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ココログ


ほし2

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2006年11月の記事

2006/11/30

日常(2006年11月30日)

 お仕事の日.演習でレベルの高い発表を聞いて,こちらがコメントを捻り出すのに苦しむ(^^;).「近代市民社会を成り立たせるために公共図書館は必須の基盤」云々.午後,ようやくクリスマスツリーとオーナメントを飾る.

 唐突ですが,僕は動物園と水族館にひとりでは入れない性質でして(-o-)/.美術館,博物館,公共図書館はひとりでも,周囲に誰がいようが平気の平左なんですけど,動物園と水族館はひとりで入っても間が保たない.何故か,周囲にカップルがいると妙に気に障るし(^^;).動物園と水族館は集団で行くに限るのです.

実相寺監督死去

 毎日新聞【訃報:実相寺昭雄さん 69歳 死去=映画監督
 読売新聞【「ウルトラマン」演出、実相寺昭雄さん死去
 産経新聞【「ウルトラマン」に「帝都物語」 映画監督の実相寺昭雄氏死去

 いや,もう,何て言ったらいいのかわかりません(ToT).特撮関係,「ウルトラセブン」の「狙われた街」「第四惑星の悪夢」「円盤が来た」が大好きな(特に「狙われた街」の下町テイストがたまらない)だけじゃなく,鉄道マニア実相寺昭雄の自伝風鉄道エッセイ(玉電に王電ね)も大好きでした.
 何だか,今年の2月24日に死去した佐々木守の後を追ったような気がしてなりません.残念です.

マルカントワーヌ・シャルパンティエ/死者のためのミサ曲

マルカントワーヌ・シャルパンティエ/死者のためのミサ曲H.2@ミシェル・コルボ/リスボン・グルベンキアン管絃楽団&合唱団(エラート:R20E-1002)

 1760年代初期に書かれたと推定されている大編成のレクィエム.僕の部屋では,本当に追悼のまことをささげるべきひとが亡くならない限りは,鳴らすことのない音楽である.それだけの価値のある,真摯な音楽,真摯な演奏であろう(sigh).

2006/11/29

スーザ/雷神

スーザ/行進曲「雷神」@ジョン・フィリップ・スーザ/フィラデルフィア高速輸送株式会社吹奏楽団(パール:GEMM CD 9249)

 実は日本のメーカーが「スーザ指揮」と称して発売しているスーザ・バンドの録音は,スーザ本人ではなくこのCDにも収録されているナサニエル・シルクレットやアーサー・プライヤーの指揮による録音だろうと,そのうちの1枚を聴いた限りでは思っているのだが,この録音(1926年9月4日)はこのCDでも「スーザ指揮」とされているもの.アマチュアの吹奏楽団を指揮しての演奏らしく,最初期の電気録音でも音色は汚いし,縦の線が合ってない(^^;)のがはっきりわかる.それでも,バンドが「音楽する」ことを喜んで吹きまくっているのもよくわかるのがウレシイ.

日常(2006年11月29日)

 お仕事の日.都合により受入・目録作成作業が滞る.たまたま,返却日を押印した栞を自館製作でまかなうことになり(これまでは10年ほど前に印刷屋で刷ってもらった栞の在庫があった),その原稿作りをMS Publisherでセコセコと.
 帰宅後は明日締め切りの原稿に頭を悩ませる.本来書くつもりだったネタは,夕刻よりホントに頭痛がしてきたので考えがまとまらず,結局はwebを始めた頃に書いた「蔵書点検」にまつわるエッセイを,大幅に推敲しなおし換骨奪胎して半分に縮め責を果たすことにする.今回,書くつもりだった主題については,別途何らかの形で書き上げておき,後日の用に役立てましょう(^^;).

「公共図書館司書サバイバルテスト」に回答してみる

 大学図書館員の分際で【DORAの図書館日報: 公共図書館司書サバイバルテスト】に回答してみましょう.純粋真っ直ぐクンは見ちゃダメだよ(^^;).

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2006/11/28

日常(2006年11月28日)

 お仕事の日.監査とか視察とか.帰宅後は原稿と文案と課題と.課題と文案は出来たので,あとは原稿.1600字なので冒頭さえ書き出せれば,あとは何とかなると安易に考えているけど,さてどうか?

 神戸新聞【学費300万円免除も 私大が優秀学生囲い込み】いろいろ言いたいことはあるけど,何より300万も免除したらそれはもう「奨学金」の域を超えているような気がして仕方が無いのだが如何?

シューベルト/交響曲D.944

シューベルト/交響曲ハ長調D.944(第9番)@ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(DG:POCG-5041)

 2,3日前に今月末〆で依頼された原稿があったのを思い出して,今日明日で書き上げてしまわないと,と煮詰まっております(-_-;).取り敢えず題名は決めたけど,さて.
 他に明日提出したい稟議書の文案とか,明後日に出したい課題の作成とか,もう何が何だか.今日のBGMは肩の凝らない,25年来のお知り合いで勘弁してもらう.

2006/11/27

日常(2006年11月27日)

 お仕事の日.朝から様々な学生.しかし,天気が悪いとお客の絶対数が少ない(-_-;).一日中,雨が降り続き気分も滅入る.雨のせいでもあるまいが今日はちょいとスランプ気味.今朝の占いよかったのにぃ( -_-)=○()゜O゜).早く寝ましょうm(_)m

ベートーヴェン/交響曲第9番

ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調作品125@フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団(BMG:BVCC-1011)

 今年もそろそろその季節がやってくる「第9」.
 この録音を聴くのは久し振り.以前は,R.シュトラウスやベートーヴェンの「運命」の録音と比べると,ライナーに特徴的な剛直さにはいささか欠けるかと思っていたが,いま聴いてみるとどうしてなかなか,これも果断に叩かれるティンパニが象徴するような,剛直無比の演奏である.テンポに案外柔軟なところがあって,一本調子にガンガン進行するセルやミュンシュの演奏に比べて,何者も寄せ付けぬ堅さまでは感じさせない.時々,低絃が「ぶうん」とうなったり,第1楽章のクライマックスでのティンパニの扱いに独特のものを聴かせたり,面白い聴き所にも事欠かない,好演である.

2006/11/26

日常(2006年11月26日)

 お休みの日.ホームセンターでガーデニング用の小さな棚を買ってきて,5つある鉢植え(アロエと「金のなる木」)の冬支度.ただでさえ狭い部屋が,更に狭くなるシーズンである(-_-;).おまけにアロエがひとつ,曲がって育ってしまい(持ち主に似てるって言わないように)倒壊の危機にあったので新しい鉢と土を購入し,季節でもないのに植え替えを決行する.来春には「金のなる木」も植え替えなきゃならないかな.
 家でネットしていると,ついついWikipediaの野球人の項目を読み倒してしまう(^^;).そんな暇があったら読むべき物を読み倒してしまわねばいけないのだが,なかなか上手くいかない.

グラズノフ/交響曲第2番

グラズノフ/交響曲第2番嬰へ短調作品16@エフゲニー・スヴェトラーノフ/ソヴィエト国立交響楽団(ヴェネツィア:CDVE04259

 21歳のときの作品.何分情報が少なくて成立過程など未調査だが,なるほど「ロシアのブラームス」とはよく言ったものだ,と思わせる佳作.第1楽章は幾分冗長だが,次から次へと繰り出される魅力的な旋律が飽きが来るのを防いでくれる(^^;).以下の楽章も少々「長さ」を感じなくも無いが(形式感がさっぱりつかめない),とにもかくにも旋律は魅力的でかわいらしいというか,愛らしいというか.
 スヴェトラーノフもぶりぶり振らず,慈しむようにまとめている.

2006/11/25

日常(2006年11月25日)

 お休みの日.定期通院のあと,街へ出て買い物など.数値は幾分改善,というか前回はクスリが合わなかったみたいで,元へ戻したら数値も元通りというわけ(-o-)/
 帰宅後は読書とネット.

グラズノフ/交響曲第1番

グラズノフ/交響曲第1番ホ長調作品5@エフゲニー・スヴェトラーノフ/ソヴィエト国立交響楽団(ヴェネツィア:CDVE04259

 ゴメンなさい,実は全然期待せずに聴き始めたのですよ(^^;).そもそも店頭で見て買うのを迷ったほど(交響曲全集だった).グラズノフの交響曲,第5番は知っているしそれなりにいい曲だとは思うものの,「四季」「ライモンダ」やヴァイオリン協奏曲がウンザリするほど退屈だった記憶しかないので,これもバレキレフの交響曲みたいなものかと勝手に思ってましたが.
 いやはや,とんでもない思い込みでした.春の陽射しのような淡い明るさと華やかさが匂い立つような旋律とオーケストレーションで過不足無く表現されている,内容も技術も第一級の音楽でありました.退屈だなんて,とんでもない.しかも,15歳でこれを作曲したんですって! 
 スヴェトラーノフの指揮もガンガン勢いづいて粗暴になることもなく(^^;),グラズノフの青春を慈しむかのような演奏である.これは掘り出し物でした.

2006/11/24

日常(2006年11月24日)

 お仕事の日.せっせと受入業務.

マーラー/大地の歌

マーラー/交響曲「大地の歌」@ブルーノ・ワルター/ヴィーン・フィル(ロンドン:POCL-9961)

 ご存知,キャスリーン・フェリアー(1912-1953)がアルトを歌う,「大地の歌」屈指の名盤.ここでのデッカの録音は歌手を前面に押し出したもので,オケは伴奏扱い(^^;)だが,それにも拘らず,悲嘆をかこち激情をぶちまける体のワルターの表現はそこかしこで聴けるし,それがこの演奏の大きな魅力になってもいる.
 もう少し悠揚迫らぬ,春風駘蕩な感じの演奏のほうが「大地の歌」は好きですけどね(^o^)/

2006/11/23

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第1番

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第1番ヘ短調作品1@ヴラディミール・アシュケナージ&アンドレ・プレヴィン/ロンドン交響楽団(デッカ:444 839-2)

 そう,ラフマニノフの「作品1」はピアノ協奏曲だったのです(^^;).それもヴィルトゥオーゾ・ピアニストだったラフマニノフに相応しい,絢爛豪華なピアノ・ソロが大活躍するヴィルトゥオーゾ・コンチェルト.19世紀末のヴィルトゥオーゾが作曲したピアノ協奏曲の例に漏れず,表現主義的とも思える刹那的な表現で成り立っている音楽で,あまり旋律美とか形式美とか考えてないように聴こえる(^^;).が,そこは後年第2番や第3番の協奏曲,あるいは交響曲第2番で成功する作曲家の作だけあって,哀愁漂う旋律も(切れ切れながら)旋律として聴かせてくれるところが,作曲家として並みの力量ではないところを示している.

ブラームス/交響曲第1番

ブラームス/交響曲第1番ハ短調作品68@グィド・カンテルリ/フィルハーモニア管絃楽団(テスタメント:SBT1012

 昨晩,このblogのアクセス解析を眺めていたら「ブラームス カンテルリ 第1番」で検索してきたデータがあったので,ひとまずこれをどうぞm(_)m
 カンテルリのブラームスと言えば,かの第3番が素晴らしい演奏なのだが,この第1番(1953年録音,モノラル)もなかなかに重厚で,かつ歌心にあふれた好演である.クレンペラーの圧倒的な存在感こそ無いが,終楽章の流麗な推進力は他の録音ではなかなか聴けぬもの.

日常(2006年11月23日)

 お休みの日.「燃えるごみ」の日だったのに,寝坊したらゴミ収集車に行かれてしまった(-_-;).失敗.
 ぐずぐず昼まで過ごし,昼食後に散歩がてらドコモショップまで出向き,ケータイの契約を見直す.利用金額に対し,契約しているプランが高すぎた(-o-)/ 安いプランに変更.ついでに当人たちの希望を入れて長女のケータイはタイプリミットの上限を一段階上げてやり,カミさんのケータイからはiモードを外す.それ以外は家でダラダラと読書したりネットしたり.

公共図書館が「無駄」であることは

 毎日新聞【発信箱:いのち響く図書館=元村有希子
 毎日新聞【東京都立図書館司書の07年問題=木村健二(社会部)-記者の目

 昨日今日と,毎日新聞紙上で公共図書館を取り上げた記事を見る.前者は以前,同じ毎日新聞の「余禄」でも取り上げられた「自殺したくなったら図書館に行こう」と呼びかけている東近江市立能登川図書館の話(僕も以前この余禄について触れたことがあります),後者は東京都立図書館をめぐる職員の問題と,例の石原都知事の発言をめぐる記事.それぞれ(新聞記事としては)公共図書館の機能に理解のある,(新聞記事としては)いい記事であるので業界関係者はご一読を.

 個人的には,公共図書館が「無駄」であることは民主制が抱える必然のコストである,ということを行政と住民がどれだけ理解し,それを支えるだけの負担を了とするか,に今後の「公共図書館」という機能の存続がかかっているのだろう,と思う.「場所としての公共図書館」という概念に,「無駄」を必要な基盤整備として認めさせるだけの力は(この国においては)まだ無いと思われるが,「Ein Zunft, ein Bibliothek, ein Fuhrer!」のために思想がやせ衰えてしまった公共図書館業界と,それを見る住民の目にはびこる反知性主義に対する,知の弁護人たりえる可能性はあると,僕は考えている.

 「無駄」であることに誇りを持つ必要も無いだろうが,取り立てて負のイメージで語ることもあるまい.

2006/11/22

クラヲタに100の質問(その3)

今日は「コンサート編」.

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ず・ぼん 12号

ず・ぼん 12

ポット出版 (2006.10)
通常24時間以内に発送します。

 ざっと目を通してみましたが,一部の不評(^^;)ほどつまらない内容じゃないですよ,この号は.確かに船橋西図書館の話を書いているのは,かの馬場俊明氏(^^;)で読む前は「うひゃー,何で今更馬場氏」と思ったものの読んでみたら,僕が今まで読んできた馬場氏の文章の中ではもっとも論理明快,すこぶる理解できる内容だったのに吃驚.これが貸出至上主義については絶対に「思想の自由」を認めないヒトの文章じゃなかったら,もっと説得力があったのに(^^;),と思わないでもなかったですが,まずはよかった.取り敢えず,出発点としてはおススメできます.

 取り急ぎ他に目に付いたのは,地方・小出版流通センターの川上賢一さんへのインタビュー.これは含蓄に富んだ,大変興味ぶかいものでした.他の座談会などは,これからもう少し身を入れて読みます(^^;).

日常(2006年11月22日)

 お仕事の日.夕方に向けて仕事もお客も増えるのはどんなカラクリか(^^;)? 午前中に片付けられる仕事は片付けてしまわないといけないな.

  読売新聞【救いの網、「一犬」落着…崖っぷちで6日間立ち往生】今朝,テレビの情報番組がどれも取り上げ,生中継まで出していた話がこれですね.朝から不快な気分にさせられたニュース(「ニュース」の名に値しないよ,こんなの)でした.まったく,生中継にレポーターまで動員して,そんなに大騒ぎするような話ですか,これ? もっと重要な話は,他にいくらでもあると思うのに,犬が一匹救われて大喜びする世間様とマスメディア.馬鹿馬鹿しい.

チャイコフスキー/ヨハネス・クリソストモス典礼

チャイコフスキー/ヨハネス・クリソストモス典礼作品41@ヴァレリー・ポリャンスキー/ソ連文化省室内合唱団(メロディア/BMG:74321 25186 2)

 【Takano's diary: レコ芸12月号インタビュー】しばらく振りで「レコード芸術」を読みましたよ.最近,すっかりカタログと化しちゃっているのでほとんど興味を失ってしまっていて,こんな機会でもないと手にも取らない.勤務先で購読しているのに(^^;).
 で,「レコ芸」12月号で高野史緒が紹介しているのとは,こちらは別の「ヨハネス・クリソストモス典礼」です,たぶん.あちらは東方正教会の正統な原典(カトリックにおける「グレゴリオ聖歌」ともまた意味合いが違うのかしら?)だったと思いますが,このチャイコフスキーのやラフマニノフの作品31は,典礼文に作曲家が新たな音楽を付けたものです.「ヨハネス・クリソストモス典礼」に関する限りラフマニノフのものより,チャイコフスキーのものの方が音楽として優れていると僕には聴こえます.チャイコフスキーには珍しいくらい,明るく華やかな音楽です.
 しかし,さすがというか,随分渋いところを突いてきますね(^^;)>>ふみおっち.こちとら,搦手からしか反応できなくて申し訳ない.

 実はラフマニノフの作品37で有名な「晩祷」に,チャイコフスキーも曲を付けています(作品52)が,ラフマニノフに比べてチャイコフスキーの「晩祷」はさっぱり人気が無い(^^;)ようで,何年も探しているのにCDに巡り会えません.Kachanovという指揮者の録音がKoch Internationalにあるようですが,さて.

2006/11/21

日常(2006年11月21日)

 お仕事の日.ボヤボヤしていたら一日終わってしまった_| ̄|○ いろいろ考えてはいるのよ,これでも(^^;).

ドヴォルジャーク/スラヴ舞曲集

ドヴォルジャーク/スラヴ舞曲集作品46&72@ヴラディミール・ヴァーレク/チェコ陸軍中央音楽隊(クラートン:CQ0058-2431)

 ドヴォルジャークの「スラヴ舞曲集」を吹奏楽に編曲したもの.全曲を5人の編曲者が分担して(?)編曲している.全体にオーソドックスで特に奇を衒った編曲でもなく,ブラスへの編曲としては地味目(^^;).5枚くらい「スラヴ舞曲集」を持っているなら,そのうちの1枚はこれでもいいでしょう.

わが異端の昭和史

わが異端の昭和史 上
石堂 清倫著
平凡社 (2001.9)
通常2-3日以内に発送します。

わが異端の昭和史 下
石堂 清倫著
平凡社 (2001.10)
通常2-3日以内に発送します。

 石堂清倫(いしどう,きよとも,1904-2001)は,戦前は三・一五事件や満鉄調査部事件で検挙された経歴を持つ.満鉄では図書館にも勤務している.戦後はアントニオ・グラムシを日本に紹介した.党中央とは終始,そりが合わなかったようである.
 この本のタイトルには「異端」という言葉が用いられているが,この言葉を自ら用いるひとは常識人であるのが通例で,石堂もその例に漏れない.しかし,監獄暮らしも敗戦後の満洲での苦労も党の圧力も決して声高に叫ぶことなく,淡々とその有様と対処を記述していくのは,並大抵の精神力でなしえる業ではないだろうな.
 なお,石堂の図書館に対する慨嘆が上巻291頁にあるので,興味のあるひとは覘いてみることをおススメする(^^;).古き良きエリートの図書館への見方は,右も左も関係ないものらしい.

2006/11/20

日常(2006年11月20日)

 お仕事の日.
 「図書館雑誌」の11月号,勤務先には14日に届いているのに我が家には一向に届かない.どうしちまったんだか? 会費未納でクビになったかしらん(^^;).(11月22日追記:これ,冗談のつもりで書いたのですが,実はホントに会費が未納で11月号の送付をストップされていたのでした.会費は払った気でいたら,クリアファイルから未払いの振込用紙が出現する始末(-_-;).申し訳ないやら情けないやら_| ̄|○ ごめんなさい>>日本図書館協会さま.)

 毎日新聞【慶應義塾:共立薬科大学と合併へ 08年慶大薬学部新設】かくして巨大な大学はますます巨大化し,スケールメリットを生かした経営が可能になるというわけ.この風圧を受けたら地方都市の弱小私学はひとたまりもないだろうなあ(sigh).「山椒は小粒でピリリと辛い」をどのように構築しプレゼンテーションしアピールするか.いよいよ正念場か.

マーラー/交響曲第6番

マーラー/交響曲第6番イ短調@ジョージ・セル/クリーヴランド管絃楽団(SONY:SBK 47654

 何を思ったか,しばらく振りに引っ張り出したCD.何故にしばらく振りかと言えば,ちっとも面白くない演奏(^^;)だからなのだが,しばらく振りに聴いてみて,やっぱり面白くないのである.オーケストラの音色をピアノの如く訓練していたセルの美点が裏目に出ている.諸井誠だったか,この演奏を「批評の産物」と形容していたが,確かに分析的に聴こえる演奏である.基本的にインテンポでほとんど揺れのないリズムを刻みながら演奏は進む.それが正直言って「単調」にしか聴こえないのだ.音量は大きくなったり小さくなったりしているものの,その動きから「ドラマ」が削ぎ落とされてしまっているのが何とも.このあたり,新古典主義的なマーラー解釈の限界か.

2006/11/19

ベートーヴェン/交響曲第9番

ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調作品125@フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン・フィル(DG:POCG-3073)

 1957・58年の録音.バリトン・ソロをフィッシャー=ディースカウが歌っている唯一のスタジオ録音である.いや,それどころかこの録音のソリストはフィッシャー・ディースカウに限らずイルムガルト・ゼーフリート,モーリン・フォレスター,エルンスト・ヘフリガーという,当時脂の乗り切った名歌手をそろえている,贅沢なもの(^^;).フリッチャイが,晩年の彼らしくスケールの大きい重心の低い造形で,引き締まった音楽を聴かせる.

日常(2006年11月19日)

 お休みの日.クルマを駆っていわき市の白水阿弥陀堂へ紅葉狩り.停まっているモノを撮影するのはラクでよい(^^;).

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クラヲタに100の質問(その2)

 承前.今日は「CD編」.

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2006/11/18

日常(2006年11月18日)

 お休みの日.紅葉を撮影しに喜多方まで往復.銀杏の香りが芬々(^^;).

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アール・マッコイ/ライツ・アウト

アール・E・マッコイ/行進曲「ライツ・アウト」@フレデリック・フェネル/イーストマン・ウィンド・アンサンブル(マーキュリー:434 334-2)

 フェネルがスーザ他の有名な行進曲を振るこのCDを手に入れたのは7~8年前のこと.中でもこの作品は,以前どこかのスポーツ番組で使われていた音源に違いない,野球関係の番組に違いない,とずっと手がかりを探していた.今晩,ひょんなところから最初期のCX系「プロ野球ニュース」で使われていたことがわかる.記憶の中では,何となくラジオ(TBSかニッポン放送)のプロ野球中継だったような気がしていたのだが.そもそも僕が「プロ野球ニュース」を見ていたのは大学時代のことだし.
 まだまだ記憶の糸はほどけそうにない.

2006/11/17

フィビヒ/交響曲第1番

フィビヒ/交響曲第1番ヘ長調作品17@アンドリュー・モグレリア/ラズモフスキー交響楽団(ナクソス:8.553699

 ズデニェク・フィビヒ(1850-1900)はスメタナ,ドヴォルジャークと並ぶチェコ音楽勃興期を代表する作曲家.生前はチェコ音楽界の進歩派に属した作曲家だったそうであるが,いま聴くとメロディアスで保守的な作風に聴こえる(^^;).親しみやすい旋律と,メンデルスゾーンを重厚にしたようなバランスの良いオーケストレーションで,鬼面ヒトを驚かすような箇所はほとんどない.どことなく品のいい哀愁が感じられる佳作である.

日常(2006年11月17日)

 お仕事の日.今日も図書館員だった(^^;).今日届いた,ネタに取り上げようと思っていたモノを,うっかり勤務先に置き忘れてきてしまう(-_-;).

 明日は紅葉狩りにでも出かけようか.近所の紅葉もそれなりに綺麗だけど,ここはひとつカメラを担いでクルマを飛ばして.何処に行こう?

2006/11/16

メトネル/ピアノ協奏曲第1番

メトネル/ピアノ協奏曲第1番ハ短調作品33@コンスタンティン・シチェルバコフ&ヴラディーミル・ジーヴァ/モスクワ交響楽団(ナクソス:8.553359

 ニコライ・カルロヴィチ・メトネル(1880-1951)はロシアのピアニスト・作曲家.ロシア革命後亡命し,最終的にはロンドンに落ち着きその地で死去した.ラフマニノフ・スクリャービンとミャスコフスキー・プロコフィエフの中間世代にあたる.晩年にはインドのマハラジャのパトロネージュを受け,その作品の出版と録音がなされた由.
 この協奏曲,かなり技巧的なピアノ・ソロだが耽美的というよりは,夢幻の如きはかなげなロマンティシズムを身上とする作風だと思われるところ,どうもこの録音はメトネルの音楽を上手くとらえきっていないのでは(^^;).音楽に入り込めないもどかしさを感じる.

日常(2006年11月16日)

 お仕事の日.久し振りに図書館員らしい1日を過ごしたような気がする(^^;).

 毎日新聞【教育基本法:「与党の横暴」野党4党が抗議集会】野党は恐らく,来週には腰砕けになっているような気がします.特に民主党.一歩も引かないことを期待はしますが,十中八九裏切られることでしょう(sigh).

2006/11/15

日常(2006年11月15日)

 お仕事の日.ひとつ懸案が終了.でも,あまり気が楽になったとも感じていない.それどころか,重くなるばかり.責任だけが増えていくような気がする(sigh).

 毎日新聞【教育基本法:改正案を衆院特別委が可決 与党単独で】タウンミーティングでの「情報操作」問題を片付けもせずに与党単独で法改正を強行するとは,この改正に正当性も必然性も無いことを自ら示しているようなものだろう.

 天罰だ!

2006/11/14

マーラー/交響曲第3番

マーラー/交響曲第3番ニ短調@ヴァーツラフ・ノイマン/チェコ・フィル(スプラフォン:SU 3880-2

 速めのテンポで実直に進む演奏.茫洋としたスケール感には欠けるが,なかなかに美しい音色(特に金管)と整然として引き締まったアンサンブルが颯爽としたマーラーを奏でている.

日常(2006年11月14日)

 お仕事の日.視察はあっさり終了.事前にいろいろ脅されていたけれど,特に何も無かったみたい(^^;).
 疲れたので早く寝ますm(_)m

2006/11/13

ポール・モーリア・ベスト25

ポール・モーリア・ベスト25(フィリップス:PHCA-9001

 遅ればせながら,ポール・モーリアさん追悼です(ToT).毎日新聞【ポール・モーリア氏:81歳で死去
 中学生の頃,FM東京の「ジェットストリーム」はよく聴いてました.それ以外でもポール・モーリアやカラベリ,レイモン・ルフェーブルはさんざん聴きましたね.リチャード・クレイダーマンやザンフィルが売り出し始めた頃で,いわゆるイージーリスニングが大流行していた時分の話です.城達也さんも既にこの世のひとでは無く,ポール・モーリアも亡くなって,世の無常を感じる今日この頃です(sigh).
 個人的には,中学時代ブラスでも演奏した「オリーブの首飾り」「恋は水色」がやっぱり懐かしいです.「イエスタデイ・ワン・スモア」「コンドルは飛んで行く」「そよ風のメヌエット」も好きでした.「シバの女王」はレイモン・ルフェーブルかな,と思いますが.

日常(2006年11月13日)

 お仕事の日.明日の件でドタバタ(-_-;).夜は法人主催の慰労会で飲み過ぎる.「クラヲタに100の質問」はまた明日以降に.

 読売新聞【飛鳥寺跡で巨大礎石4基が出土、仏教興隆を裏付け】飛鳥寺(=法興寺)の建立の動機には未だ明確じゃない部分が残るようだけど,やっぱり「国家鎮護の寺」というのが基本路線なんでしょうね.

2006/11/12

クラヲタに100の質問(その1)

 しばらく振りにバトン「100の質問」やります.気分転換ですね(^^;).

 【●○◎クラヲタに100の質問●○◎】まずは〈プロフィール編〉〈曲目編〉.

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円谷一

円谷一
円谷一
posted with 簡単リンクくん at 2006.11.12
白石 雅彦著
双葉社 (2006.7)
通常2-3日以内に発送します。

 円谷英二の長男にして,TBSのディレクターや円谷プロの社長を歴任し,円谷プロの壊滅的財政を立て直してさあこれからというところで急逝した円谷一(1931-1973)の評伝.亡くなったとき,訃報が新聞に載ったことを僕も覚えている.当時,「円谷プロ」という名称は小学校低学年にも知られていたので,この訃報に吃驚した記憶がある.

 この本は円谷一の息子ふたり(三男は取材前に死去)など関係者からの聞き書きを中心に構成されているが,編集が行き届いているためか大変読みやすい.慎重に避けられているところがあることを感じさせる箇所も無いではないが,近衛秀麿と異なり関係者が数多く存命中でもあり,止むを得ないところもあるのだろう.いや,円谷一とテレビ,円谷一と特撮,円谷一と円谷英二・円谷プロに関してこれだけよく書き込まれているのだから,著者の労苦を了とする.いい本である.円谷プロの歴史を知る上で,今後必須の文献のひとつとされることは間違いない.

ベートーヴェン/交響曲第7番

ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調作品92@ペーター・マーク/パドヴァ・ベネト管絃楽団(アーツ:447245-2

のだめ効果で急上昇!ベートーベン交響曲第7番

 『のだめカンタービレ』は途中まで,学生から借りて読んでいたけど,自分で買うほどでも無かったので貸してくれた学生がこの3月に卒業した後は読んでない(^^;).何時の間にやらテレビドラマ(アニメじゃない!)にまでなってしまって,スゴイですね(見てないけど).おまけに使われている楽曲までが大ヒットですと.それもベートーヴェンの7番というのだから恐るべしテレビの力(^^;).

 ペーター・マークはスイスの名指揮者.派手さが無いのでスター扱いはされなかったが,誠実で折り目正しい音楽を造形することで信頼されていた指揮者である.訃報がシノーポリとほとんど同時に伝えられたため,専門誌でも扱いが小さくなってしまったのは惜しまれた.古典派から初期ロマン派が得意なレパートリーで,晩年に録音したモーツァルト,ベートーヴェン,メンデルスゾーンなどが支持されている.
 このベートーヴェンも,豪華絢爛からは縁遠いが,堅実ななかにも何やら軽味が感じられる,渋目の演奏に仕上がっている.

日常(2006年11月12日)

 お休みの日.寝過ごしたので,取り敢えず食料調達.ついでに住所録ソフトを探しに行くが,この時期は年賀状作成ソフト込みのものばかり.そもそも住所録ソフトって,そんなものなのかしらん? いろいろ店頭に並んでいたけど,何となく眞鍋かをりに誘われて(^^;)「筆まめ」を購入する.前のパソコンから住所録サルベージするのも面倒なので,今年もらった年賀状で全部打ち直すわ.

 【京都新聞電子版: 米大統領の長寿記録更新 フォード氏、93歳121日】長寿がおめでたいこともさることながら,この記事に出て来るコメントのセンスのいいことと言ったら! 


「家族と友人の愛に比べれば、人生の長さは重要ではない」
一度でいいから,こんな素敵な言葉を吐いてみたいものです(^^;).

2006/11/11

シベリウス/交響曲第1番

シベリウス/交響曲第1番ホ短調作品39@シクステン・エールリンク/ストックホルム・フィル(フィンランディア:3984-22713-2)

 世界最初のシベリウス/交響曲全集の1曲.元はスウェーデンのメトロノーム・レコードというレコード会社による録音らしい.1952年から53年の録音なので,まだシベリウスが健在なときのものということにもなる.
 エールリンク(1918-)は「北欧のカラヤン」などとも言われる名指揮者.カミラ・ヴィックスの伝説的なシベリウスのヴァイオリン協奏曲の録音でオケ伴を付けている指揮者でもある.生憎,僕はシベリウスのヴァイオリン協奏曲が苦手なので,この録音も聴いたことはないのだが.
 この第1番は,古い録音(カヤヌスとかアンソニー・コリンズとか)で聴くと結構豪快に演奏されているのだが,エールリンクのこれも例外ではない(^^;).案外にイケイケな演奏である.

日常(2006年11月11日)

 お休みの日.定期通院と食料調達以外は自宅で読書など.主治医が何処でもぎってきたのか,柿を沢山くれた.実は柿あまり好きじゃないんですけど(^^;),ありがたく頂戴する.出勤するとき持参しよう.

 某SNSで見た【南山誠林~命名君&新姓名判断~】にチャレンジ(^o^)/

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2006/11/10

日常(2006年11月10日)

 お仕事の日.上手く捌ききれずに,使いたくなかった非常手段を使う(^^;).

 毎日新聞【自殺予告:大人によるいたずらの可能性?石原知事が見解】【自殺予告:安部首相「君たちは決して一人ではない」】失礼ながら,安倍晋三総理がまともな感覚の持ち主に思えたのは初めてかも(^^;)? それほど東京都知事の独善は際立っているということだろう.都立図書館の件といい,斯様な方を知事に選んでいるのは東京都民であることを忘れてはいけない.
 まずは「いじめ」などというある種曖昧な表現は止めて「傷害」「名誉毀損」などと実態を反映させた名称で呼ぶところから始めなきゃいけない.いま現在,学校で行われている一連の行為については.
 ただ,読売新聞【「いじめ自殺」予告の匿名手紙、文科相あてにまた4通】 


ほかの1通には、教師の名前などが書かれていたため、同省は、これをもとに差出人を突き止め、教育委員会などに適切な対応をとるよう依頼した。また10日は、ほかにも、伊吹文科相あてに悩みを打ち明ける匿名の手紙1通が届いたが、同省はこれについても文面から差出人を特定し、関係機関に連絡した。
正直なところ,ここまできてしまうと,こりゃ誰かの言っていた「水戸黄門的世界観」なるものが蔓延ることを心配しなければならなくなるかもしれない.徳川光圀ならぬ伊吹文明あるいは文部科学省の「葵の御紋」の威光にすがらなければ解決しない,というのもどうしたものか,と考えちゃうのは僕だけですかそうですか.

リヒャルト・シュトラウス/英雄の生涯

リヒャルト・シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」作品40@フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団(BMG:BVCC-1009)

 カラヤンのような絢爛豪華とはまた違った,剛毅な「英雄の生涯」.色気は楽譜を音にすれば醸し出されるものなんだ,といわんばかり(^^;).

2006/11/09

日常(2006年11月9日)

 お仕事の日.ゴタゴタゴタゴタ.

 神戸新聞【私大の半数が定員割れ 郡部はより深刻 兵庫県内】【都市への集中止まらず 短大では募集停止相次ぐ】他山の石,と言いたいところですが,他人事とも言っていられない,というのが本音かな.

 今日は寝ますm(_)m

アイヴズ/交響曲第2番

アイヴズ/交響曲第2番@ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管絃楽団(BMG:BVCC-38301

 フィラデルフィアの豊穣な絃セクションを存分に生かして,オーマンディが古き良きニュー・イングランドの情景を回顧的に描き出しているような演奏.とにかく,分厚い絃の響きが秋の日差しに,これほど相応しく聴こえる演奏もそうはないような気がします.

2006/11/08

日常(2006年11月8日)

 お仕事の日.ネットが使える環境なら出来る仕事を時間切れで持ち帰る.

 河北新報【仙台市広瀬図書館 指定管理者制導入へ 08年度から】導入そのものはともかく,


図書館には映像ソフト貸し出しや資料コピーによる収入があり、7館合わせた年間収入は391万円(04年度)。これに対し、支出総額は13億7000万円に上る。経費は市が支出しており、支出削減が課題になっている。
とは,相変わらずこの記事の元ネタを提供した仙台市役所の人間も,取材して記事にした河北新報の記者も相変わらずの不勉強ぶり.図書館法第17条を読んだことが無いことが明々白々という奴ですね(^^;).双方とも,顔を洗って出直してきてください.こんな役所とこんな新聞社が幅を利かせているような街の指定管理者に応募しても,意識的な公共図書館の経営が上手くいくとは思えませんからね.

プロコフィエフ/ロミオとジュリエット

プロコフィエフ/バレエ音楽「ロミオとジュリエット」作品64@ヴァレリー・ゲルギエフ/サンクト・ペテルブルク・キーロフ管絃楽団(フィリップス:PHCP-9515/9516

 SoftBankの「スパイは出て行け」CMで使われている音楽が,この「ロミオとジュリエット」の〈騎士たちの踊り〉(13番)という曲.何処かで聴いたことがあるのに思い出せない~,と悩んでいたところ,【yurikamomeの妄想的音楽鑑賞とお天気写真】でご教示いただき(yurikamome122さん感謝!),ウチにもCDがあったはずと引っ張り出したのがこれ.最近はプロコフィエフの音楽もご無沙汰だったので思い出せなかったのか,はたまた記憶力そのものが落ちているのか(>_<).
 ぼぉーっとした頭で聴いていると,突然「古典交響曲」の第3楽章がそのままそっくり登場(18番〈ガヴォット〉)して吃驚する(^^;)(楽譜は改作されている由).この作品はプロコフィエフがスターリン政権下のソ連に帰国した後の1935年に作曲されているそうだが,革命前に作曲した旧作を転用するあたり,いったいどういうつもりだったのやら.全体的に帰国前のプロコフィエフらしい皮肉や諧謔趣味が後退していて,帰国後に全面展開された平明で叙情的な雰囲気の音楽である.ところどころ「プロコフィエフ化」されている箇所も少なくないように聴こえるが(^^;).

2006/11/07

日常(2006年11月7日)

 お仕事の日.お昼頃から猛烈な風雨.新装成ったばかりの勤務先の出入口から雨水が吹き込む始末(>_<).

 中国新聞【中国新聞 カープ情報 黒田、残留を表明 FA宣言せず】【中国新聞 カープ情報 カープで優勝を 黒田、チームへ熱い思い】よしっ(^^;)! その意気や「壮」である.

 毎日新聞【オリックス:谷と巨人の2選手との交換トレードが成立】,読売新聞【オリックス・谷、巨人移籍へ…鴨志田・長田とトレード】翻ってこちらはどうか.正直,昨日発表された仁志のトレードといい,ジャイアンツは知らず,これらのトレードに応じた各球団の見識を,いささか疑問に思うところなしとしない.不良債権化しかかっているベテランがいるところに仁志を獲ったベイスターズ,ほとんど唯一の全国区選手を放出してまで使い物にならない投手と内野手を獲ったオリックス.ジャイアンツの商売上手ぶりばかりが目を引く結果に終わらなければいいが.

 話は変わりますが,今日放送されたNHK総合テレビのローカルニュースで,特集に矢祭町の図書館が取り上げられていました.昨日の段階で寄贈冊数は25万冊(!)を超えたそうですよ\(^o^)/ 僕はこの状況もまた,『市民の図書館』に始まる公共図書館運動がこの国の公共図書館を廻る社会にもたらした,ひとつの実りだと思うのですが,そうは思えない理由って何処にあるんでしょうか?
 矢祭町の図書館構築法を批判している方々(就中「専門職」を標榜しているヒト)の言葉は,いったい誰に届いているんでしょうね.

ショスタコーヴィチ/交響曲第14番

ショスタコーヴィチ/交響曲第14番作品135@ベンジャミン・ブリテン/イギリス室内管絃楽団(BBC:BBCB 8013-2)

 毎日新聞【自殺予告:子供たちから同情や憤りなどさまざまな声】今朝からこのニュースがメディアをにぎわせてます.こんな話を読むと,この作品でもガンガンかけなければやってられない,そんな気持ちに陥ります.
 虚無の向こうには「人生」などありはしないのです.

「素案」公開されていました

 【Copy & Copyright Diary - 図書館の自由委員会の2つの文書】経由で,日本図書館協会図書館の自由委員会がこちら↓の文書を一昨日(11月5日)付けでウェブサイトにて公開したことがわかりました.

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2006/11/06

日常(2006年11月6日)

 お仕事の日.カラダは暇だけど,頭の中はいろいろ廻っている,そんな一日.

 読売新聞【巨人・仁志が横浜へ移籍、小田嶋と交換トレード】これはどちらがお得なトレードかな(^^;)? カナロコ(神奈川新聞)ベイスターズフィーバーでは,ベイスターズフロントに対してやっぱり非難囂囂のようで,案の定というところ.何しろ,どう見てもジャイアンツが「厄介払い」をしたようにしか思えないんだものね.

レーガー/クラリネット五重奏曲

レーガー/クラリネット五重奏曲イ長調作品146@ザビーネ・マイヤー&ヴィーン絃楽六重奏団員(EMI:5 55602 2)

 とんでもない多作家だったマックス・レーガー(1873-1916)の,最後の作品番号が付されている作品がこのクラリネット五重奏.レーガーのどこへ連れて行かれるかわからない晦渋な音楽はここでも健在だが,この作品では表現主義的に濃厚な表情に加えて,何処か平易で軽妙洒脱な抒情が顔をのぞかせている.

2006/11/05

日常(2006年11月5日)

 昨日は休日出勤で入試の手伝い.帰宅後は酒飲みながら「怪奇大作戦」視聴の続きと読書.
 今日はお休みの日.午前中は洗濯.大学駅伝と天皇杯サッカーの中継を見たあと外出し食料調達.夜は「怪奇大作戦」最後の2話を見る.

 このところ時々更新に穴が開くのは,インプットが不足気味だからアウトプットも減っているとご理解ください(^^;).今月は意識的に読書の時間を作ろうと思ってます.

ブラームス/交響曲第4番

ブラームス/交響曲第4番ホ短調作品98@ヨゼフ・カイルベルト/ハンブルク国立管絃楽団(テルデック:WPCS-6050)

 カイルベルト(1908-1968)の残した交響曲録音でも1,2を争う名演ではないかと思う.質実剛健を音にしたような,生一本なブラームスである.もっとも,鋼鉄のような冷たい厳しさではなく,木目のような暖かさも兼ね備えた厳しい造形,と形容すべきもの.音楽に表情がある.

専門職の「言葉」

 【元検弁護士のつぶやき】にて,しばしば医療関係者とそれ以外の業種(法曹関係者を含む)の方々による,医療事故をめぐる非常に難解なやりとりが交わされているのを見て,ブックマーク「専門家と非専門家の間におけるコミュニケーション・ブレイクダウンは公共図書館業界に限らず深刻である,と言うことか.」と絶望的なコメントを書いたわけですが.

 更に今度は【医学都市伝説: 奈良・転送拒否問題について】にてwebmaster氏が最後に付けたコメントにあった「素人の世界に通じる説明が出来ないプロは、所詮現実的には素人を越えることは出来ないはず。」という言葉に同意しつつも,自分のいる業界のことを省みて,すっかり考え込んでしまいました.

 図書館業界は,素人に説明できるような「言葉」を持っていますか? 例えば,素人に優しいことを書いているblogが,こと業界のことになると身内褒めになったり,業界団体の肩を持ったりすることがありませんか(^^;).団体の不思議な行為を「前例が無いから今回もOK」と免罪しているようなblogは,実際には素人の方を向いているとは言い難いと思います.その言葉は,結局は業界の内側の政治的な論理で動いていると思って差し支えないでしょう.
 そのような「言葉」は,業界を内側から蝕み最後にはシロアリに食い尽くされた建物の如く業界が倒壊する,その原因になりかねない危うさを秘めていると思いますね.


 と,まあエラそうなことを書いてますが何,実は明日以降の演習で如何にわかりやすく目録法の話をするか,学生に目録法の言葉を理解させるか,毎年のことながら頭を悩ませているんですよ(-_-;).「記入」だの「記述」だの,一般的な口語における語句の用法と異なる意味を含む言葉の使い方には,ほとほと苦労させられます.
 明日は「記述」の話をする予定です.

モーツァルトが特別な訳じゃない

 毎日新聞【クラシックブームを考える=梅津時比古(学芸部)-記者の目

 梅津さんは現在,毎日新聞きってのクラシック通として知られる記者.なるほど,W.A.モーツァルトの作品は狭い音域を忙しなく動き回る音形がよく聴かれるので,初めてその音楽を聴いたひとが,どれを聴いても「同じ」ように聴こえるのは止むを得ないかと(^^;).斯く言う僕も,時々クラリネット五重奏曲イ長調K.581とクラリネット協奏曲イ長調K.622の冒頭の区別が付かなくなるときがあります.

 ただですね,


モーツァルト生誕250年を機に、気軽にクラシックを聴けるCDがヒットしたのは歓迎だが、どれも同じように感じられるとしたら、ちょっと待てよと言いたくなる。
というのは,何もモーツァルトに限った話ではないのでは,と思うのですよ.僕の長女はメトロノームのファンですが,僕にはメトロノームと他のヴィジュアル系バンドの楽曲の区別は,恐らく付きません(^^;).ジャニーズ事務所に所属するタレントの楽曲も,どれが誰の曲なのか,区別が付いてない(ひょっとするとSMAPとそれ以外,程度ならわかるかもしれませんが)と思うし.正直,僕には大塚愛玉置成実の曲の区別が付くかどうかも怪しいです.
 そう言えばその昔,昭和59年ごろには松本伊代早見優の区別が付かないおぢさんが沢山いる,とあるマンガ雑誌のゴシップ欄にありましたっけ.

 話がアヤシゲな方に脱線しそうなので元に戻しますと,中学から高校にかけて「クラシックは何を聞いても同じに聞こえる」ってのはアイドル歌謡に熱中していた同年代の,聴く音楽の中心をクラシックに据えていた僕に対する常套句でした(^^;).僕らのアマデウスだけが特別な訳じゃないんですよ.ましてや,いま流行らしい“さわり”だけを集めたCDでモーツァルトがわかったような気になっている方々には,モーツァルトとシェーンベルクの違いがわかるかどうかだって怪しいかもしれませんよ.

 あまり湯気を立てて怒るような話じゃないように思えますが如何?

2006/11/03

日常(2006年11月3日)

 お休みの日.昨日の肉体労働のためか,左足の太腿裏が痛くて1日静養.食料調達以外は,賢弟が贈ってくれた「怪奇大作戦」を見て過ごす.

2006/11/02

依らしむ可し,知らしむ可からず

 MIZUKIさんの記事【日々記―へっぽこライブラリアンの日常―: 図書館における実名報道紙誌原則公開方針(from 日図協)】で知りましたが(トラックバックありがとうございます),昨日僕がちょっと触れた日本図書館協会が1997年に出した見解を撤回する話は朝日新聞が昨日の夕刊一面トップに載せるほど詳細な記事を書いていたのですね(朝日新聞【少年犯罪の実名報道紙・誌 図書館協会「原則公開」へ】).実は当方,朝日新聞を日刊紙はおろかasahi.comも現在は思うところあってほとんど読まないので,昨晩の段階では全くこの記事を知らず,当blogを更新した次第です.MIZUKIさんの記事を受け,あわてて(^^;)勤務先に届いた今朝の朝日新聞(当地域は朝刊のみ)を見たら二面だったか三面だったかにこの記事確かにありました.

 で,朝日の記事を一読して僕が思ったところは,MIZUKIさんとdoraさん【DORAの図書館日報: あー、あー、本日は晴天なり、聞こえてますか....】が既に書いておられるので,当座の思いはお二方に譲り,細かい話は「図書館雑誌」待ちということにします.
 ところで,念のため昨日配信されたJLAメールマガジンを確認したのですが,やっぱりこの話には一言も触れてなかったですね.日図協のサイトに「プレスリリース」などというシャレたものは存在しませんし(^^;).朝日新聞には「図書館の自由委員会はこの問題を約1年間、検討してきた。」とありましたが,「この問題」「検討」されていたこと自体,日図協のヒラ会員に周知されていたのでしたっけ(「ニューズレター図書館の自由」ではダメです.年会費しか納めていないヒラ会員に送付されている媒体ではありませんので)? このヒラ会員軽視もはなはだしい「依らしむ可し,知らしむ可からず」体質が改善されない限り,「図書館司書なら見返りを望まずに会員になるべき」と古参会員に説かれたところで,日図協に入会を希望する若いひとはいないだろうなあ,と思うのですけどねえ(sigh).

 それとも,マスコミを使って選手を操縦する野村克也の向こうを張って「今回はマスコミを通じてヒラ会員に周知を図った」とでも言われるのかなあ(^^;)?

モーツァルト/ピアノ協奏曲K.467

モーツァルト/ピアノ協奏曲ハ長調K.467(21番)@ロベール・カサドシュ&ジョージ・セル/クリーヴランド管絃楽団(SONY:SM3K 46 519)

 ロベール・カサドシュ(1899-1972)はワルター・ギーゼキングと並ぶ新古典主義世代の名ピアニスト.ラヴェルと親交があり,飾らず抑制の効いたラヴェルやモーツァルトの演奏で知られたそうだが,この録音でのカサドシュのモーツァルト演奏は,セルの遙か後塵を拝しているような気がする(^^;).クリーヴランドの音に比べてカサドシュの音が濁っているように聴こえるのは,僕の耳が悪いのかしらん?

2006/11/01

シューベルト/ピアノ三重奏曲第1番

シューベルト/ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898@ジョス・ファン・インマゼール,ヴェラ・ベス&アンナー・ビルスマ(SONY:SRCR1772)

 シューベルトの作品は,その早すぎる晩年に向かうにつれて「長大さ」を感じさせる作品が増えていくが,このピアノ三重奏もそのひとつ.全編これ「うたごころ」に満たされた傑作である.
 これは古楽派の三人による録音.響きの芳醇さには欠けるが,きびきびした音楽の運びが「音楽する喜び」を如実に感じさせる好演である.

日常(2006年11月1日)

 お仕事の日.今日から11月,やっとこさ勤務先のサイトのリニューアル公開にこぎつける.直接,僕が手を入れているわけじゃないけど,何とかXOOPSで構築したサイトを公けにいたしましたことです.

 毎日新聞【訃報:白川静さん96歳=漢字研究の第一人者、中国文学者

 読売新聞【少年容疑者の顔写真掲載、閲覧を制限せず…図書館協会】本日時間切れにつき,後日改めてこのことについてはまとめますが,要するに1997年7月4日付けで出した「『フォーカス』(1997.7.9号)の少年法第61条に係わる記事の取り扱いについて(見解)」を撤回するということですね.事の是非はこのことが掲載されるであろう「図書館雑誌」当該号などを含めて考察するとして,今は一般の会員に議論の詳細を知らせることなく新聞報道が先行したことに疑義を唱えておきます.

増永良文先生の最終講義および退官記念パーティのお知らせ

 同窓生関係ネタですが,図書館情報大学で教鞭をとっておられた増永良文先生がこのほど退官されるそうで,退官記念の講義とパーティが来年2月に行われます.増永研究室で卒業研究をしていた方にお知り合いがいらっしゃいましたら,ご連絡をしていただけますと幸いです.

 詳しいことは社団法人茗渓会支部図書館情報学橘会サイト内掲載の【増永良文先生の最終講義および退官記念パーティ】をご覧ください.よろしくお願いします.

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