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2006/11/05

モーツァルトが特別な訳じゃない

 毎日新聞【クラシックブームを考える=梅津時比古(学芸部)-記者の目

 梅津さんは現在,毎日新聞きってのクラシック通として知られる記者.なるほど,W.A.モーツァルトの作品は狭い音域を忙しなく動き回る音形がよく聴かれるので,初めてその音楽を聴いたひとが,どれを聴いても「同じ」ように聴こえるのは止むを得ないかと(^^;).斯く言う僕も,時々クラリネット五重奏曲イ長調K.581とクラリネット協奏曲イ長調K.622の冒頭の区別が付かなくなるときがあります.

 ただですね,


モーツァルト生誕250年を機に、気軽にクラシックを聴けるCDがヒットしたのは歓迎だが、どれも同じように感じられるとしたら、ちょっと待てよと言いたくなる。
というのは,何もモーツァルトに限った話ではないのでは,と思うのですよ.僕の長女はメトロノームのファンですが,僕にはメトロノームと他のヴィジュアル系バンドの楽曲の区別は,恐らく付きません(^^;).ジャニーズ事務所に所属するタレントの楽曲も,どれが誰の曲なのか,区別が付いてない(ひょっとするとSMAPとそれ以外,程度ならわかるかもしれませんが)と思うし.正直,僕には大塚愛玉置成実の曲の区別が付くかどうかも怪しいです.
 そう言えばその昔,昭和59年ごろには松本伊代早見優の区別が付かないおぢさんが沢山いる,とあるマンガ雑誌のゴシップ欄にありましたっけ.

 話がアヤシゲな方に脱線しそうなので元に戻しますと,中学から高校にかけて「クラシックは何を聞いても同じに聞こえる」ってのはアイドル歌謡に熱中していた同年代の,聴く音楽の中心をクラシックに据えていた僕に対する常套句でした(^^;).僕らのアマデウスだけが特別な訳じゃないんですよ.ましてや,いま流行らしい“さわり”だけを集めたCDでモーツァルトがわかったような気になっている方々には,モーツァルトとシェーンベルクの違いがわかるかどうかだって怪しいかもしれませんよ.

 あまり湯気を立てて怒るような話じゃないように思えますが如何?

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