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ココログ


ほし2

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2007年2月の記事

2007/02/28

日常(2007年2月28日)

 お仕事の日.広く周知すべきと聞かされたことを教えずに放っておいたのなら,放っておいた奴が悪いから批判も甘んじて受けるが,聞かされてもいないことについて「聞いてないのが悪い」という批判は受け付けねーぞ(^^;).

 さ,読書読書.

ニールセン/交響曲第4番

ニールセン/交響曲第4番作品29「消しがたきもの」@ヘルベルト・ブロムシュテット@サンフランシスコ交響楽団(ロンドン:F32L-20251)

 レーベル名と型番が示すように,これは未だ昭和の御世に発売されたCD(^^;).1988年当時,消費税も導入されていないのにCDは1枚3200円しました.もっとも,1986年に僕が最初に購入したCD(ショルティ/VPOのワーグナー/「指輪」管絃楽曲集,現物は大学出るとき誰かに差し上げたので手元に無い)は1枚で4200円だったような記憶が(^^;).あの頃は貧乏だったのに,あのワーグナーはノリだけで買い込んだような.

 それはさておき.
 この録音はニールセンを積極的に採り上げているブロムシュテット(N響でも定期に第5番をかけた)の新盤.旧盤(デンマーク放送響,EMI)の若々しい躍動感に比べて,磨き上げられ落ち着き払った,堂々とした演奏になっている.テンポも新盤のほうが若干遅め.デッカの鮮烈で克明な録音が,ともすると分厚く混濁しがちなニールセンのオーケストレーションの解像度を高めていると思う.

2007/02/27

ベートーヴェン/交響曲第9番

ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調作品125@ニコラウス・アーノンクール/ヨーロッパ室内管絃楽団(テルデック:2292-46452-2)

 例の如く,戦闘的な(^^;)アーノンクールの「第9」.アーノンクールの場合,モーツァルトだとその戦闘的なところが突出して聴きづらく感じることがあるけど,ベートーヴェンは作品の傾向も戦闘的なところがあるので,演奏を聴いて違和感は感じない.というか,むしろこの録音など「円熟」さえ感じさせる演奏じゃないか.アーノンクールとかロジャー・ノリントンのようなタイプは,「円熟」が意味するところからは程遠い演奏家だと思っていたが(^^;).

日常(2007年2月27日)

 お仕事の日.某社への利用申込書類作成とか,受入業務とか.呼ばれて行ってみると妙な仕事の依頼だったり,会議は転々宇宙間だったり(-_-;).

 ところで例の件名問題,『市民の図書館』や図問研を擁護するblogの中に,この件については黙して語らないblogが目立つような気がするのは非常に興味深いところ.好意的に解釈すれば,日図協ももてあましそうな,過剰に政治的な色合いのついている問題には関わらないのが賢明な姿勢,というところだろう.でも,下司な目線で考えると,「たかが件名」派blogと「されど件名」派blogがドンパチやって誰もいなくなったところを,大礼服を着て闊歩するつもりなのかもしれないなあと,余計なことを考えてみる.
 ・・・・・・妄想にふけってないで,本読もう,本.

2007/02/26

マーラー/交響曲第8番

マーラー/交響曲第8番変ホ長調@ガリー・ベルティーニ/ケルン放送交響楽団(EMI:3 40248 2)

 一昨日,書こうと思っていたのはこの曲じゃないんだけど,どうも気勢をそがれちゃってあれは書きにくくなっちゃって(-_-;).
 さてこの作品,道具立てはエラク派手だけど実質は道具立てほどじゃない.第1部はともかく,第2部はつまらない音楽が延々と続く.だから誰の演奏とは言わないが,もう第1部の冒頭のオルガンから合唱へ,が上手く飛翔していなかったら,そのあとは聴いても仕方が無いんじゃないの,と.
 ベルティーニのこの録音は,とにかくその冒頭が圧倒的な迫力である.それも,合唱で第1主題が提示された後の爆発からが凄まじく,その後もハイテンションで突き進む.

日常(2007年2月26日)

 今日は2月26日なれど「二・二六事件」関連の話は,周囲では聞けず.
 お仕事の日.午前中は会議.購入物件の見直しが決まる.良き哉(^^;).この見直しがどちらを向くかが,またひとつ問題になるのだろうけど.午後はゆらゆらと受入業務.

 毎日新聞【CIA:冷戦下の情報収集工作は失敗 児玉氏らを酷評】児玉誉士夫はさておき,問題は稀代の大山師・辻政信だわな(^^;).旧日本陸軍が日中戦争からこちら失敗した作戦の過半に辻が関わっているらしいが,彼奴はやっぱり,とんだ食わせ物だったようですな.

2007/02/25

日常(2007年2月25日)

 お休みの日.午前中は洗濯,午後は日帰り温泉に浸かった後,いろいろ買い物.

 毎日新聞【三遊亭円楽さん:引退を表明 「恥をかきたくない」と】ここが潮時と.潔い決断に拍手を贈るが,何とも残念.いわゆる独演会形式で生の高座を聞いたことがあるけど,前座があまりに下手だったのに比べて何と上手かったことか.あの前座,いまどうしているんだろう(^^;).

 報知新聞【隠岐国分寺の本堂全焼】あらあら_| ̄|○ 僕は行ったこと無いけど,カミさんや長女はここで法事に出席したことがあるはず.

 読売新聞【中村紀が中日と「育成選手」契約、年俸400万円】この件はよくわからないので,取り敢えず評価は保留.何だかスッキリしないのですよ.

アグネス・ラムのいた時代

 長友健二が亡くなっていたとは知りませんでした.僕としたことがウッカリしておりました_| ̄|○ 昔々,「写楽」などで,読者としてお世話になった(^^;)ことを思い出します.
 この本,自ら断っているように写真家の本にしては字が多くて,だから新書になったんだろうなあ,とは思いますし,語られている話も非常に興味深いものですが,やっぱりもう少しグラビアが欲しかった,それも「婦人科」と言われるくらいなんだから,と思わないでもありません(^^;).この本でエポック・メーキングとして語られるアグネス・ラムの全盛時は,僕はまだ小学生でその手のモノに目覚めるには未だ時が満ちていなかった(^^;)こともありまして.また,天地真理についてかなりの言葉が語られていながら,彼女の写真が1枚も無いのは何とも残念.

アグネス・ラムのいた時代
長友 健二著 / 長田 美穂著
中央公論新社 (2007.2)
通常24時間以内に発送します。

金印偽造事件

 かいつまんで内容を説明すると,志賀島で発見されたと言われる「漢委奴國王」金印は,福岡藩内の学閥争いの中で,片方の勢力を伸張させるための祥瑞として偽造されたものだった,という話.説得力はあるけど,その証明/裏付けは最早不可能に近い.当時の福岡藩関係者(家老とか奉行とか)の日記とか出て来て,噂話でも確認出来ると面白いのだけど.

 しかし,この手の本を読むと以前,僕も嘘吐き呼ばわりされたことを思い出します(^^;).あのひと,自分が如何に業界のエライさんと深くつながっているか折に触れ語っているみたいですが.
 まあ,僕らがやっているのは学級会民主主義じゃないんだから,ある印刷媒体に誰かの発言が掲載されたからって,その発言と発言者がそこで認められたことにはならないことくらい,誰が考えてもわかるんじゃないかと思うのですよ.この本が出版されたからと言って,これを以って志賀島の金印が全否定されたと考えるのが早計であるのと同様に.その後の議論の動向の中でこの意見がどのように評価されていくか,あるいは黙殺されるのか,それを時間の経過の中で全体として見通すことにより,ある意見が「採り上げられた」とはじめて言えることになるのではないかと考えるのですがねえ(sigh).

金印偽造事件
金印偽造事件
posted with 簡単リンクくん at 2007. 2.25
三浦 佑之著
幻冬舎 (2006.11)
通常24時間以内に発送します。

2007/02/24

ドヴォルジャーク/チェロ協奏曲

ドヴォルジャーク/チェロ協奏曲ロ短調作品104@アントニオ・ヤニグロ&エーリヒ・クライバー/ケルン放送交響楽団(ブルーノ・ワルター協会:IGI-308[LP])

 今日は別の録音に関するエントリーが消滅してしまったので,こちらを新たに書き起こす.
 19955年3月のライヴ録音(放送用かも).Wikipediaのヤニグロの項が触れている録音だと思うが,LP以来,僕はお目にかかったことの無い録音で,学生時代ターンテーブルが無くても聴けるように,たまたまCTにダビングしておいた(^^;)もの.録音は放送局のものらしく,まずまず.ソリスト,指揮共に格調の高い演奏で,チェロは朗々と歌い上げ,指揮者はチェロが心地よく歌えるように万全のサポートである.

日常(2007年2月24日)

 お休みの日.朝はたっぷり寝て(^^;),定期通院とお店廻り.本屋でPowerPointの入門書を探し,ふらっと立ち寄ったレコード屋で掘り出し物のCDを買う.で,このCDについて1時間かけて書いたエントリーは,時間がかかりすぎたのかココログのシステムがIDとパスワードを要求してきたおかげで消滅_| ̄|○ 明日,もう一度書き直すわ.

 【競走馬:阪神競馬場から逃走 兵庫・宝塚】昔,スーパーオトメという馬が大井競馬場から逃走したことがありましたっけ.なんてことを思い出していたら,こちらは牧歌的な話じゃないようで.落馬した騎手のご回復をお祈りします.

2007/02/23

日常(2007年2月23日)

 お仕事の日.ようやく受入業務に入る.週初めに入ったタトルテープの調布作業は順調で,準備したテープに不足が出る.思った以上に片面貼付の資料が多かったようだ.
 もうひとつようやく面会にこぎつける.ここまででまる2日.簡単なことを難しく言われて少々戸惑ったり(^^;).さて頭をこちらも切り替えて,どうやってこちらの思惑を中に載せていくか,を考えてみよう.

 今週末はだらだらネットやってないで読書しましょう>>自分.

ベートーヴェン/交響曲第6番

ベートーヴェン/交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」@オットー・クレンペラー/ヴィーン交響楽団(VOXBOX:CD6X-3605)

 ドライにサクサク進む「田園」である(^^;).録音が乾いているのも手伝って,なかなかハードボイルドで苦みばしったベートーヴェン.職人芸と言うのとも少々印象が異なるけど,何と言うか,玄人好みだろうけど大向こう受けするような演奏じゃないことは確か.

2007/02/22

ベートーヴェン/交響曲第3番

ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」@ルドルフ・ケンペ/ロイヤル・フィル(IMG:5 75950 2)

 1974年5月22日,プラハはスメタナ・ホールでのライヴ録音.1961年から(途中3年ほど退任した時期もあったが)主席指揮者の地位にあったロイヤル・フィルを振ってのもの.残響のほとんどないデッドな録音が少々耳障りで,ケンペの意図を充分に録り切って無いような憾みはあるが,そのおかげで意外に楽器の細かな動きまで聴くことの出来る録音ではある.

日常(2007年2月22日)

 お仕事の日.最後の大文書を脱稿(sigh).いや疲れた.勤務先にビデオブースが持ち込まれる.別施設の中古だ(^^;).誰か使ってくれるといいのだが.え,宣伝に努めろと? イマドキVHSしか使えないのじゃあねえ.

 考えてみれば,例えばNDC(日本十進分類法)にしても,新訂7版から8版へ,また8版から9版への改訂時にも,なるべくこれまで作成してきた目録を修正せずに済むように改訂が施されてきたわけで(未だに7版を使って分類を振っている大学図書館もあるらしいし),それはNCR(日本目録規則)でもBSH(基本件名標目表)でも,改訂における基本的な姿勢には変わりが無いはずだと,使う側は思っていたわけでね(^^;).それは多分にカード目録の時代の修正の面倒さが根底にあったことで,コピー&ペーストや上書きでデータが修正できる現在においては,そのような考慮は克服されたと思うヒトもいるのでしょう.

 何でもフローベール『紋切型辞典』曰く愚か者とは「あなたと同じ考えを持たないひとのこと」だそうで.故に僕は愚か者ということになりますか(^^;).

2007/02/21

ブーレーズ/第2ソナタ

ブーレーズ/第2ソナタ@マウリツィオ・ポリーニ(DG:POCG-30137)

 いまや指揮者として大スターのピエール・ブーレーズ(1925-)は元来,オリヴィエ・メシアン門下でアントン・ヴェーベルンに傾倒した,過激極まりない前衛作曲家としてスタートしたひとで,1948年に作曲されたこの作品でもヴェーベルン風の点描主義が炸裂している(^^;).演奏時間が30分を超えるこの曲で,作曲家が楽譜に籠めた意図はどうあれ,最早ここでの音楽はそのときそのときの,「音の響き」でしか無いように聴こえる.それが聴きとおすと何やら傑作を聴いたような気にさせられるのは,ブーレーズが凄いのか,聴かせてしまうポリーニが凄いのか(^^;).

日常(2007年2月21日)

 お仕事の日.今日も最後に残った文書の改作に勤しんでいたらお呼びが掛かって,CALL教室に新しく入れる機材のプレゼンに顔を出す.図書館でも将来ブースを作るのに参考になるんじゃないの,という話だが,最近のLL教育って,こんなに金かけた機材を投入しているのかとちょっとビックリ(^^;).図書館システムより金がかかってるんじゃないの,これ( -_-)=○()゜O゜).それはさておき,何でもこの分野はほぼ4社の寡占なんだそうで,中でも実績のありそうな(見た目も扱いやすそうな)社のモノがよさそう.年配のひとがあつかえない機材だと,高性能でも死物化しちゃうから.

 【STVニュース:道立図書館が夕張に出前】ようやく見つけた,財政再建団体夕張市と公共図書館が絡んだ記事.道立図書館による案内はこちら道立図書館のみなさん,グッジョブ! でしたm(_)m 

2007/02/20

日常(2007年2月20日)

 お仕事の日.ようやく文書ふたつ上がる(^o^)/ 何とか明日中にもうひとつ上げて,受入業務に戻るんだ(^^;).と気合を入れる.
 昨日からBDS導入のためのタトルテープ貼付作業の方々が勤務先に入る.館内に入ってくるのに挨拶する方,挨拶しない方と様々(^^;).館内にペットボトル持ち込んだり.他所様でのお仕事なんだから,先方に失礼の無いように,とは習わなかったんだね.

 オリエンテーションでパワーポイント使わせたいのなら,その前に1週間ばかり休暇をもらえると助かりますが(^^;),そうも言ってられないんだろうなあ(-_-;).もうキャパシティが・・・・・・.

 報知新聞【「バファローズ」今季限り?】もう宮内義彦にはプロ野球そのものから手を引いて欲しい.

2007/02/19

ベートーヴェン/交響曲第9番

ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調作品125@ハンス・クナッパーツブッシュ/ベルリン・フィル

 もう一丁,YouTubeから.1942年か1943年4月の収録という,ハンス・クナッパーツブッシュ/BPOによる「第9」です.恐らくはフルトヴェングラーの映像同様,1943年4月のヒトラーの誕生祝賀演奏会を収録したものかと.

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日常(2007年2月19日)

 お仕事の日.ひたすら文書作成.一日の終わりに「明日の会議延期!」の報が入って愕然_| ̄|○ 来週に延期との由.そうなると,もう今やっている仕事の締め切りには間に合わなくなるのですが(^^;).やれやれ.

 仕事で文章力を使い果たしているためか,相変わらず肩凝りに悩まされているおかげか,図書館関係のことはここ数日書く気力がありません(^^;).で,書かないでいると,途端にアクセスがガタ落ちになるのね.もう笑っちゃうくらい(^^;).もうホントにどうしたもんだか.

2007/02/18

ベートーヴェン/交響曲第9番

ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調作品125@ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ベルリン・フィル

 今日もYouTubeを貼り付けてみます.昨日に引き続き,フルトヴェングラー/BPOの第二次大戦中の映像で,フルトヴェングラーが得意にしていた「第9」の演奏です.

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日常(2007年2月18日)

 お休みの日.朝から6軒ばかり廻って買い物やら発送やらあれやこれや.

ホルスト/惑星

ホルスト/管絃楽組曲「惑星」作品32@アーネスト・マクミラン/トロント交響楽団

 YouTubeをうろうろしていたら,ちょっとした掘り出し物を見つけたのでご紹介してみます.

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2007/02/17

日常(2007年2月17日)

 お休みの日.たっぷり寝て,近所の温泉施設で一風呂浴びて休養.

ワーグナー/「マイスタージンガー」前奏曲

ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲/ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ベルリン・フィル

 まずはこちら↓を.

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2007/02/16

日常(2007年2月16日)

 お仕事の日.サプリメントだクスリだ飲んで職場復帰.いきなり雪掻きだ(-_-;).勤務先の階段をひとりで雪掻きしたらストレスも吹っ飛ぶぞ.午前中は書類書いて,午後は行事の打ち合わせで某大学へ.天候は回復したけど風が冷たくて寒いわ.
 僕が不在の間に,AEDの講習会があり,部下に出席してもらう.打ち合わせから戻ったら,部下も戻って来て講習会の内容を伝授してもらう.機材はリースなんですって.

 そうそう,書店から『JLA図書館情報学テキストシリーズⅡ』の『資料組織演習』が届く.結局,第1期が未完のままⅡに移行するわけだが,第1期が未完に終わった責任は誰がとったのかしらん>>日図協さま.

 読売新聞【「プリンセス・マサコ」日本語版の出版、講談社が中止】残念orz.語学苦手なので,日本語訳が出たら読むかと思っていたのに.「週刊金曜日」あたりで版権買って出版したらよかろうに(^^;).

チャイコフスキー/交響曲第6番

チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」@カール・ベーム/ロンドン交響楽団(DG:POCG-90343)

 1978年12月の録音.ベームが晩年に桂冠指揮者の称号を贈られたロンドン交響楽団を振って年1曲づつ録音した,チャイコフスキーの後期交響曲の1枚である.ベームは何故かチャイコフスキーが好きだったらしく,演奏会でもしばしば取り上げていたが評判はあまりよろしくない.よろしくないどころか,この後期交響曲の録音に至っては「残して欲しくなかった」という極端な聴き手さえいた始末(>_<).
 確かにチャイコフスキーらしからぬドライな手触りの演奏で(実のところベームの身上は新即物主義ではある),泣きが入りそうなところでも決してウェットにならない.そこがロマンティックを求めるチャイコフスキーの音楽と相容れないのは止むを得ないところで,聴き手としては,ベームの様式で演奏されたチャイコフスキーを認められるかどうか,というところなのだろうと思う.

 僕は好きですよ,この演奏.

2007/02/15

日常(2007年2月15日)

 自主休講して休業_| ̄|○ 朝起きたら熱発と頭痛と肩凝り,特に肩凝りが酷くて新聞読むのもイヤだったので止むを得ず休暇をとる.昼食を挟んで寝込んでいたら,夕方には持ち直す.ところが,食料を調達しようと外へ出たら吹雪(-_-;).朝は雨だったのに.
 明日は午後から他校へ行かなくちゃいけないから,休むわけにもいかないねえ.

2007/02/14

現場で当事者になりました

 本日お昼頃,県内の大学図書館協議会から例の件で通知が届く.厚生労働省から例の文書が県の保健福祉部に届き,県から協議会事務局に確認願いたく依頼が来たとの由.協議会から届いた通知のおかげで,厚生労働省健康局疾病対策課長名で平成19年2月1日付として出た文書と,同2月6日付として出た日本図書館協会の文書への返答を兼ねたと思われる文書を拝見する.2通ともお役所の典型的な通知だが,特に2月1日付の文書は非常に高圧的で,塵ほどの瑕疵をも許さぬ感情が迸っているかのようだ.ひとにモノを頼む際にこんな文書出したら,誰が受け取ってもムッとするのじゃないかしら(^^;).

 僕としても,目録のメンテナンスに不足があったことは認めざるを得ないが,厚生労働省が口を極めて非難するほど「不適当・不適切な形」で使用していたとも思えない.図書館司書は「記憶の断罪」を行う立場に無いのだから.むしろ業界内において充分な合意の形成が行われぬまま,「件名だから」と単独館ごとで目録の修正が行われている現状は,実はより強力で目に見えぬある種の「統制」によるものじゃないのか,という疑念を振り払うことが出来ずにいる.
 ちなみに勤務先のOPACで検索できたのは5件5冊で,そのうち3件が件名,2件が内容細目.件名でひっかかった内の2冊は神谷美恵子の著作だった.これは早速修正する.個人の感情(それも少数派の異見)で仕事をサボタージュするわけにはいかない.

 それにしても図書館行政は文部科学省の所管なのに,所管官庁を飛び越えて厚生労働省が「誠に遺憾である」という強い口調で図書館を非難する挙に出るとは,文部科学省もなめられたもの(^^;).

エルガー/交響曲第2番

エルガー/交響曲第2番ホ長調作品63@エードリアン・ボールト/BBC交響楽団(EMI:7 63134 2)

 1944年8月と10月の録音.ボールト(1889-1983)といえば,典雅な指揮ぶりで知られる指揮者なのに,ここではいつものイメージを裏切り,実に豪快に熱くこの作品を50分を少し超える速さで振っている.ボールトはエルガーのこの作品の蘇演者であるそうだが,確かにエルガーの自作自演(EMI)も熱っぽさを除けば似たような演奏で,あちらは更にテンポが速かったはず.最近の,ブルックナー風の解釈で60分を有に越えるこの作品の演奏を聴いたら,エルガーは何を思うんだろうか.

日常(2007年2月14日)

 お仕事の日.朝から酷く肩が凝っていて食欲無く,よほど仕事サボろうかと思うも,無理を押して出かける.今日ダウンしたら日付と結び付けられて何を言われるかわかったもんじゃない(^^;).書類ひとつ手を入れて,新たな書類に取りかかる.午後からは目録の修正など.

 『中小レポート』は一度思い立って全編通読しました.学生時代ではなく(^^;)5,6年前のことですね.同じ頃に『市民の図書館』も通読し,『市民の図書館』の文体の官僚臭に辟易すると同時に,翻って『中小レポート』の文体の闊達な精神に学ぶところ大でありました.これは学生時代に読んでもわからなかったと思いますよ,恐らくどちらも.

 義理チョコはゼロでした.

2007/02/13

ハルトマン/交響曲第5番

ハルトマン/交響曲第5番(協奏交響曲)@ギュンター・ヘルヴィッヒ/ベルリン交響楽団(ベルリン・クラシックス:0090482BC)

 元々第二次大戦前に書かれた「トランペットと吹奏楽のための協奏曲」だったものを戦後交響曲に改作した作品で,出自もあってか金管が皮肉っぽく軽妙に動き回る.第2楽章にストラヴィンスキーの引用があるものの,どちらかというとバルトークやヒンデミットの衣装をまとったアルバン・ベルクといった芸風か.その,常に「悲劇」の香りを漂わせる音楽は,現在このときにおいては,なかなか預言者的な音を奏でているような気がする.

日常(2007年2月13日)

 お仕事の日.なんだかんだで文書を5本ほど作成して上に出す.しばらくは書類作成などしたくもないのだが,そうもいかないorz 既に次の書類が待っている.書類行政とはよくも言ったもので(-_-;).

 その傍ら,一昨日矢祭に行った話など開陳する.結果,またしても某団体の悪評高まる(^^;).別に意図的に話をこしらえているわけじゃないですけど,そこここで聞いた話をそのまま伝えるだけなのに,何故か周囲の皆が怒る.つまり,これはある方がしみじみ僕に教えてくれたことですけど「都会から来たヒトは,なかなか田舎に特有の問題には気がつかないんですよ.昔,調査で東北に来たときに,建物の玄関が二重構造になっているのを見て『なんて無駄なことを』と指摘したら『冬場の寒い外気や雪が建物内に入り込むのを防ぐためですよ』と反論されまして.で,実際に東北に住んでみたら,これはホントにその通りでしたね」ということなのですよね.わかります? 正論を振り回せば自然に支持が集まる,あるいは愚民の蒙が啓かれるとお考えの方々には理解できないかもしれませんね.

2007/02/12

いわゆる「件名」問題について

ハンセン病人権問題 図書件名が私たちに問いかけるもの - 2007/02/09 図書館の皆様へ
egamiday2+ : ハンセン病について、図書館の目録に使われてる件名が「らい」のままだから、変えてくれ、とおっしゃる。
DORAの図書館日報: 件名でしょ
書物蔵 古本オモシロガリズム - 政治的正しさと目録データ:件名問題から

 これだけ揃えば,この件について僕がこれ以上何かを書く必要は無いようですね.方向性は定まったようですし,この件について今後当blogは触れないことにします(コメントも出来ればお控えください).業界内において何ら議論が喚起されることも無く,件名の変更という重要な作業が各図書館において事実として進行している事に無知であった自分を恥じるのみです.以前より「分類」あるいは「件名(subject)」というのは,単なる技術論ではなく,あるひとつの思想に基づいてあるひとつの体系(小宇宙)を形作るものであり,それに手を入れる(再構成する)ことについては,それなりの叡智が必要であろうと愚考していたものですが,一片の「善意」が分類も件名も所詮は技術に過ぎず,思想も体系も必要が無い,ということを明らかにしたこと,その禍根は将来にわたって大きいものがありはしないでしょうか.
 今日は「件名」で済んでますが,明日は・・・・・・,ということが起きないことを,この件では祈りつつ筆をおきます.

2007年2月14日追記:僕をめぐる状況が変わったので「当blogでは触れない」は撤回.詳細はのちほど書ければ書きます.

ベートーヴェン/交響曲第3番

ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」@ホルスト・シュタイン/バンベルク交響楽団(BMG/新星堂:SRC-1002)

 BS2でN響の歴史を振り返る番組を放送しているのをたまたま見たら,ホルスト・シュタイン(1928-)の素晴らしいワーグナーが流れているところだった.決してスケールの大きい雄弁な指揮というのでは無いが,直裁で飾り気の無い清潔でありながら音楽の構築ということに充分眼が行き届いた演奏である.
 ウチにはシュタインのワーグナーは無いので,代わりにこの「エロイカ」を立ててみる.やっぱりここでも,飾り気の無い,構築的でありながら温かな眼差しのベートーヴェン演奏である.クリティカルでもファンタスティックでもスタイリッシュでもないところが,シュタインがとうとう一般的な人気指揮者になれなかった主因なのだろうが,ここにはそれらを補って余りある人間味が十二分に溢れ出しているのが聴こえる.

日常(2007年2月12日)

 お休みの日.静養.
 何年かぶりでNHK「おかあさんといっしょ」を見る機会に恵まれたんだけど,あまりの変化と,変化の無いことに度肝を抜かれる(^^;).道具立てがすべて変わっているのに,構成は「にこにこぷん」以前から変わって無いじゃないですか.体操の時間に参加しないガキがいるのは相変わらずでしたが.
 どうでもいいですが,いまのおねえさん無駄に美人ですね<<結局そこですか(^^;).あのおねえさんが,例の「スプー」を書いた方なんですね.

 【Takano's diary: セックスvsファッション、どっちがいい?】ふーむ,なるほどねえ(^^;).女性における化粧やファッションというものは,要するに表現の表出は違えどもコレクター(オタク,と書こうと思ったけどやめておく)におけるコレクションと同じ位相にある,という話なんでしょうか.まあ,こーゆうのって,感覚でわかる/わからないという話であって,無理に何らかの原理に基づいて分析しようたってダメでしょうね(^^;).

司書を目指すうえで参考になる本って何かありますか?

 「司書を目指すうえで参考になる本って何かありますか? 」という質問をあるところで見かけたので,ちょっと考えてみました.

 司書課程を通して図書館を学ぶ際に読むべき本は嫌でも読むでしょうし,また正直なところ,現場のことは何らかの形で現場に関われば,いくらでも現場で学ぶことができる(はずです)ので,僕としては現場に出たときいたづらに『市民の図書館』その他にかぶれて(^^;)「思想なき実践」に陥ることを避けることが出来そうな本を並べてみます.

 その上で,出来れば身銭を切って調べ物をしなくちゃいけないことがある趣味を持つことを勧めます.その際,間違っても「図書館」を趣味にしてはいけません(^^;).

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矢祭に集まった本たち

はてなブックマーク - 愚智提衡而立治之至也: 日常(2007年2月11日)からmyrmecoleon さんwrote:


「その書架が業界人の危惧とは裏腹に,なかなか立派な内容であったこと」まあ,あれだけの量を集めた上で1割に選別してるのだから,当然といえば当然か。
 確かに,数からいけば当然過ぎるほど当然なことなのですが,それでも実際に矢祭まで出かけて行って書架を拝見するまでは,ビクビクものでしたよ(^^;).箸にも棒にも掛からない本ばかりが並んでいたらどうしよう,と.でも,まあ個人的に苦手な(^^;)フィールドワークを敢行したおかげで,その心配が杞憂に終わってよかったです.

 これで堂々と,矢祭に本が集まったのは1970年代以降『市民の図書館』を錦の御旗に推し進められた図書館運動が,「公共図書館」というものを広く市民に広めた結果である,と皮肉でも何でも無く言えますよ.あのレベルの本が集まったということで.このことは,広く市民が公共図書館の創設を支えたということで『市民の図書館』信者が誇るべき業績であるはずなのに,信者たちは何故眼鏡のかけ違いをしているのだか(sigh).

 ところで,ちょっと気になったんですけど,矢祭に何処ぞから「調査」とやらにやって来たという公共図書館業界関係者の諸氏は,当然手土産代わりに何がしかの寄贈本をお持ちになったんでしょうね(^^;)? まさか,自分たちの宣伝本のみ持参した,などの非礼は働いていないと信じておりますが.

2007/02/11

静寂と喧騒のバランス

 「自分のとこで書く」とペンディングにしていた件がありましたね.

図書館断想 - サロン・ビブリオテカ

はてなブックマーク - 図書館断想 - サロン・ビブリオテカ

生存報告実施中: 20070208

図書館断想 - サロン・ビブリオテカ 釈明篇

生存報告実施中: 昨日のエントリの続き。

青ひげノート - 図書館による公共的な社会空間の形成

生存報告実施中: 昨日のエントリの続き2。

 はてブのコメントが「ポジティブ」と評された件について,ですが,僕はポジティヴ-ネガティヴという二項ではなく,静寂-喧騒の二項におけるバランスを考えての評価をしたつもりです.つまり,これまでの図書館がいささか「静寂」の側に偏りすぎていたのではないか,というか,既に公共図書館関係者の中では「公共図書館とこども」を巡る議論の中で「公共図書館では,ページをめくる音も気にしなければならないのか?」[引用不正確につき事情通の訂正を乞う]という指摘が20年ばかり前に既に存在していた記憶があるものですから.
 勿論,すべての図書館がそうであらねばならぬ必要などありはしないので,サロンを取り込みたい/取り込む余地のある図書館は是非そうするべきですし,取り込みたくない/物理的に不可能である図書館までがサロンを取り込むことも無いと思います.物理的に,大型の図書館でなければ静寂-喧騒のバランスをとることは難しいことですからね.
 個人的には,珈琲の香り漂う公共図書館で調べ物をする/(フランスのカフェのような)形而上的な議論を交わすことには,ほのかな憧憬を持ってます(^^;).

日常(2007年2月11日)

 お休みの日.昨日は飲み過ぎ,というかあれくらいでは酔わないはずなのに(-_-;).
 早起きしてクルマを出して白河のだるま市へ.相変わらず,朝から人が出ていることである.あまり大きいのは買えないので,小型のものを幾つも買ったところ頼みもしないのにまけてくれた(^^;).

 だるま市からクルマを東に廻し,近頃公共図書館業界内では『市民の図書館』信者から目の敵にされ,業界外では賞賛を以って迎えられている矢祭町へ.ようやく行ってきましたよ,矢祭もったいない図書館へ.勿論,寄贈したい本を些少ではありましたが(^^;)持参して.矢祭で,僕が何を見て,何を聞いてきたのか,それは申し訳無いけど,いまここでは明らかにしませんあしからず.
 ただ,その書架が業界人の危惧とは裏腹に,なかなか立派な内容であったことについてのみ,業界の内外で囁かれた「寄贈本」に対する流言飛語を否定するためにも,ここで申し述べておきます.僕は「フィールドワーク」が好きじゃない(この業界で二言目には「現場,現場」と言っている連中のあまりの視野狭窄にうんざりしているのと,僕自身が不精(^^;)だから)けど,こーゆう経験が出来るのであれば,現場を見聞するのも悪くは無いかと思い始めていますよ.
 おかげで,下司な連中から矢祭を守る決心がつきました(^^;).今日今頃,図問研の東北集会では「矢祭町問題」とやらを口角泡を飛ばして論じている頃加減ですね.

マーラー/交響曲第9番

マーラー/交響曲第9番ニ長調@レナード・バーンスタイン/ベルリン・フィル(DG:435 378-2

 実にバーンスタインという指揮者は,誰よりもマーラーの交響曲第9番を指揮するために,この世に使わされた指揮者だったんじゃないかと,コンセルトヘボウとの典雅かつ雄大な大河のような録音(DG)を聴いても思うところですが,このベルリン・フィルとの文字通り「一期一会」の壮絶なライヴは,まさにそのことを実感させてくれるものです.1979年,カラヤンの下でオケとしても円熟の極みにあったベルリン・フィルが,当時それほど経験の無かったマーラーの,それも晩年の傑作でありなおかつ総譜には必ずしも万全な指示が書き残されてはいない第9番を,初体験であるバーンスタインの棒で演奏するという空前絶後の企画でのことです.
 この録音は,何でも分析し解体-再構築しなければ気のすまないリスナーには無縁の演奏でしょうねえ(sigh).

2007/02/09

日常(2007年2月9日)

 お仕事の日.朝から疲れている.先週来取り組んでいた原稿のその2,ようやく脱稿.そこへ,来週の日付と曜日を勘違いしていて火曜日に会議があるのをど忘れ(-_-;)していたのに気がつき,藪をつついて蛇が出ても困るので,ペンディングにして帰宅.せっかく原稿上げたのに,3連休中に宿題を出されてもかなわないし(^^;).

 いろいろ書かなきゃいけないことを溜め込んでますが,今日はこれで営業を終了いたします.おやすみなさい.

ブラームス/交響曲第3番

ブラームス/交響曲第3番@ジャン・フルネ/東京都交響楽団(フォンテック:FOCD9157

 これは何気なく入った何処かのレコード屋でかかっていたのを気に入って購入したCD.2001年6月のライヴで,88歳になんなんとしていた指揮者が,これが都響か(失礼)と思えるほどの充実した演奏を繰り広げる.高雅で豊穣で推進力のある,素晴らしいブラームスである.

2007/02/08

日常(2007年2月8日)

 お仕事の日.途中まで良い日だったのに,後出しじゃんけんを食らってしまい,すこぶる気分が悪くなる(-_-;).お願いだから,〆た後であれこれ言うのはヤメレ.

 東京新聞【最後の輝きあとわずか 旧小山ゆうえんちの観覧車、19日解体】僕は名うての高所恐怖症なので,観覧車ってほとんど乗ったことがありません(^^;).この正月にエイやッ,とお台場の観覧車に家族で乗りましたがビクビクものでしたよ,ホント.

ひこねのよいにゃんこのおはなし

ひこねのよいにゃんこのおはなし
もへろんぶん・え
サンライズ出版 (2007.1)
通常24時間以内に発送します。

 誰ですか,僕が絵本を紹介するとはヤキが廻ったのか,なんて言っているひとは(^^;)? 実はこの本,城郭関連グッズですよん.

 「ひこにゃん」は国宝・彦根城築城400年祭のキャラクターです.かぶっている兜が赤いのは,いわゆる「井伊の赤備え」に倣ってのことですね.彦根藩主井伊家の菩提寺である豪徳寺(東京都世田谷区)に伝わる招き猫伝説(こちらを参照)を参考に生まれたキャラらしく,この本でその誕生秘話(?)がカワイらしく紹介されています.伝説に登場する豪徳寺の和尚は俗臭芬々ですが,こちらでは和尚抜きです(^^;).また,実在の井伊掃部頭直孝(1590-1659)は徳川麾下の猛将として知られた人物ですが,こちらもなかなかステキな(^^;)キャラになってます.

シューベルト/交響曲D.944

シューベルト/交響曲ハ長調D.944(第9番)@エーリヒ・クライバー/ケルン放送交響楽団(アマデオ:423 414-2)

 クライバー晩年の録音と思われる.B級テイスト嫌いの故・大木正興が「レコ芸」誌上で貶しつけていた録音だが,確かにフルトヴェングラーのような雄大さは感じられないし,クライバーらしい光彩陸離なところもあまり聴かれないものの,非力なオケをドライヴしてアンサンブルを整え,精一杯の力演を引き出している.
 せめてこれがコンセルトヘボウだったら,とか言っても詮方なきことではありますが(^^;).

2007/02/07

日常(2007年2月7日)

 お仕事の日.先週来取り組んでいた原稿,初稿がようやく上がる.読むひとによってはネガティヴな内容だと思われそう(^^;).プロパガンダは嫌いだし,ましてデマゴギーは動員できないからなあ.それから相互利用その他いろいろ.

 別エントリーにて,僕が日図協の仕事に敬意を表しましたが,これについて,当blogは図書館業界団体のやることなすことすべて反対のはずなのに奇異なことだ,と受け止めた読者がいらっしゃいましたら,それは当blogに対する   や        によるプロパガンダが功を奏したものとして僕も反省しなければなりません(^^;).僕は        の如き「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」タイプのblog主と違いますので(^^;),是は是としてきちんと評価してます.ただ,批判するときに比べて賞賛するときのヴォキャブラリーに少々難があるのが問題なんだろうな,と自己分析しているわけですが(-o-)/

ベルリオーズ/幻想交響曲

ベルリオーズ/幻想交響曲作品14@イゴール・マルケヴィチ/ラムルー管絃楽団(DG:447 406-2)

 数ある幻想交響曲の録音の中でも屈指の名盤.なのだが,カラヤン在世中はLPでもCDでもまったく見かけた記憶の無い「幻の名盤」でもあったような気がする(^^;).
 何しろ,このキラキラしたシャンパンがはじけるようなオケの色彩は,他の録音では滅多に聴くことの出来ない稀有のもの.おまけに,すべてがまるで自然のようにそこにあり,演出で無理やりこしらえた感じがしない.実に幸福な1枚である.

日図協,グッジョブ!

 本日配信された日本図書館協会のメールマガジンに拠れば,日図協が下記の文書を厚生労働省に提出したそうです.

「公共機関、関係団体等における「ハンセン病」の語の取扱いについて」について
http://www.jla.or.jp/archives/20070205.pdf

 僕も図書館に関わってそろそろ20年になりますが,日図協の仕事に感激したのはこれが始めてかも(^^;).

 これは恐らく熊本日日新聞の2007年1月7日付【図書のテーマ検索 「癩」使用取りやめ 県立図書館など動き広がる】が伝えた動きに端を発し,その後朝日新聞【図書分類の「らい」をハンセン病に変更を 厚労省が通知】や毎日新聞【ハンセン病:検索の件名に旧名表記残る 公立図書館修正へ】で報道された,厚生労働省が出した「公共機関、関係団体等における「ハンセン病」の語の取扱いについて」(この文書がweb上で見つからない.webでの在り処をご存知の方ご教示いただけるとうれしいです)という文書にて図書館目録における分類および件名(を指すと推定される)の取り扱いの変更をを求められたことについて,日図協が図書館の立場から疑義を申し立てたものです.

 メルマガには,日図協への厚労省の回答も記されていたかに記憶しますが,うっかりメールの控えを自宅に持ち帰るのを忘れてしまったので(日図協メルマガの配信先が勤務先のメールアドレスなもので),明日にでも続きを書き足しますが,厚労省も日図協の疑義にはねんごろに回答していたようです.

 今回の件について,日図協の迅速な対応に敬意を表します.僕は【愚智提衡而立治之至也: 隠蔽と風化から過去を守るのは公共図書館の責務かどうか】でこの件に触れたものの,少々気落ちするような状況にあったのでこのエントリーにコメントが付いたことにはホントに勇気づけられましたし,今回日図協が動いたことには心底感激しました.
 僕のような隅っこの人間がが考えるようなことでも,たまには業界団体が動いてくれるものですね.

2007/02/06

日常(2007年2月6日)

 お仕事の日.ようやく原稿サクサク進む(^^;).もう一息なところまでこぎつける.明日には第1稿が脱稿出来そう.
 某県の公立高校志願状況出る.某高校普通科は1.29倍ですか.勝敗は兵家の常(^^;)だから,しくじっても気にすることはありませんが,当人を見てるだけの身は結構ツライですな.

 神戸新聞【野宿者テント強制撤去 現地ルポ 大阪・長居公園】いろいろな意味で,この手の話における「支援者」という存在には違和感がぬぐいきれない.また,時々出向く上野公園は国立博物館前の庭園の脇にある林に点在する青いビニールシートを見るときにも,何とも言えぬ違和感を感じ続けている.何をどう言ったらいいのか,よくわからないが澱のように澱んでいるものが心のどこかにあるのだろう.
 それはそれとして,この件を追いかけているうちに【想像力はベッドルームと路上から - 公園から追い出されたのは「彼等」だけじゃない。】で「アヴァン・ガーデニング」という考え方があることを知る.これは勉強してみる価値がありそうなので,早速にも参考文献を探してみることにしよう.

チャイコフスキー/交響曲第5番

チャイコフスキー/交響曲第5番ホ短調作品64@セルジュ・チェリビダッケ/ミュンヘン・フィル(EMI:5 56522 2)

 1991年5月29日,ミュンヘンでのライヴ.美しいことはこの上ないが,普通の演奏なら45分くらいのところを延々57分ほどもかけている.チェリビダッケのブルックナーはミュンヘンでの晩年になるに従ってどんどんテンポが遅くなっていったが,チャイコフスキーはシュトゥットガルト放送交響楽団を振っていた頃から遅かった.記憶に間違いが無ければ,1980年頃にNHK-FMで放送されたチャイコの5番とリムスキー・コルサコフの「シェヘラザード」がともに55分くらいかかっていたはず.このテンポでだれずに密度の濃い演奏を繰り広げられるところが,ミュンヘン・フィルの凄みであろうか.

2007/02/05

日常(2007年2月5日)

 お仕事の日.細かい作業が断続的に押し寄せてきて,予定通りに進まぬ一日.原稿作成は今日もお持ち帰り.時が満ちたのか,ようやく文章が書き始められたのは収穫.何とか明日を目処に書き上げてしまいたいが,さて(^^;).

矢代秋雄/ピアノ協奏曲

矢代秋雄/ピアノ協奏曲@岡田博美&湯浅卓雄/アルスター交響楽団(ナクソス:8.555351J

 知情意のバランスが卓越した技術によって支えられ,十全の傑作となった矢代秋雄(1929-1976)のピアノ協奏曲(1964-1967作曲)の,まずは理想的な再現.張り詰めた緊張の連続である矢代の音楽を,澄んだ音色のピアノとオケが玲瓏に描き出す.

2007/02/04

日常(2007年2月4日)

 お休みの日.風速強し.
 昨日洗濯機で壊した懐中時計を修理に出したら,お店の方曰く「9000円はかかると思いますがよろしいですか」(!?).背に腹は換えられぬ.2~3週間はかかる由.
 ついで,カミさんのところでミシンが不調になり,そちらにある使用してないミシンを送ってくれまいか,と昨晩言われたのでミシンを宅配便で送り出す.しかし,郵便局民営化が加速してからこちら,某宅配便会社の窓口対応が却っていまひとつになっているのが不思議.
 さらにとあるスポーツ洋品店に廻ってダウンコートを買うつもりが(首の辺りが擦り切れて久しい1着を取り替えようと),何故か店を出たときは靴を買っていた謎(^^;).だってお気に入りのブランドが特売だったのですもの.

 日刊スポーツ【グレート・サスケ氏、岩手県知事選に意欲】ネタとしてはともかく,シャレにならないからやめておいたほうがいいと思うのだけど.

ブルックナー/交響曲第4番

ブルックナー/交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」@ハインツ・レーグナー/ベルリン放送交響楽団(東ベルリン)(エーデル:0002712CCC)

 昨日取り上げたケーゲルと共に,すっかり東ドイツ伝説の指揮者と化している感のあるレーグナー(1929-2001).一部に猛烈な支持者(?)のいる指揮者だが,レーグナーの振るブルックナーは,これは少々ヘンテコリンな演奏であるよ(^^;).オケの音色はブルックナーに相応しいのだが,テンポと構成がどうにもブルックナーらしくない.むしろブルックナーにしては妙なデフォルメが施されている,というべきか.何だかヌメヌメとした,軟体動物のような手触りを感じてしまうのである.

2007/02/03

日常(2007年2月3日)

 お休みの日.食料調達以外は1日引き籠って読書などして過ごす.洗濯していたら洗濯機がガラガラ大きな音を立てるのでジーンズのボタンが洗濯槽に当っていたのかと思ったら,こともあろうに懐中時計だった_| ̄|○ たまたまジーンズのポケットに入れたまま忘れていたらしい.慌てて洗濯機から回収したけど壊れていた(ToT).中に水が入って停まっているのです.明日,修理に出さねば.

 読売新聞【「カビ臭い」消え、水道水ボトル好評…自治体積極PR】見出しだけでは何を伝える記事なのかよくわからなかったけど,要するに大学教授の言として引かれる「今後、規模の小さい自治体の水道局などで民間委託は避けられないだろう」というところがミソか(^^;).明治からこちら,「安全」を民間委託すると碌なことが無いのが,この国の常のような気がしてならないんですけど.

隠蔽と風化から過去を守るのは公共図書館の責務かどうか

 毎日新聞【ハンセン病:検索の件名に旧名表記残る 公立図書館修正へ

 諸々の経験から,記事にある元患者さんのコメントも痛いほど理解できるのです.以下のようなことを書くのは非常に辛いのですが・・・・・・,それを生業としている者として,その原理原則は取り敢えず申し述べておきます.

 公共図書館がpolitical collectnessの片棒を担ぐことは如何なる理由であれ容認いたしかねます.公共図書館は個人の痛みを引き受ける機関ではなく,ひとの痛みを癒すことが,結果的に学ぶべき歴史までをも隠蔽することにつながるのでは本末転倒ではありませぬか? どのような理由であれ,例えそれが差別につながるものであっても,過去の歴史を書き換えようとする修正主義史観に公共図書館は抵抗しなければいけないと思います.そうでなければ「共同体の記憶を伝えるための記憶の共同体」としての公共図書館が存続する意義は失われてしまいかねません.

 過去を風化させないためにも,隠蔽させないためにも,公共図書館において別の手立ては無いのでしょうか?

ブルックナー/交響曲第9番

ブルックナー/交響曲第9番ニ短調@ヘルベルト・ケーゲル/ライプツィヒ放送交響楽団(オード:ODCL1022)

 1975年12月16日のライヴ.最初に聴いたときはカラヤンの演奏かと思ったくらい(^^;)壮麗で華やかな演奏である.ケーゲルらしい強烈な緊張感が無いというのではなく,その緊張感が何故かほどよい加減で収まっていて,音色の華やかさが前面に出て来ているのが不思議.

市立夕張図書館の行方

 北海道新聞【夕張 再生へ: 美術館存続へ署名1万人分 夕張・訴える会、道に提出】【夕張 再生へ: “夕張問題”で警鐘も 小規模自治体のフォーラム

 このところ,北海道新聞の【夕張 再生へ】というコーナーをほぼ毎日確認しているが,美術館や博物館の存続を模索する動きに関してはこうしてたびたび記事が上がるのに,市立図書館については存続希望にせよ廃止後の見通しにせよ,記事化されたのをこのコーナーで見た記憶が無い.

 以前何処かに僕は「公共図書館は「世界で一番偉い建物」ではなく,財政再建団体入りの責任の一端は役所にも市民にもあるので,夕張市においてある程度「文化活動」が制限されるのも止むを得ない仕儀だと思うのだけど.」と書き,そのココロは現在も変わらないけど,それにしても市立美術館にも石炭博物館にも市民団体やNPOによる存続を模索する動きがあるのに,市立図書館にはそれが表立って出て来ないのは何故か.

 このあたり,特に『市民の図書館』を信仰する方々にお尋ねしたいのですが,有料で見学する施設に存続を目指す動きが市民から出ていることが報道されているのに,無料で誰でも利用できることが大前提の公共図書館(市立夕張図書館)に存続を働きかける動きが見えず報道もされないのは,どういうことですか.先日,誰かが『市民の図書館』の正しさは歴史が証明している云々と啖呵を切ってましたが,そんな歴史があるのならもう少し「市民」の側から存続を求める動きが噴出してきてもよさそうな気がするのですが,如何なものでしょう?

2007/02/02

日常(2007年2月2日)

 お仕事の日.ようやく雪が降るも,積もったと言うほど降りもせず.寒さだけが深々と募っていく,そんな一日.レファレンスいろいろ.

 本日,長女は滑り止めの入学試験.あちらも雪だったと言うのに,朝は悪天候を考慮せず時間通りに家を出たら,同じ中学から同じ高校を受験する生徒の集合時間に遅れた由(>_<).中学を受験したときも同じようなことやらかして,それで受かったらしい(カミさん談)が不必要にハラハラさせるようなことはしないように.本人曰く「あまり疲れなかった」そうだが,結果はさてどう出ますか.
 あれもガリ勉と言うにはいささかファンキーな奴で,何しろ,これまで特別尻をひっぱたいて勉強させてきたわけでもないのよね.むしろ当人がやりたいと言って来たことをやらせているだけ(そりゃそれなりに資本もかかりますので,出来ればこれ以上国家は税金上げたり控除を減額したりしないで欲しいという思いは切実)なので,25,6年前にここでしくじった(^^;)僕は「志望校に合格するといいね」と願うばかりですわ.

ラフマニノフ/交響曲第2番

ラフマニノフ/交響曲第2番ホ短調作品27@アンドレ・プレヴィン/ロンドン交響楽団(EMI:7 64530 2)

 1973年1月の録音.ラフマニノフの交響曲が本格的に取り上げられるようになる,その魁となった録音である.ある意味「西側」によるラフマニノフ演奏の典型みたいなものだが,いたづらにセンチメンタルに堕すことなく,音楽を品良くまとめているところはさすが.

2007/02/01

日常(2007年2月1日)

 もう2月.
 お仕事の日.今日も原稿作成,遅々として進まず(というより一行も書けない).

 読売新聞【小説家志望?図書館から蔵書失敬、無職男を逮捕】,毎日新聞【雑記帳:図書館から蔵書盗む 自称・小説家志望男を逮捕】公共図書館に限らず,図書館蔵書の盗難で犯人が押さえられたことってあまり聞かないし,ましてや新聞記事になるのは珍しいのでは? 読売の記事が伝える「小説家になりたかったので本を盗んだ。直木賞を目指していた」という動機には笑うしかないわけで(^^;).小説家になりたかったら本を読むよりも本を書かなくちゃダメじゃないのと違いますか.

チャイコフスキー/交響曲第4番

チャイコフスキー/交響曲第4番ヘ短調作品36@ジョン・バルビローリ/ハレ管絃楽団(HMV:HMVD 5 73077 2)

 1958年頃の録音で,元はパイ(Pye)というレコード会社による音源.バルビローリもこの頃はあまりアンサンブルに重きをおかず,その場の勢いを重視する指揮ぶりで,人情味溢るる好演奏なのだが,思った以上にオケがあちこちで破綻している(^^;).残響に乏しい録音が,オケの下手さ加減をいやがうえにも強調している方に働くのがキツイかも.
 バルビローリの録音が晩年の完成をみるのは,あのベルリン・フィルとのマーラーの9番(EMI)以降のことと思われる.

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