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2007/02/03

市立夕張図書館の行方

 北海道新聞【夕張 再生へ: 美術館存続へ署名1万人分 夕張・訴える会、道に提出】【夕張 再生へ: “夕張問題”で警鐘も 小規模自治体のフォーラム

 このところ,北海道新聞の【夕張 再生へ】というコーナーをほぼ毎日確認しているが,美術館や博物館の存続を模索する動きに関してはこうしてたびたび記事が上がるのに,市立図書館については存続希望にせよ廃止後の見通しにせよ,記事化されたのをこのコーナーで見た記憶が無い.

 以前何処かに僕は「公共図書館は「世界で一番偉い建物」ではなく,財政再建団体入りの責任の一端は役所にも市民にもあるので,夕張市においてある程度「文化活動」が制限されるのも止むを得ない仕儀だと思うのだけど.」と書き,そのココロは現在も変わらないけど,それにしても市立美術館にも石炭博物館にも市民団体やNPOによる存続を模索する動きがあるのに,市立図書館にはそれが表立って出て来ないのは何故か.

 このあたり,特に『市民の図書館』を信仰する方々にお尋ねしたいのですが,有料で見学する施設に存続を目指す動きが市民から出ていることが報道されているのに,無料で誰でも利用できることが大前提の公共図書館(市立夕張図書館)に存続を働きかける動きが見えず報道もされないのは,どういうことですか.先日,誰かが『市民の図書館』の正しさは歴史が証明している云々と啖呵を切ってましたが,そんな歴史があるのならもう少し「市民」の側から存続を求める動きが噴出してきてもよさそうな気がするのですが,如何なものでしょう?

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図書館系」カテゴリの記事

コメント

 自己レス.
 ちょっとだけ補足しておきますが,業界には「公共図書館がマスコミに取り上げられないのはマスコミ受けしないから」という〈神話〉が存在します.そしてマスコミには「公共図書館ネタは購読者/視聴者受けしない」という〈思い込み〉があったりもします(マスコミにいる身内に面と向かって言われたのだから間違いない(^^;)).
 その〈神話〉と〈思い込み〉が幻想だと明らかにしたのは,あの「矢祭もったいない図書館」だったんじゃないでしょうか.取り上げるに足るアクションを起こせばマスコミは取り上げます.そしてマスコミがきちんと取り上げれば,公共図書館運営にあれだけの支持が集まるのです.
 そのことは学習した方がいい>>関係者各位.

はじめまして。「夕張市&図書館」の検索でヒットしてやってきました。あちらの現状は気になるのですが、おっしゃるとおりあまり情報がないですね…。

申し遅れました。「第2回おきなわ文学賞」なるものの小説部門佳作受賞者です。
受賞作が作品集に収録されましたので、自腹を切って(著者割なんか、ないですよー)全国の図書館に寄贈しまくろうとおもっているのです。
沖縄県がバックアップしている文学賞の割には知られていないし、本にISBNもついていない。他県では入手するのも困難だったりします。
それって、何かおかしいでしょ。
巷じゃ沖縄ブームだっていうのに。沖縄のことを知ってもらいたいなら、誤解を解きたいなら、自分からアクションしていって波に乗らなくちゃ。

夕張市の図書館さんへは、あとで電話してみて、感触がよければ本の寄贈をしてみようとおもっています。
あと、ふなばし駅前図書館さんにもメールしてみます。いつか、こちらのブログで書評などを拝見できたらサイコーだなーと思います。ではでは。

>>うるかみるく さん

 コメントありがとうございますm(_)m お返事が遅くなりました.

 まずは「おきなわ文学賞」佳作おめでとうございます.
 で,ちょっと探してみましたが,おきなわ文学賞の作品集は沖縄県外では入手が難しいようですね.オンライン書店でも取り扱いが無かったですし,結局は「遠距離・県外の方は、(財)沖縄県文化振興会までお問い合わせ下さい」ということのようで,これはハードルが高いかも(^^;)しれません.
 でも,ISBN取るのはそれほど難しくないですし(実は出版社でもない勤務先でISBN取得する際の連絡責任者でした),今後も継続して文学賞を続けるのであれば版元として取得しておいたほうがあとあと都合がいいんじゃないかと思います.3万円ばかりかかったかと思いますが,そこは志の問題かとも.

 それはそれとして.
 夕張市に道立図書館が学校図書館の支援活動で入ったことがニュース↓で紹介されたそうです.
http://www.stv.ne.jp/news/item/20070220185740/
図書館業界もそれなりに努力しているようですが,玄人は玄人であることが災いしてか,却って大きな花火を打ち上げるのが苦手らしく,なかなかインパクトを生み出せないのが実情です.

 こんなblogですが,よろしければまたお立ち寄りくださいませ.

>G.C.W.さま
夕張市立図書館に関する最新情報ありがとうございます。電話をかけてみて、まあまあ感触はよかったので、一冊贈ることにしました。
URLクリックで『はなうる2006』の写真&記事がでます。沖縄の文学作品集(マンガ部門もあるし)が一冊収蔵されて、ひとりでも多くの夕張市民のみなさまの心が晴れるなら、それでいいのかも。

あ、自分の小説はハリケーンカトリーナがらみです。あの災害は他人事とは思えなくて、むりやり沖縄と絡めてでも、どうしても書きたかったんで。審査員からキツイ選評をもらっても、活字になっちまえばこっちのもの。今回の「寄贈しまくり企画」も、ニューオーリンズ救済キャンペーンのつもり、なのです。

寄贈先図書館の選定するにあたり、こちらのサイトに掲載された情報をいくつか参照していこうかなと思っております。やはり、利用者のことをちゃんと考えている図書館へ寄贈したほうがいいですものね。
これからもちょくちょく、おじゃまさせてください。
m( ..)m

…あの主催者ってば、「文学賞」って大きな花火を打ち上げるのは得意だけど、本をそのまま(ビニール袋etc.につつみもせず)でかい封筒に入れてク●ネコメールで送付してくる団体さまでございます。
注文した本(正規料金 piki -"-#)が雨でぐちょぐちょでしたわ。ISBNどころじゃないっす。はぁ~(タメイキ)。
お取り寄せなら本屋さん(沖縄教販さんとか)経由が安全ですよ。すみません、長くなりました。

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ニュースで夕張で現在、閉館中の石炭博物館の指定管理者に市民NPOが申請したことを知りました。 是非、どんな計画なのかを知りたいものです。市民NPOならではの再生策を期待したいものです。石炭博物館のみでない、地域活性化の視点で様々な施設や催し、市民活動との連携が欠か... [続きを読む]

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