J.S.バッハ/羊は安らかに草を食み
J.S.バッハ/アリア「羊は安らかに草を食み」(ストコフスキー編曲,カンタータ第208番「楽しき狩こそ我が悦び」BWV208より)@マティアス・バーメルト/BBCフィルハーモニック(シャンドス:CHAN9259)
NHK-FM「あさのバロック」のオープニングに使われていた名編曲.ストコフスキーのバッハ編曲,と聞いただけで拒絶反応を起こす向きは,最近はさすがに少なくなったと思うが,例えばイギリスの作曲家ウィリアム・ウォルトン(1982-1983)による同じアリアの編曲を聴いて欲しい.傑作交響曲第1番や「ファサード」で早熟かつ才気煥発な作曲家として知られるウォルトンだが,このアリアの編曲に関する限りストコフスキーには一歩劣ると評価せざるを得ない.ストコフスキーの編曲はそれほどの傑作だと,僕は思うぞ.
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