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« ブルックナー/交響曲第9番 | トップページ | 日常(2007年2月3日) »

2007/02/03

隠蔽と風化から過去を守るのは公共図書館の責務かどうか

 毎日新聞【ハンセン病:検索の件名に旧名表記残る 公立図書館修正へ

 諸々の経験から,記事にある元患者さんのコメントも痛いほど理解できるのです.以下のようなことを書くのは非常に辛いのですが・・・・・・,それを生業としている者として,その原理原則は取り敢えず申し述べておきます.

 公共図書館がpolitical collectnessの片棒を担ぐことは如何なる理由であれ容認いたしかねます.公共図書館は個人の痛みを引き受ける機関ではなく,ひとの痛みを癒すことが,結果的に学ぶべき歴史までをも隠蔽することにつながるのでは本末転倒ではありませぬか? どのような理由であれ,例えそれが差別につながるものであっても,過去の歴史を書き換えようとする修正主義史観に公共図書館は抵抗しなければいけないと思います.そうでなければ「共同体の記憶を伝えるための記憶の共同体」としての公共図書館が存続する意義は失われてしまいかねません.

 過去を風化させないためにも,隠蔽させないためにも,公共図書館において別の手立ては無いのでしょうか?

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コメント

 うーん、難しいですよね。G.C.W.さんの言うこともそのとおりだとは思うけれど、一方で虐げられてきた(といって良いと思いますが)人々の存在がありますからね。聞いた話では、某社のMARCでも置き換え作業を進めているそうです。図書館システムによっては一括変換ができるので、そのようにしてくださいというシステム会社の文書も見ました。
 「差別」というと「ピノキオ」や「ちびくろさんぼ」の話を思い出しますが、あれも賛否両論ありましたよね。私も個人的には「他の方法はないものか」と思うのですが、件名ということで切り離されて考えられてしまうので、そこを突かれると辛いかなとも思うのです。
 そういえば、何日か前の新聞で魚類の和名に使われている「差別名称」について、学会が名称変更をするとかいう話が出てました。「めくら」「せむし」「いざり」みたいな言葉をやめて、違う名前にしようということでした。とりあえず学会内部でのことで、一般には強制しないらしいですが、これも「何だかなぁ」という思いと「致し方ないのかなぁ」という思いがあって、複雑な心境です。単なる「言葉狩り」が目的ならば反対もしやすいですが、今回のケースは少し違うのかなとも思いました。もちろん、図書館が件名を変えたくらいでは本質的な問題の解決にはならないですが。
 もうちょっと考えてからでも良かったのでは?という気持ちはありますね。

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