ブラームス/交響曲第1番
ブラームス/交響曲第1番ハ短調作品68@クルト・ザンデルリンク/シュターツカペレ・ドレスデン(BMG:74321 21285 2)
1971年録音.この頃のザンデルリンクは,日本では恐ろしく不人気で(今でも人気があるとは言い難いが)「レコード芸術」だったか「音楽の友」だったかで音楽評論家の出谷啓に「もうおやめになったら」だの「イモ」だのと,散々な言われ様でありました.確かに,その当時この第1番から聴き始めたら,僕でもそう思ったかも.日頃ザンデルリンクのファンを公言して憚らない僕でも,この録音はダメ(^^;).音楽に深みが感じられず,上っ面だけを撫でているようにしか聴こえない.同じ全集の第3番と第4番の出来が素晴らしいことを考え併せると,ひょっとしてザンデルリンクは1番が苦手な演目なのかも?
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