ブルックナー/交響曲第4番
ブルックナー/交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」@ハインツ・レーグナー/ベルリン放送交響楽団(東ベルリン)(エーデル:0002712CCC)
昨日取り上げたケーゲルと共に,すっかり東ドイツ伝説の指揮者と化している感のあるレーグナー(1929-2001).一部に猛烈な支持者(?)のいる指揮者だが,レーグナーの振るブルックナーは,これは少々ヘンテコリンな演奏であるよ(^^;).オケの音色はブルックナーに相応しいのだが,テンポと構成がどうにもブルックナーらしくない.むしろブルックナーにしては妙なデフォルメが施されている,というべきか.何だかヌメヌメとした,軟体動物のような手触りを感じてしまうのである.
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