ホフマン/ピアノ・ソナタイ長調
E.T.A.ホフマン/ピアノ・ソナタイ長調AV22@ヴォルフガング・ブルンナー(cpo:999 320-2)
小説家,詩人,作曲家,音楽評論家,画家,裁判官をひとりでこなし,特にロマン派の幻想小説家として後世に名を残すエルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマン(1776-1822)のピアノ・ソナタ全集(全5曲)から.ベートーヴェンのいわゆる「幻想曲風ソナタ」に似た,アンダンテ-メヌエット-アレグロ・アッサイの3楽章からなる,幾分破格の形式で構成されているソナタ.ホフマンの小説は実のところあまりよく知らないのだが,この作品は怪奇とか幻想とかにあまり縁の無さそうな(^^;),かわいらしい音楽である.
演奏は1810年ごろヴィーンのフランツ・ミュンツェンベルガーで製作されたフォルテピアノを用いてのもの.
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