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2007/01/10

求む,行動力ある図書館長

 東京新聞【行動力ある図書館長を公募 伊那市「読書離れ」に歯止め

 正直,月25万の1年契約では応募する気になりませんね(^^;).年俸1000万円の5年契約で如何ですか(^^;)? 

 冗談はさておき\(^^\)(/^^)/,はてブ「『市民の図書館』信奉者にはやりがいがありそう(^^;). 」とコメントしたのはしごく真面目な話.記事に


「幼い世代を含めた市民の「読書離れ」に対し、ユニークなアイデアを持ち、行動力のある館長の採用を目指す」
とあるのを見たからです.問題視されているのが「読書離れ」,即ち本の世界であるのであれば,思想としては時代遅れであっても,誰の目にも見える効果を出し易い『市民の図書館』の方法論は,(住民個々の「読書」の内実を問わなければ)充分な成果を挙げることが可能だろうと考えますが如何.『市民の図書館』を補完するものとして『本をどう選ぶか』『公立図書館の役割を考える』(共に日本図書館研究会)も備えておけば,それまで沈滞していた公共図書館でも,5年もあれば「貸出し」が活性化すること請け合いです.

 問題は,その次の一歩なのですが,『市民の図書館』信奉者は「貸出し」の活性化で思考が停まってしまうのが難点なのですね.『中小レポート』に漲る闊達な近代の精神があればまだしも,『市民の図書館』は(執筆当事に期待されていた近代市民社会が執筆者の期待通りに成り立っていないが故に)ストイックな殉教者,もしくはマテリアルの移動そのものに淫したフェティシズムの正典(Canon)と化してますから.

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図書館系」カテゴリの記事

コメント

>月25万の1年契約
 年俸300万円でしょう。ボーナスがあるとしても、たいした金額にはきっとなりませんよね。これで本当に「行動力のある館長」候補が応募してくると考えているのでしょうか。ボランティア精神に満ち満ちている方でないと無理なのでは? 住宅手当などもないというし。だいたい、現在の月額報酬約20万8000円というのが安すぎるのでしょう。伊那市の物価水準は知りませんが、月25万で家賃も払って生活するのはちょっときついのでは? あるいは、公務員住宅のようなところを提供してくれるのでしょうかね。おっしゃるように、「年俸1000万で5年契約」なら、手を挙げる方はいるかも。G.C.Wさん、挑戦してみます? 陰ながら応援はいたしますが。

>>へのさん

「年俸1000万円の5年契約」ならともかく,現状の条件じゃお断りですね.指揮官として本気で取り組むんだから,最低で↑このラインですよ.単なる「読書離れ」対策(マテリアルの移動を増やす)だけが目的じゃないんですから,こちとら.

それにしても,この記事でちょっと不思議なのは,僕が引用した文章の前説で「蔵書の管理など日常業務に追われてきた従来の館長の仕事を見直し」とあることですが,まさか館長自ら陣頭で受入業務やカウンター業務をやっていたんじゃないでしょうね(^^;).

>この記事でちょっと不思議なのは、

 私もそれに引っかかりました。「日本の図書館 2005」によれば、常勤(専任)7名、非常勤12名(年間1,500時間労働換算)で、個人年間貸出約45万冊ですので、それほど職員数を絞っているようには思えないし、館長が自ら陣頭で受入やカウンター業務をしなければならないほどの忙しさとも考えにくいです(実態はわかりませんが)。本当だとしたら、他の職員は何をしているのでしょう。
 それにしても「読書離れ」を1年で解決するのは難しいのではないかと。雇用契約は年単位としても、まずは3年計画とか5年計画とか、そんな感じじゃないのでしょうか。それとも、そんな悠長なことを言っていられないほど、伊那市の読書離れは深刻ということかしら。

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