グラズノフ/交響曲第2番
グラズノフ/交響曲第2番嬰へ短調作品16@エフゲニー・スヴェトラーノフ/ソヴィエト国立交響楽団(ヴェネツィア:CDVE04259)
21歳のときの作品.何分情報が少なくて成立過程など未調査だが,なるほど「ロシアのブラームス」とはよく言ったものだ,と思わせる佳作.第1楽章は幾分冗長だが,次から次へと繰り出される魅力的な旋律が飽きが来るのを防いでくれる(^^;).以下の楽章も少々「長さ」を感じなくも無いが(形式感がさっぱりつかめない),とにもかくにも旋律は魅力的でかわいらしいというか,愛らしいというか.
スヴェトラーノフもぶりぶり振らず,慈しむようにまとめている.
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