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2006/12/10

地方自治と公共図書館

 神戸新聞【県内公立図書館サービス拡充 「民」並み運営で「官」巻き返しへ

 ちょっと旧聞かもしれませんが,例の神戸新聞の記事.
 この記事を読んで,「やっぱり『直営』が支持されているじゃん!」と喜んだ図書館業界関係者は,まさかいないだろうと思いますがどうでしょう.そもそも見出しからして「「民」並み運営で」と書かれているわけですから,これまでの官による公共図書館運営には何かしら欠点があった,という問題意識が多かれ少なかれ記事の前提になっていることを忘れてはいけないでしょう(この問題意識自体を「ミスリードだ」と言うのは自由ですが).

 端的に申し上げて,「公立図書館の管理運営を今後、官民のどちらで手掛けるか、兵庫県内の市町の判断が分かれている。」ということは,すなわち健全に地方自治もしくは民主制が機能していることを意味していると思います.特定の勢力による一元化へのコントロールが隅々まで効いているわけではない,という点において.現時点における各自治体の判断はそれなりに尊重される必要があります.それを「決定だから」と墨守しようとする硬直化した「役人根性」が発現すれば,それは批判されてしかるべきですが,近代市民社会において「役人根性」を打破するのは常に住民と報道の役割です.

 それにしても,この記事に引かれる日本図書館協会のコメントですが,クオリティが低いと言うか何と言うか,どう評価したらいいのか困ってしまいます.神戸新聞の記者によるコメントのまとめ方が拙かった可能性もありますので,ここまでにしますが.

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