたね.この議員さん,プロフィールを見たら,法学部卒業だそうですがにわかに信じられない.上に挙げたblogに見る限り,この議員さんはそれほど民主制というものがわかってらっしゃらないし,議員さん個人のサイトやblogを眺めても修正主義の徒のようで,戦前への郷愁と回帰は明らかであり,安倍首相の唱える「教育改革」にご執心だと伝えられるのも当然でしょう.

 それにしても,この議員さんの場合は国立国会図書館に


「国会議員が調査に当たる、その中心の場である国会図書館の資料に、明らかに間違いだ、一次資料で確認できる、そういうものについてはきちっと訂正をしていただきたい。」
という,民主制も学問の自由も表現の自由も踏みにじる,如何にも「原理日本」風な笑うべき珍要求をされているわけですが,翻ってこちらはどうでしょうか.

 【ハンセン病人権問題 図書件名が私たちに問いかけるもの - 早稲田大学図書館


「「癩 は当館の目録では使われていません」について、何故そうしているのかの説明があればうれしいのですが」
意思のベクトルの方向性が片方は修正主義史観,他方は善意の発露と違いこそすれ,このふたつの要求は図書館に対して,図書館がある種の資料について正誤の判断を主体的に下し公告/啓蒙すべきことを求めている点において,まったく同じことを述べていると僕は考えます.民主制や学問の自由や表現の自由を軽視する反知性主義の異なる方向での噴出であると.
 僕が恐れていた事態が現実のものになりつつあるようです.各個撃破による「癩→ハンセン病」の件名書き換えを「たかが件名」と是認した方々は,かの議員さんによる「訂正要求」を拒む理由の一端を自ら放棄しています.残念ながら.そしてこの件について頑なに沈黙する図問研系blogは一体何を考えているんでしょうね.


3月17日追記:このエントリー,もとのタイトルは「図書館を思想善導に利用する人々について」でしたが,図書館側としては先日の日図協のコメントのようにかろうじて踏みとどまっている部分もあり,未だ「利用する」までには至っていないと考えてタイトルを変更しました.ごめんなさいm(_)m

2007/03/15

マーラー/交響曲第1番

マーラー/交響曲第1番ニ長調@キリル・コンドラシン/モスクワ・フィル(メロディア/BMG:BVCX-37008-37011)

 マーラーの1番の解釈としては珍しい,繊細さよりは力感を前面に押し出した,骨太の解釈と響きが特徴の,異色の演奏.色彩としては一本調子な感をぬぐえないが,アクセントや表情付けに独特なものがあり,コンドラシンの劇的な演出もあって,聴いていて飽きてしまうことはまずないだろう.

日常(2007年3月15日)

 お仕事の日.ここ数日,朝方は氷点下の冷え込みで起きるのはツライし,朝食を作るのもツライところ.
 今日も1日,受入業務で目録とニラメッコ.

 読売新聞【次期国会図書館長に長尾・元京大学長、民間から初起用】「あこがれ大臣」こと金森徳次郎(1886-1959)以来,初めての両院事務総長経験者以外からの館長登用との由.本来は両院事務総長経験者のご苦労さんポストじゃないはずなのだが,何時の間にやらそれが慣例化してきたことがそもそも問題視されるべきなんだろうと,業界寄りな見方では思うところなのだが.
 このあたりに,日本社会におけるいわゆるエリート層の「(公共)図書館観」を考察するための鍵がありそう.そもそもエリート層に限らず,どの社会層のどのような方々が,どのような「(公共)図書館観」を持っている/持っていたか,についての考察は,ひとにぎりの好事家のみならず,これからの(公共)図書館政策を立案する上で必要なものだと思うのだけど.図書館業界のひとりよがりな図書館政策を排するためにも.

2007/03/14

日常(2007年3月14日)

 お仕事の日.朝方,不思議な夢を見る.いいところで目覚ましが鳴る.惜しい(^^;).
 一日中,黙々と目録の修正作業.

 毎日新聞【矢祭町:根本町長、引退の意向を表明 福島】何とも残念.惜しまれて辞めるのもひとつの生き方ではありますが.何しろ,これだけアイディアを形に出来る能力と形作ったものを上手にプレゼンテーションする能力を持った首長さんは福島県内見渡しても,そうそういませんでしたから.次期町長さんは,かなり重い荷物を背負い込むことになりそうです.

 毎日新聞【訃報:鈴木ヒロミツさん60歳=歌手、俳優】そういや最近見かけなかった.まだ老け込む年でもなかったのに.石立鉄男の「バカヤロウッ!」が決め台詞だった(違)「夜明けの刑事」が大好きでよく見てたけど,もう30年も前の話ですか.がっかりです.「クルマは,ガソリンで走るのです」

マーラー/交響曲第9番

マーラー/交響曲第9番ニ長調@ロリン・マゼール/ヴィーン・フィル(ソニー:SX14X 87874)

 相変わらず後期ロマン派の退廃的な香りが漂わない,マゼールの健康的な音楽としてのマーラー.破格なところはもちろんなく,春風駘蕩な風格があるのかと思えばそうでもなく,厳格なアンサンブルがあるわけでもなく,すべてにおいて85点の出来だけど突出したところは何も無い.ヴィーン・フィルを起用しているのにヴィーンらしい美しさもないというのは,どうしたものか.

2007/03/13

日常(2007年3月13日)

 お仕事の日.今日も雪掻きから(-_-;).午前中は昨日の報告書を作成.午後は目録の修正など.
 風邪はよくなったようですが,鼻詰まりが解消しません.目がかゆくはないので花粉症ではないと思われますが,さて.

出るか「百年の計」

 日刊スポーツ【コミッショナー代行が西武に再調査を指示】【楽天幹部を停職、西武裏金問題が飛び火】【“アマ連合”で希望枠撤廃を強く要求へ】【巨人渡辺会長が不快感、制度変更は反対】【早大選手、高校時代から裏金受け取る

 【愚智提衡而立治之至也: また出た「栄養費」】で採り上げた,ライオンズの「栄養費」騒動ですが,様相は深刻の度合いを増しているようです.根来泰周コミッショナー代行は「この際、多少の犠牲を払っても球界の膿(うみ)を出すべき」と断言したそうですが,このコミッショナー代行がそもそも信用できないことは2004年のバファローズ消滅の際に明らかになってますから.辞めるはずが未だに「代行」などという謎のポストに居座っているわけだし.また,アマチュア側は「3団体が一体となって希望枠撤廃に動く方針」とのことですが,今回名前の出た早稲田大学野球部の選手の父親の被害者面した弁明如きが通用するようでは,アマチュア側の固い意志も外堀からさらさらと砂がこぼれるように壊れてしまうんじゃないかと心配になる.

 3月のうちに,プロ野球側の人間が「百年の計」を打ち出すことができるかどうか,プロ野球に関心を寄せる者すべてが刮目して待たねばなりますまい.

2007/03/12

日常(2007年3月12日)

 東京へ出張.某大学で会議に出席する.出がけにこちらが大雪でやっとの思いで駅まで辿り着いて新幹線に乗ったところ,白河関を越えたとたん北関東から穏やかな晴天なのに呆然(^^;).いや,まあ,そんなことだろうとは思っていたけど,元北関東人としてのちょっとした感慨である.
 会議は正味1時間半.例の如く,都電荒川線に乗りに行ったようなもの.今日,出勤だったひとたちにささやかなお土産をしこたま(?)買い込んでみるが,さてどうか.

フランツ・シュミット/交響曲第2番

フランツ・シュミット/交響曲第2番変ホ長調@ネーメ・ヤルヴィ/シカゴ交響楽団(シャンドス:CHAN8779)

 フランツ・シュミット(1874-1939)は,クナッパーツブッシュによるライヴが世に出たり,最近でもズビン・メータやフランツ・ウェルザー-メストが取り上げているにもかかわらず,同世代の難解・晦渋で鳴らす(^^;)マックス・レーガー(1873-1916)と比べても地味な存在.この交響曲第2番(1913年)に聴く限り,世紀末の作曲家に相応しく結構派手にオーケストラを鳴らすひとで,金管は咆哮するし絃は甘美な和声を奏でるし,もう少しリヴァイヴァルしてもよいはずなのだが.

2007/03/11

日常(2007年3月11日)

 お休みの日.ホワイトデーの贈り物を求めて東奔西走(というほどでもなかったが).夕刻,何とか箱詰めにして送り出す.

 読売新聞【西武、「栄養費」問題で調査委…第三者が徹底解明へ】どうなるのやら,お手並み拝見と言ったところ.

ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲

ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61@ブロニスラフ・フーベルマン&ジョージ・セル/ヴィーン・フィル(コロンビア/ナクソス:8.110903)

 10代でブラームスに認められた,天馬が天翔るような光彩陸離たるヴァイオリニスト,フーベルマン(1882-1947)の録音したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(1934年録音)である.鈍色に冴えた高音と抜群の技巧が,セルの「新即物主義とはこういうものだ」と言わんばかりの引き締まった指揮とあいまって,非情なほど辛口で甘さの感じられない演奏に仕上がっている.

二匹目のドジョウにだってそれなりの努力は必要だよ

 宇部日報【図書購入費が前年度の10分の1に激減
 ↑この記事に対するはてなブックマーク 

 現象としては矢祭もったいない図書館の悪影響でしょうね(^^;).それは間違いない.ですが山陽小野田市の市長(と議会と住民も含めて,かも)は,表面をなぞることは知っていても「矢祭町問題」(^^;)が成立し得た要因までは精査していませんね,恐らくは.

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2007/03/10

ベートーヴェン/絃楽四重奏曲第6番

ベートーヴェン/絃楽四重奏曲第6番変ロ長調作品18の6@クリーヴランド四重奏団(テラーク:CD-80229)

 6曲セットの作品18の掉尾を飾る作品.第4楽章の序奏だけが突出して「苦悩するベートーヴェン」だが,あとは全曲を通して軽快で伸びやかな明るい音楽である.ベートーヴェンはどんな音楽でも交響曲第5番や第9番のように難しいことを言おうとしていたわけでも無い(^^;).
 クリーヴランド四重奏団は清潔で爽やかな音楽を奏でている.このクヮルテットの演奏は,どの作品を取り上げても僕にしっくりくるのだよね(^o^)/

日常(2007年3月10日)

 昨晩は眠気に勝てなかった_| ̄|○
 お休みの日.定期通院,数値悪し.風邪で寝込んでいる間,しこたま食べたからな(-_-;).午後は本屋と床屋のハシゴ.風邪で寝込んで3日ばかり風呂に入らず髭をそのままにしていたら「髭生やし始めたんですか?」と尋ねられた(^^;).僕の場合,3日剃らずに無精髭だが,30日剃らずにいても無精髭のままなので,髭を生やすのは無理と決めている.

 今日,3月10日は東京大空襲の日(帝都空襲に相応しい日として陸軍記念日である3月10日を狙ったものらしい).15年ほど前にはメディアでもあまり注目もされてなかったが,最近はそこここで取り上げてくれる方が増えて,ちょっとホッとしているところ.ただ3月10日は下町が大空襲に遭ったということで庶民派からの関心が高く,3月10日以上のB29が来襲した5月23日-25日の山手方面の大空襲にそれほどの関心が払われないのは少々不思議な感じがしないでもない.これは東京大空襲を語る上での原点/原典とも言える名著『東京大空襲』の影響か.それでも,この本を読むことの出来たひとは,ある意味幸せなのかもしれない.
 僕は中学校の図書室から借り出して読んだときの衝撃を未だに覚えていて,数年前に岩波新書のアンコール復刊で手に入れた同書を読み返すことが出来ないまま,今日に至っている.

東京大空襲
東京大空襲
posted with 簡単リンクくん at 2007. 3.10
早乙女 勝元著
岩波書店 (1980)
この本は現在お取り扱いできません。

また出た「栄養費」

 毎日新聞【西武現金供与:選手は東京ガスの木村投手と早大3年生野手】【西武球団裏金:「奨学金と思った」早大選手の父親】【プロ野球:西武「栄養費」問題 隠ぺい体質、露呈 公表まで半年超】【西武現金供与:太田球団社長が12日に調査報告書提出へ】【プロ野球:西武「栄養費」問題 社長進退に波及も
 読売新聞【「新生西武」に大打撃、計り知れないイメージダウン】【「家計の足しになればと」東ガス・木村投手…現金受領】【 「栄養費」問題で西武、12日にコミッショナー報告

 恐らくは上に挙げたの如く,西武球団にバッシングが始まるんだろうなと見ている.プロ野球側に落ち度がある事例を虎視眈々と狙っているアマチュア側が被害者面して飛びついておるわ(-_-;).まあ,これでもなお,現行のドラフト制度の腐敗の温床である「希望枠」をプロ野球機構が温存するつもりなら,プロ野球そのものが国民からの支持を失う時が意外に早く来ることがあるかもしれない.今後は「希望枠」を廃止し,6親等以内の親族がプロ野球球団から如何なる名目であれ金銭の授受を行ったことが明らかになった選手は,プロ野球機構から永久追放にでもするしかあるまい.それではMLBに一流選手が流出すると言うなら,それでもいいんじゃないのかな.

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2007/03/08

マーラー/交響曲第6番

マーラー/交響曲第6番イ短調@ネーメ・ヤルヴィ/スコティッシュ・ナショナル管絃楽団(シャンドス:CHAN9207)

 ヤルヴィ将軍,快進撃の巻(^^;).第1楽章の提示部を繰り返しているのに20分そこそこというタイム.全体も72分で疾走する.演奏の出来は平均よりちょっと高い程度(聞く者の肺腑をえぐる,なんてのを期待してはいけない)だが,チェレスタがなかなか美しく録音されているのがウレシイ.

日常(2007年3月8日)

 お仕事の日.報告書1本アゲ(^^;).明日は別な文書の作成.それにしてもこの中間管理職は文書作成業務が多すぎ,である.

 【電車内で物を食べるということ : 生活・身近な話題 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)】これ面白いのは,鉄道車両内で飲食することを不可としている連中が,車内での飲食は「もとからいけないこと」だの「親の躾ができてない」だの「恥を知らない」だのと,何やら麗しき伝統を創造していること(^^;).実のところ,どう考えても車内での飲食は最初から非常識であったはずが無いのである.

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2007/03/07

日常(2007年3月7日)

 お仕事の日.一日端末画面とにらめっこ.何を書くべか.

 東京新聞【公募図書館長に平賀さん 伊那市教委選ぶ】写真入の記事.決まったようでまずは何よりです.記事にある経歴を見る限り,業界の悪しき伝統や慣例とは無関係な方のようで,それだけでも期待できます(^^;).以前見た記事にあった公募館長の待遇を考えると,伊那市当局の公共図書館に対する理解は必ずしも深くは無く,前途洋洋とはいかないかもしれません.それでも新しい何かがありそうな予感がして,何だか応援したくなりました.
 そうそう,もし業界人が応募して落選していたのなら,ただ恥じるばかりで終わりにせず,そのことを支援した団体(があったとして)が明示した方がいいですよ.後世の為にも.

フランク/交響曲ニ短調

フランク/交響曲ニ短調@ポール・パレー/デトロイト交響楽団(マーキュリー:434 368-2)

 ここ数年,発熱すると聞こえが変になる(-_-;)ので,風邪でダウンして以来数日お休みをいただいておりました.
 復帰1番目は,例の如く快速調で吹っ飛ばす(^^;)パレーの振るフランク.残響の乏しいデッドな録音にもかかわらず,一見情緒に乏しそうな速いテンポの中に豊かなニュアンスが明滅する,美しい演奏.このそっけないテンポに囚われるとパレーが癖になるのだよ(^o^)/ 

2007/03/06

日常(2007年3月6日)

 お仕事の日.最大7割とはいえ,ようやく風邪が治まったかと思ったら(実は今時分が一番調子がいい.仕事イヤなのね),今日はまた夕刻,酷い風が吹く.帰路,何時もの通り畑の脇を帰ったらあまりの強風で土くれが飛んで来た(>_<).
 今日でタトルテープの貼付作業は終了.明日からBDSが稼動するわけだ.これに合わせて利用の際の仕様も変更しないといけない.

 そろそろ,あれも続きを書かないと(sigh).実は時空間の歪みを修正できずにほったらかしてあるわけですが,とにかく書き出してしまわないといけませぬ.

2007/03/05

日常(2007年3月5日)

 風邪治らず.体調不良につき1回休みm(_)m

2007/03/03

サン・サーンス/ピアノ協奏曲第3番

サン・サーンス/ピアノ協奏曲第3番変ホ長調作品29@アルド・チッコリーニ&セルジュ・ボド/パリ管絃楽団(EMI:TOCE-3181/3182)

 ロシアのピアノ協奏曲とはまた違った趣きで絢爛豪華なピアノ協奏曲.
 あるところで,ジョン・ウィリアムズのロサンゼルス・オリンピックのためのファンファーレがこの作品の第1楽章第2主題のパクリだ,という指摘を見たものだから,はてと思って引っ張り出してみる.そうしたら,それよりも第1楽章の第1主題が「紺碧の空」そっくりなのに仰天(^^;).柴田南雄が「そっくりだ」と指摘したシューベルトの交響曲ハ長調D.944の序奏よりこちらの方が似てるぞ.

日常(2007年3月3日)

 お休みの日.体調悪くて一日静養.新しい文章は頭に入ってこないので,古馴染な本を読んで過ごす.

2007/03/02

日常(2007年3月2日)

 お仕事の日.午前中は何とか踏ん張ったけど,午後はもうダメで2時ごろ早退して医者に行く.インフルエンザ検査の結果は陰性だったけど,熱があるので解熱剤などもらってウチ帰って寝る.

 そんなわけで,今日も中身はありません(^^;).

シューベルト/交響曲D.729

シューベルト/交響曲ホ長調D.729(ブライアン・ニューボールト補筆編曲版)@ガブリエル・シュムーラ/ベルリン放送交響楽団(コッホ・シュヴァン:CD 311 012 H1)

 何処で手に入れたかさっぱり記憶の無いLP(VMS1601)も持っていたりする,ニューボールト編曲版の世界初録音(1980年5月録音).ジャケットがなかなかお洒落で,学生時代にLPをLPジャケット用の額に入れて部屋に飾っておいたら,親友の女性に「かわいいね」と褒められた(^^;).
 この編曲,ワインガルトナー編曲版と比べて,いささか武骨な感じの編曲に仕上がっているのは,指揮者/作曲家と音楽学者という立ち位置の違いから来るものだろうか.こちらはどうもユニゾンっぽい動きが多くてまるでブルックナーの習作交響曲を聴いているような気分になることもある(^^;).絃楽合奏に毛が生えた程度(?)の編曲に聴こえる終楽章など,もう少し木管が活躍しないとシューベルトらしさが感じられない.シューベルトのオーケストレーションはD.200の第1楽章第1主題やD.789の第1楽章第1主題のような,木管の絶妙な用い方に特徴のひとつがあると僕は思っているので.

2007/03/01

日常(2007年3月1日)

 2月に逃げられた(-_-;).
 お仕事の日.起きたら歯が痛い.左肩と左腕も痛い.こりゃ原因は歯だな,と帰路歯医者に寄ったら炎症は軽いようで.疲労が溜まっているのかしらん(>_<).心なしか,髪がまた白くなったような気がする.

 読売新聞【真の継体天皇陵?今城塚古墳で大規模な石組み遺構】継体天皇については水谷千秋『謎の大王継体天皇』(文春新書)がお薦め.記事中に「石室は13世紀後半に盗掘された後、伏見地震までの間に何らかの理由で解体されたとみられている。」とあるが,この大規模古墳,通称が「今城塚」と言うだけあって戦国時代は城郭として使用されていたらしいので,古墳が破壊されたのは城郭として整備されたときだろう.近畿地方の大規模古墳には他にも中世城郭に転用されたものが幾つかあり,よく知られたものとして河内守護畠山氏が拠り三好氏らとの激戦の地になった高屋城(大阪府羽曳野市,安閑天皇陵に宮内庁が指定している高屋城山古墳を本丸に転用)がある.高台と堀と,巧まずして城郭に必要な要素を備えているから転用は容易であったと思われる.
 ところで,大坂城の本丸を上から見た形状が前方後円墳にそっくり,ということでここに失われた大規模古墳があったのでは,という説がある.石山本願寺が要害だったことは前後11年に及ぶ織田信長と本願寺の抗争に明らかだが,果たしてそれが大規模古墳の故だったのかどうか.本願寺門徒は既に山科本願寺において要害を構築する術を習得していたフシがあるので(『戦国の寺・城・まち』),巨大な平城としての要害を石山本願寺として構築することも無理ではなかっただろうが.


謎の大王継体天皇
水谷 千秋著
文芸春秋 (2001.9)
通常2-3日以内に発送します。


戦国の寺・城・まち
山科本願寺・寺内町研究会編
泡館 (1998.8)
通常1-3週間以内に発送します。


3月4日追記:そのものズバリな本↓が本棚にありましたっけ.

継体天皇と今城塚古墳
高槻市教育委員会編
吉川弘文館 (1997.8)
通常1-3週間以内に発送します。

シューベルト/交響曲D.729

シューベルト/交響曲ホ長調D.729(フェリックス・ワインガルトナー編曲)@ハインツ・レーグナー/ベルリン放送交響楽団(東ベルリン)(ベルリン・クラシックス:0183762BC

 ワインガルトナーが1934年に手がけた,シューベルトの未完成に終わった交響曲の補筆編曲版.学術的な見地からは問題があるのだろうが,個人的には無骨でブルックナーの出来損ないにさえ聴こえるブライアン・ニューボールトによる同じ作品の補筆編曲版よりも,ロマンティックでふくよかで第2楽章では夢幻の境地さえ呼び込むワインガルトナーの編曲のほうが好き(^^;).曲が曲だけに,レーグナー独特の,あまりにねちっこい表情付けも目立たないのは怪我の巧妙か(^^;)?

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