マーラー/交響曲第6番
マーラー/交響曲第6番イ短調@クリストフ・フォン・ドホナーニ@クリーヴランド管絃楽団(デッカ:436 240-2)
レーベルの都合で挫折してしまったドホナーニのマーラー全集は,本当に惜しいことをしたものである.この6番でもそうだが,録音も含めてドホナーニの演奏はモダニズムの極北に位置する怜悧と玲瓏を兼ね合わせ持つ素晴らしいものだったから.リッカルド・シャイーは同じ会社でマーラー全集を完成させたが,ウェットでビロードのようなシャイーの対極にあるドホナーニの録音もデッカは完成して欲しかった(sigh).
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